がんとの共生社会を目指す「ネクストリボンプロジェクト」本格始動
ワールドキャンサーデーの2月4日にイベント開催!
出演者:向井亜紀、古村比呂、小西博之ほか/丸ビルホール(東京都千代田区丸の内2-4-1丸ビル7・8階)
株式会社朝日新聞社(代表取締役社長:渡辺雅隆)は、公益財団法人日本対がん協会とともに、がんへの意識啓発を目的に定められたワールドキャンサーデー(世界対がんデー)の2月4日(日)に、がんとの共生社会を目指す「ネクストリボンプロジェクト2018」(特別協賛:株式会社ポーラ)を東京都千代田区の丸ビルホールにて開催いたします。このプロジェクトは、朝日新聞社140周年ならびに、公益財団法人日本対がん協会60周年の記念事業です。
株式会社朝日新聞社(代表取締役社長:渡辺雅隆)は、公益財団法人日本対がん協会とともに、がんへの意識啓発を目的に定められたワールドキャンサーデー(世界対がんデー)の2月4日(日)に、がんとの共生社会を目指す「ネクストリボンプロジェクト2018」(特別協賛:株式会社ポーラ)を東京都千代田区の丸ビルホールにて開催いたします。このプロジェクトは、朝日新聞社140周年ならびに、公益財団法人日本対がん協会60周年の記念事業です。
現在日本では、2人に1人ががんにかかると言われます。また、がん患者の3人に1人は、20歳から64歳の就労可能年齢でがんにかかっています。一方、医療技術の進歩により、すべてのがんを平均した5年相対生存率は6割を超えました。今やがんは、「長くつきあう病」に変わりつつあるとも言えます。
〈※注:データ出所はリリース末尾参照〉
ところが、「がん=死(不治の病)」「がん=入院治療」というイメージは残り、様々な場面で問題が生じています。特に現役世代の患者にとって、治療と仕事の両立は大きな課題であり、雇用する企業にとっても、がんの早期発見や就労支援は重要なテーマです。政府も治療と仕事の両立支援を進める方針で、2016年末にはがん患者の雇用継続に配慮するよう、企業に努力義務を課すことを柱とした改正がん対策基本法が成立しました。法改正を受け、17年10月には、今後6年間の国のがん対策の指針となる第3期がん対策推進基本計画が閣議決定され、「がんとの共生」は、「予防」「医療の充実」と並ぶ柱の一つとされました。
朝日新聞社は、これらの背景も踏まえ、17年にがんとの共生社会づくりを目指した「ネクストリボンプロジェクト」をスタートしました。がんになっても、いきいきと活動できる社会、また、誰もががんを自分の問題として考え、早期発見に向けてがん検診を受けるのが当たり前になる社会の実現を目指します。
イベント概要【第1部:プレゼンイベント】 10時30分~11時45分(開場10時)
「がんについて語ろう」
がんを告知された人は、その時、何を思うのか。治療の選択肢は? 仕事や家族は? お金は?
今回、がんを乗り越えた方、また、がんを治療しながらも、前向きにそして自分らしく、「いま」を生きている方々をお迎えし、ご自身の経験、がんになって気づいたことや現在の思いなどを語っていただきます。
■西口洋平氏 (一般社団法人キャンサーペアレンツ代表理事)
「新たな夢への挑戦!35歳、ステージ4のがん告知から」
■松さや香氏 (フリーランス広報、文筆家) 「私、若年性乳がんでしたけど、・・・」
■向井亜紀氏 (タレント) 「未来のイメージを生きる力に」
■古村比呂氏 (俳優) 「あるがまま、がんと歩む 」
■小西博之氏 (俳優、タレント) 「生きてるだけで150点!」
【第2部:シンポジウム】 14時30分~17時(14時開場)
「がんとの共生社会を目指して」
~企業のがん対策最前線! 健康経営とダイバーシティー推進のために~
■基調講演(14:30-14:50)「がん検診あたり前!仕事とがん治療の両立を常識へ」
中川恵一氏 (東京大学医学部附属病院 放射線科准教授)
■講演(14:50-15:10)「新たな声のその先に~がん、そして働く喜び~」
村本高史氏(サッポロビール株式会社 経営戦略部 プランニング・ディレクター)
■鼎談(15:10-15:45)
「がん対策は経営戦略~健康経営とダイバーシティー推進の視点から~」
横手喜一氏 (株式会社ポーラ 代表取締役社長)
小林文彦氏 (伊藤忠商事株式会社 代表取締役専務執行役員 CAO)
*コーディネーター 竹下隆一郎 (ハフポスト日本版編集長)
■パネルディスカッション(16:00-17:00)
「がんとの共生社会を目指して」
向井亜紀氏 (タレント)
櫻井公恵氏 (株式会社櫻井謙二商店 代表取締役社長)
西口洋平氏 (一般社団法人キャンサーペアレンツ代表理事)
若尾文彦氏 (国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センター長)
*コーディネーター 上野創 (朝日新聞社 報道局映像報道部次長)
【お申し込み】公式サイト( http://www.asahi.com/nextribbon/ )から応募フォームに記入
参加費 :無料
締め切り:1月19日(金)必着
定員 :300名(応募多数の場合は、抽選となります)
開催1週間前までに、当選者にのみ参加証(当選はがき)を発送いたします。
【お問い合わせ】
ネクストリボンプロジェクト事務局 TEL:03-6869-9001 (平日10~17時)
主催:公益財団法人 日本対がん協会、株式会社朝日新聞社
後援:ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパン株式会社、厚生労働省、経済産業省
特別協賛:株式会社ポーラ
〈※注〉主ながん統計データの出所
■「2人に1人ががんにかかると言われます」
国立がん研究センター がん情報サービス
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html
上記サイトの「3.」の「5)がんに罹患する確率~累積罹患リスク」(2013年データ)
累積罹患リスクとは…ある年齢までにある病気に罹患する(その病気と診断される)おおよその確率。生涯でがんに罹患する確率は、男性62%(2人に1人)、女性46%(2人に1人)。
■「がん患者の3人に1人は、20歳から64歳の就労可能年齢でがんにかかっています」
下記厚労省資料の4ページ目:国立がん研究センターがん対策情報センターの統計
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000037517.pdf
■「すべてのがんを平均した5年相対生存率は6割を超えました」
地域がん登録に基づき国立がん研究センターがん対策情報センターが集計した「がんの5年生存率(全がん)の推移」
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/dl/index.html
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