単独・無寄港・無補給 世界一周ヨットレース「Vendèe Globe」に挑戦する海洋冒険家・白石康次郎氏のセーリングウエアをサポート
株式会社ゴールドウイン(本社:東京都渋谷区/社長:西田明男/東証一部:コード番号8111)の「HELLY HANSEN(ヘリーハンセン/以下HH)」は単独・無寄港・無補給の世界一周ヨットレース「Vendèe Globe(ヴァンデ・グローブ)」に挑戦する海洋冒険家・白石康次郎氏のセーリングウエアをサポートします。
世界一周ヨットレース「Vendèe Globe」は2016年11月6日にフランス・ヴァンデをスタート。
たった一人で全長60フィートの外洋レース艇に乗り、地球一周を無寄港で駆け抜けるこの大会は、ソロレーサーの頂点といわれています。
4年前に行われた前回大会では20艇が出場し、完走は約半数の11艇。
極洋の氷山の間を航行したり、荒天が多い難所やホーン岬を回ったりと、26,000マイル、約80日間に及ぶ世界で最も孤独で過酷なヨットレースです。
8回目となる今大会、HHサポートアスリートの白石康次郎氏は、アジア人として初めて出場します。
当社は、白石氏が2006年にVELUX ファイブ・オーシャンズ単独世界一周ヨットレースで2位に入賞した際にもHHでウエアをサポートしました。
そして今回の「Vendée Globe」挑戦に向けて、さらに機能性をアップデートしたアイテムをオーダーメイドで開発しています。
セーリングスーツ、グローブ、船内収納用のバッグはもちろん、その他にもLifaベースレイヤーやフリース、タオルなど、世界一周に必要なアイテムを提供しています。
無寄港・無補給のため、スタート前の準備が肝心。
当社では白石氏とミーティングを繰り返し、HHチーム一丸となって開発に取り組み、白石康次郎氏をサポートします。
南氷洋向けワンピーススーツ(赤色)を着て舵を取る白石氏/PHOTO:Yoich Yabe
【代表的な供給ウエア】
■セーリングスーツ2着 <南氷洋向け(赤色)・赤道向け(青色)>
白石氏がセーリングスーツに求めることは安全性、防水性、快適性、そして短時間で着替えられること。
・ヘッドライトは前回のファイブ・オーシャンズの際のウエアから仕様を変更しました。
フードにベルトを取り付けず、じかに装着できるアダプターを頭頂部に取り付け、ライトの着脱のしやすさと安定感が増しました。
・ウエストベルトと転落防止用のハーネスを同時に締められる設計にしています。
ハーネス装着の時間を短縮するとともに、ウエストベルトを締めれば必ずハーネスを締める設計なのでハーネスの装着し忘れを防ぎ、安全性を確保します。
・手首はラテックス(ゴム)を使用し、袖口からの海水・雨の浸入を防ぎます。
・お尻や膝などのストレスポイントには、同じ重さで比較すれば鋼鉄の約5倍の強度があるアラミド繊維のケブラー生地を使用しています。
・フードとひざ部分にはネオプレーンを内側に施し、衝撃から守ります。
南氷洋向けワンピーススーツ(赤色)
・耐磨耗性に優れた生地(210デニール、4層、耐水圧:30,000mm、透湿性7,500g/平方メートル・24h(B-1法))を使用。
・風や雨・海水から顔を守るフェイスガードは脱着可能で、フェイスガード内側の口元には消臭・抗菌素材の「マキシフレッシュ」を使用したマスクを取り付け、長い航海での臭いのストレスを軽減させています。
赤道向けワンピーススーツ(青色)/PHOTO:Yoich Yabe
・耐磨耗性に優れた生地(50デニール、3層、耐水圧:20,000mm、透湿性:20,000g/平方メートル・24h(B-1法))を使用し、赤道付近の灼熱のコンディションにも対応します。
■グローブ
・中わた入り防水仕様の防寒グローブと、インナーグローブの上にかぶせる防水透湿素材を使用したオーバーグローブを開発。
・ワンピーススーツの上から着用することを考え、手首は太めで着用しやすく、面ファスナーで調整できる仕様になっています。
・摩擦が起き易い指先やヨットのシート(ロープ)で擦れる部分には補強生地を使用。
■バッグ(船内での備品収納用)
・定番の「HH Duffel Bag」の防水生地を使用し、レース艇「Sprit of yukoh」の船内の形状に合わせて企画。
・船内で固定する際に、荷重が分散するようにフックを複数つけ、内容物がわかるように透明のカードホルダーをつけました。
・大きく傾き、揺れる船内での耐久性と、船内で快適に物を出し入れできる自立性を追求しました。
・30リットル、50リットル、70リットル、90リットルの4サイズでカラーを分けています。
【応援グッズ】
白石氏を応援するTシャツとタオルを、全国のHELLY HANSENショップで11月上旬より発売します。
Tシャツ
アイテム名:S/S Kojiro Support Tee
素材:C/E天竺(綿63%、ポリエステル37%)
サイズ:S、M、L、XL(ユニセッマス)
価格:4,500円+税
白石氏の船艇に入るドットデザインをモチーフにしたサポートTシャツです。
背面には白石氏の座右の銘である「天如水!」の言葉を入れました。
渇きの早いコットンにポリエステルを混紡した素材を使用しています。
タオル
アイテム名:Kojiro Support Towel
素材:コットンパイル(綿100%)
サイズ:110×20cm
価格:2,200円+税
ヴァンデ・グローブの航路を記した世界地図をジャガード表現したサポートタオルです。
高い品質を誇る今治産のタオルを使用しています。
【参考資料】
■当社開発スタッフと白石氏のミーティングの様子。
株式会社ゴールドウインテクニカルセンター(富山県小矢部市)にて。
■白石康次郎(しらいしこうじろう)プロフィール
生年月日:1967年5月8日 東京生まれ鎌倉育ち
1994年、当時26歳で、ヨット〈スピリット オブ ユーコー〉で単独無寄港無補給世界一周の史上最年少記録(当時)を樹立。その他数々のヨットレースやアドベンチャーレースでも活躍した。
2006年、単独世界一周ヨットレース「ファイブ・オーシャンズ」クラスI(60フィート)に参戦し2位でゴール。
更に2008年、フランスの双胴船「ギターナ13」号にクルーとして乗船し、サンフランシスコ~横浜間の世界最速横断記録を更新した。
ヨットレーサーとしての活動以外にも、子供達と海や森で自然を学習する体験プログラム「リビエラ海洋塾」の開催や、「小学生のための世界自然遺産プロジェクト(ユネスコキッズ)」のプロジェクトリーダーを歴任。
また、児童養護施設への支援活動にも長年従事しており、2014、2015年と高校生たちと共にヨットを学び、逗子-伊豆大島間を1泊2日で往復航海するプログラム「大島チャレンジ!」を実現するなど、子供達に自然の尊さと「夢」の大切さを伝える活動に積極的に取り組んでいる。
■「Vendèe Globe(ヴァンデ・グローブ)」とは
単独無寄港無補給で世界一周を目指すヨットレースです。
大会は1989年から4年に一度開催し、今大会が第8回目となります。
レーススタートは、2016年11月6日にフランス・ヴァンデ県・『レ・サーブル・ドロンヌ』よりスタートし、約80日間(約2,000時間)をかけて単独無寄港無補給で世界一周をし、再びゴール地となる『レ・サーブル・ドロンヌ』目指すヨットのスピードレースです。
たった一人で全長60フィート(約18m)の外洋レース艇に乗り、南半球1周およそ2万6千マイル(約4万8000km)の航程を帆走します。
コースは、フランスの大西洋岸のヴァンデ県『レ・サーブル・ドロンヌ』の港を出発後、大西洋を南下、喜望峰を抜け、インド洋に出てオーストラリアのルーイン岬下を通り、オーストラリアとニュージーランドの南側を抜け、南太平洋を出て、南米大陸のホーン岬と南極大陸の間にあるドレーク海峡を抜け、再び大西洋に入り北上し、ゴール地の『レ・サーブル・ドロンヌ』を目指します。
白石氏はアジア人初のエントリー。
Vendèe Globe オフィシャルHP http://www.vendeeglobe.org/fr/
*「HELLY HANSEN (ヘリーハンセン)」WEBサイト http://www.goldwin.co.jp/hellyhansen/
たった一人で全長60フィートの外洋レース艇に乗り、地球一周を無寄港で駆け抜けるこの大会は、ソロレーサーの頂点といわれています。
4年前に行われた前回大会では20艇が出場し、完走は約半数の11艇。
極洋の氷山の間を航行したり、荒天が多い難所やホーン岬を回ったりと、26,000マイル、約80日間に及ぶ世界で最も孤独で過酷なヨットレースです。
8回目となる今大会、HHサポートアスリートの白石康次郎氏は、アジア人として初めて出場します。
当社は、白石氏が2006年にVELUX ファイブ・オーシャンズ単独世界一周ヨットレースで2位に入賞した際にもHHでウエアをサポートしました。
そして今回の「Vendée Globe」挑戦に向けて、さらに機能性をアップデートしたアイテムをオーダーメイドで開発しています。
セーリングスーツ、グローブ、船内収納用のバッグはもちろん、その他にもLifaベースレイヤーやフリース、タオルなど、世界一周に必要なアイテムを提供しています。
無寄港・無補給のため、スタート前の準備が肝心。
当社では白石氏とミーティングを繰り返し、HHチーム一丸となって開発に取り組み、白石康次郎氏をサポートします。
南氷洋向けワンピーススーツ(赤色)を着て舵を取る白石氏/PHOTO:Yoich Yabe
【代表的な供給ウエア】
■セーリングスーツ2着 <南氷洋向け(赤色)・赤道向け(青色)>
白石氏がセーリングスーツに求めることは安全性、防水性、快適性、そして短時間で着替えられること。
・ヘッドライトは前回のファイブ・オーシャンズの際のウエアから仕様を変更しました。
フードにベルトを取り付けず、じかに装着できるアダプターを頭頂部に取り付け、ライトの着脱のしやすさと安定感が増しました。
・ウエストベルトと転落防止用のハーネスを同時に締められる設計にしています。
ハーネス装着の時間を短縮するとともに、ウエストベルトを締めれば必ずハーネスを締める設計なのでハーネスの装着し忘れを防ぎ、安全性を確保します。
・手首はラテックス(ゴム)を使用し、袖口からの海水・雨の浸入を防ぎます。
・お尻や膝などのストレスポイントには、同じ重さで比較すれば鋼鉄の約5倍の強度があるアラミド繊維のケブラー生地を使用しています。
・フードとひざ部分にはネオプレーンを内側に施し、衝撃から守ります。
南氷洋向けワンピーススーツ(赤色)
・耐磨耗性に優れた生地(210デニール、4層、耐水圧:30,000mm、透湿性7,500g/平方メートル・24h(B-1法))を使用。
・風や雨・海水から顔を守るフェイスガードは脱着可能で、フェイスガード内側の口元には消臭・抗菌素材の「マキシフレッシュ」を使用したマスクを取り付け、長い航海での臭いのストレスを軽減させています。
赤道向けワンピーススーツ(青色)/PHOTO:Yoich Yabe
・耐磨耗性に優れた生地(50デニール、3層、耐水圧:20,000mm、透湿性:20,000g/平方メートル・24h(B-1法))を使用し、赤道付近の灼熱のコンディションにも対応します。
■グローブ
・中わた入り防水仕様の防寒グローブと、インナーグローブの上にかぶせる防水透湿素材を使用したオーバーグローブを開発。
・ワンピーススーツの上から着用することを考え、手首は太めで着用しやすく、面ファスナーで調整できる仕様になっています。
・摩擦が起き易い指先やヨットのシート(ロープ)で擦れる部分には補強生地を使用。
■バッグ(船内での備品収納用)
・定番の「HH Duffel Bag」の防水生地を使用し、レース艇「Sprit of yukoh」の船内の形状に合わせて企画。
・船内で固定する際に、荷重が分散するようにフックを複数つけ、内容物がわかるように透明のカードホルダーをつけました。
・大きく傾き、揺れる船内での耐久性と、船内で快適に物を出し入れできる自立性を追求しました。
・30リットル、50リットル、70リットル、90リットルの4サイズでカラーを分けています。
【応援グッズ】
白石氏を応援するTシャツとタオルを、全国のHELLY HANSENショップで11月上旬より発売します。
Tシャツ
アイテム名:S/S Kojiro Support Tee
素材:C/E天竺(綿63%、ポリエステル37%)
サイズ:S、M、L、XL(ユニセッマス)
価格:4,500円+税
白石氏の船艇に入るドットデザインをモチーフにしたサポートTシャツです。
背面には白石氏の座右の銘である「天如水!」の言葉を入れました。
渇きの早いコットンにポリエステルを混紡した素材を使用しています。
タオル
アイテム名:Kojiro Support Towel
素材:コットンパイル(綿100%)
サイズ:110×20cm
価格:2,200円+税
ヴァンデ・グローブの航路を記した世界地図をジャガード表現したサポートタオルです。
高い品質を誇る今治産のタオルを使用しています。
【参考資料】
■当社開発スタッフと白石氏のミーティングの様子。
株式会社ゴールドウインテクニカルセンター(富山県小矢部市)にて。
■白石康次郎(しらいしこうじろう)プロフィール
生年月日:1967年5月8日 東京生まれ鎌倉育ち
1994年、当時26歳で、ヨット〈スピリット オブ ユーコー〉で単独無寄港無補給世界一周の史上最年少記録(当時)を樹立。その他数々のヨットレースやアドベンチャーレースでも活躍した。
2006年、単独世界一周ヨットレース「ファイブ・オーシャンズ」クラスI(60フィート)に参戦し2位でゴール。
更に2008年、フランスの双胴船「ギターナ13」号にクルーとして乗船し、サンフランシスコ~横浜間の世界最速横断記録を更新した。
ヨットレーサーとしての活動以外にも、子供達と海や森で自然を学習する体験プログラム「リビエラ海洋塾」の開催や、「小学生のための世界自然遺産プロジェクト(ユネスコキッズ)」のプロジェクトリーダーを歴任。
また、児童養護施設への支援活動にも長年従事しており、2014、2015年と高校生たちと共にヨットを学び、逗子-伊豆大島間を1泊2日で往復航海するプログラム「大島チャレンジ!」を実現するなど、子供達に自然の尊さと「夢」の大切さを伝える活動に積極的に取り組んでいる。
■「Vendèe Globe(ヴァンデ・グローブ)」とは
単独無寄港無補給で世界一周を目指すヨットレースです。
大会は1989年から4年に一度開催し、今大会が第8回目となります。
レーススタートは、2016年11月6日にフランス・ヴァンデ県・『レ・サーブル・ドロンヌ』よりスタートし、約80日間(約2,000時間)をかけて単独無寄港無補給で世界一周をし、再びゴール地となる『レ・サーブル・ドロンヌ』目指すヨットのスピードレースです。
たった一人で全長60フィート(約18m)の外洋レース艇に乗り、南半球1周およそ2万6千マイル(約4万8000km)の航程を帆走します。
コースは、フランスの大西洋岸のヴァンデ県『レ・サーブル・ドロンヌ』の港を出発後、大西洋を南下、喜望峰を抜け、インド洋に出てオーストラリアのルーイン岬下を通り、オーストラリアとニュージーランドの南側を抜け、南太平洋を出て、南米大陸のホーン岬と南極大陸の間にあるドレーク海峡を抜け、再び大西洋に入り北上し、ゴール地の『レ・サーブル・ドロンヌ』を目指します。
白石氏はアジア人初のエントリー。
Vendèe Globe オフィシャルHP http://www.vendeeglobe.org/fr/
*「HELLY HANSEN (ヘリーハンセン)」WEBサイト http://www.goldwin.co.jp/hellyhansen/
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