中古ミシンをフィリピンへ、学生の活動に輸送協力
株式会社商船三井(社長:橋本 剛、本社:東京都港区)と株式会社商船三井さんふらわあ(社長:牛奥 博俊、本社:東京都千代田区)は、大分工業高等専門学校(以下、大分高専)の学生たちが修理した中古ミシン67台をフィリピンの4施設へ無償で輸送協力しました。
大分高専では、生活困窮者の女性が縫製を通じて生計を立てられるよう支援するため、学生が中古ミシンを集めて修理し、東南アジア諸国に寄贈する活動を続けています。(註1)今回の今回の寄贈はその一環です。


当社は、企業の成長と持続可能な社会を両立させるサステナブルアクション「BLUE ACTION MOL」を推進し、この言葉に社会貢献活動を推進する意思「for ALL」を込め、商船三井グループの社会貢献活動を「BLUE ACTION for ALL」と設定しています。本活動は、その中で「次世代人財育成」と「地域課題解決」にあたる取り組みです。
当社は、今後もグローバルな輸送ネットワークを活用し、事業で関わりのある地域の課題解決に積極的に取り組んでまいります。
(註1)大分高専では2003年から「足踏みミシンボランティア部」の学生らが中心となり、家庭で不要となった古いミシンを国内で集め、それを修理し、タイ・インド・インドネシア・マレーシア・フィリピン等に寄贈する活動を実施。累計で約483台を各地域に寄贈。2020年12月の第55回「社会貢献者表彰」を受賞している。
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