日本財団18歳意識調査結果 第74回:「総理大臣交代」
-「女性首相だから不安」1.3%、「日本を変える期待」80%超す-
日本財団(東京都港区 会長 尾形武寿)は憲政史上、初の女性総理大臣となる高市早苗新首相が就任してからほぼ3週間となる11月7日から4日間、「総理大臣交代」をテーマに74回目の18歳意識調査を行い、新政権に対する印象や期待などを聞きました。
まず初の女性総理大臣誕生に対する印象。全体の約36%、特に女性は44%が「新たな期待を感じた」と回答。「日本社会の歴史的な前進を感じた」との答えも20%に上り、「女性だからこそ不安を感じた」は1.3%に留まっています。
自民党と公明党の連立政権解消に関しては、「どちらかといえば」も含め50%強が「日本の政治に良い影響を与える」とする一方で、日本維新の会との新たな連立については、やはり過半数が「今後の自身の生活に影響を与える」としているものの、全体の30%、特に女性は40%が「わからない」と答えています。
高市新首相に対する期待では「日本を良くする信念」が30%強でトップ。次いで「他国との関係構築力・国際感覚」、「クリーンさ」などが20%台で続き、今後、力を入れてほしいテーマとしては「経済・景気対策」が1位、「少子化・子育て支援」が2位。日本維新の会が連立入りの絶対条件とした「議員定数の削減」、「副首都構想の実現」は一桁台に留まっています。
このほか、新政権に対する調査時点の感想は「どちらかといえば」を含め「良い方向に変わった」が60%。「日本を変えてくれる」とする期待感も80%を超え、今後、政治の安定に必要なこととしては「高市新首相の指導力」、「野党の責任ある行動・発言」、「財源の裏付けのある政策提案」などが上位に並んでいます。
より詳細な結果とグラフを報告書に掲載しています。是非、ご参照ください。
第74回「総理大臣交代」質問項目
・初の女性総理大臣誕生に対する印象
・今回の政権交代に対する印象
・自民党と公明党の連立政権解消に対する印象
・自民党と日本維新の会の連立政権樹立に伴う自身の生活への影響
・高市総理へ期待するもの
・注力してほしいテーマ
・高市総理大臣就任後の政治に対する見方
・日本の変革に関する高市総理への期待感
・これからの日本で生きること
・政治を安定させるために必要なこと
・これからの日本が目指すべき国づくり
■調査対象・方法
第74回18歳意識調査「総理大臣交代」
調査対象:全国の17歳~19歳男女、計1,000名
実施期間:2025年11月7日(金)~11月10日(月)
調査手法:インターネット調査
調査結果の詳細は、報告書をご覧ください。
https://www.nippon-foundation.or.jp/who/news/information/2025/20251121-117828.html
【調査結果抜粋】
▼初の女性総理大臣誕生に対する印象

▼自民党と公明党の連立政権解消に対する印象

▼日本の変革に関する高市総理への期待感

■18歳意識調査とは
民法の改正に伴い2022年4月には成人年齢も18歳となり、次代を担う18歳の意識を知り、また記録することの重要性が高まっています。日本財団は、選挙権年齢の引下げをきっかけに、2018年10月より、18歳前後の若者の価値観、政治・選挙に対する態度、社会課題の理解などを継続的に調査してきました。過去の調査結果など、18歳意識調査の詳細は以下をご参照ください。
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/eighteen_survey
【日本財団とは】
痛みも、希望も、未来も、共に。
日本財団は1962年、日本最大規模の財団として創立以来、
人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、幅広い分野の活動をボートレースの売上金からの交付金を財源として推進しています。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
