極地探検家にしてノンフィクション作家が語る「結婚と冒険」とは?
6月29日(土)14時開演 大佛次郎賞受賞記念講演会
『極夜行』で第45回大佛次郎賞を受賞した角幡唯介氏は、チベットの奥地ツアンポー渓谷を単独探検した『空白の5マイル』や、雪男の捜索隊に加わった『雪男は向こうからやって来た』などのでも知られる探検家。
今この瞬間もグリーンランドの北極圏で犬ゾリ訓練の真っ最中なのですが、第45回大佛次郎賞受賞作の『極夜行』では、同じくグリーンランドの極夜(白夜の反対で太陽が昇らず、24時間ずっと暗闇)の中をたった一人、犬一匹だけを伴っての3カ月にわたる探検を描いています。
不思議なことに、この作品の冒頭は奥様の出産シーンから始まります。
そして舞台は北極圏へ。最初は月明かりを頼りに冒険を始めますが、やがて一日が全くの闇となる「極夜」を迎えます。孤独と闘い、飢えに苦しみ…人間が極限状態を迎えると何を感じるのか、何が見えてくるのかが、美化されることなく余すところなく書かれています。
最後まで読んだ方には、なぜこの作品が、出産シーンから始まったのかが分かるはずです。
そんな角幡氏が語る「結婚と冒険」とは?
この講演会で角幡氏の口から何が語られるか!?
【角幡唯介氏からのコメント】
結婚は選択ではなく事態である。過去のおのれのふるまいや言動が結婚という事態を引き起こし、人はその事態に呑みこまれて結婚する。私はそんな結婚観をもっているが、じつは結婚の事態性は冒険の現場における経験則と共通する。事態という概念をキーワードに人生の構造について考えます。
【開催日時】
2019年6月29日(土)14:00開演(13:30開場)
【会場】
横浜市開港記念会館(横浜市中区本町1-6)
【チケット】
800円(全席指定)
チケットぴあ(Pコード:642027) ~6/28まで販売
大佛次郎記念館窓口 ~6/27 16:00まで販売
※当日券は、残席がある場合のみ会場にて12:00より販売
※チケット提示で大佛次郎記念館で開催中の「大和和紀『ヨコハマ物語』×大佛次郎の横濱」展(開催中~2019.9/8(日))を1回ご観覧いただけます。
【主催】大佛次郎記念館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団) /朝日新聞社
【後援】横浜市中区
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