串木野国家石油備蓄基地操業会社が消防庁長官賞を受賞
~危険物施設の安全確保に多大な貢献~
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:細野 哲弘)が国から委託を受けて管理している串木野国家石油備蓄基地(鹿児島県いちき串木野市)の操業会社が、令和元年6月3日、総務省消防庁(以下、消防庁)より優良危険物関係事業所として消防庁長官賞を受賞しました。
JOGMECは、国家石油備蓄基地の操業を民間企業に委託しており、串木野国家石油備蓄基地については日本地下石油備蓄株式会社(串木野事業所)が操業を行っています。今般、消防庁主催「令和元年度危険物安全大会」において、同事業所が本年度の優良危険物関係事業所として消防庁長官表彰を受けました。
優良危険物関係事業所に対する消防庁長官賞は、自主的かつ積極的に危険物の安全管理推進に努めるとともに危険物の保安に関する行政の推進に協力し、国民生活の安全の保持に顕著な功績があった危険物関係事業所を消防庁長官が表彰するものです。
串木野事業所については、操業開始以来の無事故・無災害の継続、鹿児島県危険物安全協会会長表彰や全国危険物安全協会理事長表彰等の過去の功績評価が認められ、今回の受賞に至りました。
JOGMECは今後とも、基地操業会社との密な連携により国家石油備蓄基地の安全操業に向け尽力してまいります。
■ 参考
総務省報道資料PDF(「令和元年度危険物安全週間」の実施及び消防庁長官賞の表彰」)
https://www.fdma.go.jp/pressrelease/houdou/items/190527_kiho01.pdf
日本地下石油備蓄株式会社発表資料PDF(「優良危険物関係事業所表彰」の受賞について)
http://www.chikabi.co.jp/files/Topics_List/pdf_1_9636e77d98c1e429e902c4f1bb320203.pdf
■ 串木野国家石油備蓄基地の概要
串木野基地は平成6年5月に完成。地下岩盤内に空洞を設け、地下水圧等により貯蔵原油を封じ込める地下岩盤タンク方式が採用されています。この方式は土地の有効利用、環境保全、安全性、経済性等に優れています。令和元年6月末現在、約168万キロリットルの原油が保管されています。
http://www.jogmec.go.jp/about/domestic_007-10.html
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http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_08_000063.html?mid=pr_190606
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