【開催報告】「障害者雇用の専門家に直接相談ができる勉強会」を実施
~障害者雇用の課題解決に向けた情報発信を継続的に実施。次回は9月24日に無料オンラインセミナーを予定~
株式会社エス・エム・エス(本社:東京都港区、代表取締役社長:髙畑正樹、東証プライム、以下「当社」)の運営する「かべなし」法人向け障害者雇用支援サービスは、企業の障害者雇用関係者を対象とした「障害者雇用の専門家に直接相談ができる勉強会&懇親会」を2026年7月30日(木)に開催しました。
当日は当社が2018年から運営する障害者雇用組織「シェアードサービスグループ(精神・発達障害のある方が9割を占める約90名規模組織)」の立ち上げから定着までの実務を公開し、障害者雇用に取り組む12社が参加しました。
当社は継続的に障害者雇用に関する勉強会・セミナーを実施しており、次回は「現場の巻き込みと適材適所を実現する障害者雇用の業務設計」をテーマに、無料オンラインセミナーを2026年9月24日(木)に開催します。

■「障害者雇用の専門家に直接相談ができる勉強会&懇親会」開催レポート
2026年7月、民間企業の障害者法定雇用率が2.5%から2.7%へ引き上げられ、現場での障害者雇用に関する体制・今後の方針の見直しを必要とする企業が増加しています。こうした背景を受け実施した本勉強会には、障害者雇用に取り組む企業12社が参加しました。
【当日のプログラム】
・第1部 事例紹介
当社の障害者雇用組織「シェアードサービスグループ」を運営し、集合配置・部署配置それぞれの直接雇用により法定雇用率を達成しながら事業に貢献する当社の取り組みを紹介しました。採用から定着、活躍推進、組織運営に関するリアルなノウハウを共有しました。
・第2部 登壇者によるクロストーク&質疑応答
当事者・支援者・企業担当者それぞれの立場から、現場で起きていること、うまくいったこと、失敗から学んだことを率直に語り合い、現場のリアルな運用実態や失敗談を交えた議論を行いました。
・第3部 懇親会・個別の課題相談
参加企業同士や当社の障害者雇用担当者との交流を実施し、具体的な実務課題について意見交換が行われました。参加者の障害者雇用担当歴は1年未満から5年以上まで幅があり、雇用を再開したばかりの企業から、体制の見直し段階にある企業まで、状況の異なる担当者が意見を交換しました。
開催後のアンケートでは、参加12社のうち回答した9社すべてが開催内容に「非常に満足」「やや満足」と回答しています。
当社は、自社の障害者雇用組織「シェアードサービスグループ」での障害者雇用推進に留まらず、同組織の立ち上げから運用の過程で培った実践的な知見を、「かべなし」法人向け障害者雇用支援サービスにより障害者雇用に取り組む企業に共有していきます。「かべなし」は一連の事業活動を通じて「障害によって生きづらさを抱えている人たちのウェルビーイング向上」に貢献していきます。
【参加企業の声】
当社からの後日ヒアリング時に、参加企業様よりいただいたコメントを紹介します。
・製造業(従業員数:連結1万人規模)
ご紹介いただいたリアルなお話は非常に参考になり、今後雇用実践に取り組むうえで大変多くの示唆を貰った。また、「かべなし」サービスについても御社ならではのノウハウが詰まった内容だと想像をしており、改めて詳しくお話を伺う機会が欲しいと思っている。
当社はようやく具体的な業務切り出しができそうだという、入り口でまだこれからの状態なので、今後も同じような機会があれば積極的に参加したい。
・建物等維持管理業(従業員数:1,000人規模)
エス・エム・エスでは障害のある方にとって多くの選択肢があることが勉強になった。
何よりも障害のない方と障害のある方の「かべ」を無くし、本当の意味での多様性を受け入れて、皆が健やかに過ごせる社会を目指していこうという考え方に共感もしており、当社としても目指していきたいと思っている。
【株式会社エス・エム・エス シェアードサービスグループ 責任者 佐々木 一哉 コメント】
障害者雇用に取り組む企業の多くが、定着や業務切り出しに壁を感じています。当社自身も同じ壁に何度もぶつかってきたからこそ、試行錯誤を経て辿り着いた「自己理解度や適性を重視した採用」や「現場を孤立させない組織づくり」を広くお伝えしたいと考えています。
今回の勉強会は、私たちにとってもまさにそういった企業様の困りごとを肌で感じ、ナレッジが必要とされていることを確信する場となりました。セッションや懇親会を通じて、「店舗や集合配置の場合、どう切り出すべきか」「農園型から自社雇用へどう移行するか」など、熱量のこもった具体的なご相談が数多く寄せられました。率直な悩みを共有し、共に考えてくださった参加企業の皆様には深く感謝しております。
適切な業務設計というアプローチさえ整えば、障害者雇用は組織の生産性を引き上げる大きな力に変わります。社会全体でこの課題を乗り越えていくためにも、一社で抱え込まず、当社の提供する自社組織での運営ノウハウや「かべなし」サービスを活用して、自走体制への一歩を踏み出していただきたいです。
■次回のセミナーについて
「かべなし」法人向け障害者雇用支援サービスでは、各社での障害者雇用推進における課題解決を目的とし、障害者雇用に関する情報提供セミナーをオフライン/オンライン問わず定期的に開催しています。勉強会当日、業務切り出しの進め方や現場での受け入れ体制に関する相談が集中したことを受け、次回は「現場の巻き込みと適材適所を実現する障害者雇用の業務設計」をテーマとした無料オンラインセミナーを2026年9月24日(木)に開催します。
・名称:現場の巻き込みと適材適所を実現する障害者雇用の業務設計
~全社理解の壁を乗り越え、持続可能な雇用体制をつくる~
・日時:2026年9月24日(木)12:00-13:00
・会場:オンラインにて実施
・対象:企業の人事担当者、障害者雇用担当者、経営層
・参加費用:無料(事前登録制)
・申込方法:下記URLの申込フォームよりお申し込みください。
・詳細URL:https://hr.kabe-nashi.jp/seminar/006.html
※本セミナーは、企業で障害者雇用に携わる担当者向けの実務ノウハウ・事例を共有する内容となります。お申し込み内容を確認の上、対象外と判断させていただいた場合は、事務局よりキャンセルのご連絡を差し上げる場合がございます。あらかじめご了承ください。
【次回セミナーの講演内容】
障害者雇用のご担当者様から伺う「障害のある方に任せられる業務が、社内に見当たらない」というお悩みは、私たちが最も多くいただくものです。
しかし実際に詳しくお話を聞いていくと、業務そのものが本当にないというよりも、業務を切り出す"手前"でつまずいているケースが大半です。「この業務は複雑だから任せるのは難しいのでは」「体調に配慮するとフルタイムは厳しいのでは」「特別扱いになって他の社員の理解が得られないのでは」など、一見現実的に見えるこれらの懸念の多くは、障害名や見た目だけで判断してしまう「無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)」から生まれています。
今回のセミナーでは、業務切り出しの"入り口"でつまずかないために、現場でそのまま使える考え方と進め方を3つのステップでお伝えします。
・セミナーでわかること
-切り出しを止めてしまう「思い込み」の正体(障害への偏見・誤解の言語化)
-受け入れ部署・現場社員の理解を得ながら社内に広げていく進め方
-思い込みを乗り越え、業務切り出しに成功した企業のリアルな事例
・こんな方におすすめです
-そもそも業務切り出しの方法がわからない
-障害のある方に任せるべき業務が社内に見当たらない
-採用に成功したものの、受け入れ部署探しに苦慮している
・登壇者
株式会社エス・エム・エス
ウェルビーイング支援事業本部 障害者福祉支援部 マーケティンググループ 他(兼務) 光武 克
フリーの予備校講師、障害者雇用に特化した組織コンサルタント、株式会社Speeeの人事を経て、現在は株式会社エス・エム・エスに所属。障害者雇用を軸とした人的資本経営のコンサルティングに従事。個人活動としてYouTubeチャンネル「ポンコツニュース」(登録者数7.6万人)を運営し、精神・発達障害に関する情報を多角的に発信。2017年には発達障害のある方のためのバー「The BRATs」をオープンし、現在もコミュニティの場を提供し続けている。
【「かべなし」法人向け障害者雇用支援サービスについて】
障害者雇用に取り組む企業に対し、各企業の抱える課題をヒアリングから実装まで支援します。コンサルティング・研修・採用・定着支援等、障害者雇用を取り巻く課題に対するソリューションを一気通貫で提供します。
【障害福祉領域を支援する「かべなし」について】
「かべなし」は、「障害によって生きづらさを抱えている人たちのウェルビーイング向上に貢献する」をミッションに掲げる、障害のある方・障害者雇用企業に加え、障害福祉事業者・障害福祉従事者も対象とした総合的な支援ブランドです。「かべなし」という名称は、障害は個人ではなく社会の側にあるとする「障害の社会モデル」の立場から「社会的障壁(かべ)をなくす」というコンセプトを事業活動の核とするものです。本サービスのほか、障害福祉事業者向けの「かべなしクラウド」などを展開しています。
求職者向けサイトURL:https://dei-go.com/
【株式会社エス・エム・エスについて】
2003年創業、2011年東証一部上場、2022年4月より東証の市場区分変更によりプライム市場へ移行。「高齢社会に適した情報インフラを構築することで人々の生活の質を向上し、社会に貢献し続ける」ことをミッションに掲げ、「高齢社会×情報」を切り口にしたサービスを開発・運営しています。
名称:株式会社エス・エム・エス
所在地:東京都港区芝公園2-11-1住友不動産芝公園タワー
代表者:代表取締役社長 髙畑正樹
会社設立:2003年4月
資本金:25億5,172万円(2026年3月31日現在)
従業員数:連結4,660人、単体3,214人(2026年3月31日現在)
事業内容:高齢社会に求められる領域を、医療・介護/障害福祉・ヘルスケア・シニアライフと捉え、価値提供先であるエンドユーザ・従事者・事業者をつなぐプラットフォームとしての情報インフラを構築し、サービスを展開
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