コクヨのリサーチ&デザインラボ「ヨコク研究所」 公式ウェブサイトを9月26日(月)にオープン
「自律協働社会」を探る鹿児島エリアのフィールドリサーチレポート公開
コクヨ株式会社(本社:大阪市/社長:黒田 英邦、以下:コクヨ)は、未来社会のオルタナティブを研究/実践するリサーチ&デザインラボ「ヨコク研究所」を発足し、同研究所の公式ウェブサイトを9月26日(月)にオープンします。
「ヨコク研究所」公式ウェブサイトURL https://yokoku.kokuyo.co.jp/
「ヨコク研究所」公式ウェブサイトURL https://yokoku.kokuyo.co.jp/
本サイトは、人やモノ、環境がフラットにつながることで社会をよりよくするための協働が生まれる「自律協働社会」の実現を目指す「ヨコク研究所」の設立に伴い、私たちのプロジェクトやリサーチ結果を、志を同じくする人々と分かち合うべく開設しました。
「ヨコク研究所」は、コクヨグループ下で事業セクションから独立したリサーチ&デザインラボとして、2022年に発足しました。コクヨが掲げる「ワクワクする未来のワークとライフをヨコクする」というパーパスの下、リサーチ・エンパワメント・プロトタイピングを主軸に活動し、コクヨの指針となる未来シナリオを更新するとともに、新たな社会像をつくり上げていくことを目指しています。今後、リサーチの報告や活動のプロセス、共に研究を行うメンバーについて、本サイトを通じてお伝えしてまいります。
また、サイトオープンに伴うコンテンツとして、自律協働的活動をフィールドリサーチから探るレポート「YOKOKU Field Research ―鹿児島― 前編:地域の景色を変える5つの実践」を公開します。
【レポート「YOKOKU Field Research ―鹿児島― 前編:地域の景色を変える5つの実践」】
YOKOKU Field Researchは、「自律協働社会」の兆しを個別の地域から模索するリサーチ活動です。今回は鹿児島県でフィールドワークを行い、若手の経営者・活動者同士のコミュニティが生まれ始めている鹿児島本土の動向や、離島である甑(こしき)島が抱える環境条件の制約とその中から生まれる持続可能な在り方を、他地域にも共通するイシューとして捉え、個人や協同体が地域の中で作用し合う状況について調査しています。
前編となる「YOKOKU Field Research ―鹿児島― 前編:地域の景色を変える5つの実践」では、鹿児島本土の薩摩~霧島・姶良エリアで活動する幅広い年代の男女経営者5人に、それぞれの動向とつながりを俯瞰するインタビューを実施。眼前の活火山をはじめとする雄大な自然とそれらが抱える資源、国内の近代化を推進した歴史への矜持(きょうじ)が生活観・就労観に大きな影響力を持つ鹿児島本土で生きる人々のビジョンと現在地から、新たな社会の在り方の兆しを見いだします。
なお、後編となる「YOKOKU Field Research ―鹿児島― 後編:巻き込まれ合う個人・組織・共同体」は10月11日(火)に発刊予定です。後編では、甑島でのフィールドリサーチを通して発見した〈自律協働社会の7つの兆し〉も掲載します。ぜひ、今後のレポートにもご注目ください。
レポートは下記よりご覧いただけます。
https://yokoku.kokuyo.co.jp/project/fieldresearch/
【ヨコク研究所 ステートメント】
ヨコクであふれる社会を目指して
ヨコク研究所は、未来社会のオルタナティブを研究/実践する、
コクヨ株式会社のリサーチ&デザインラボです。
かつて科学技術の発展に沿ってリニアな未来が描けた時代がありました。
消費社会という大きな物語が失われた今、
どのように未来社会を描けばいいのでしょうか?
私たちは、自分を棚に置いて客観的な立場から「予測」をするのではなく、
自分たちが望む社会を主体的に考える「ヨコク」が、今求められていると考えています。
不確実性の高まるなかで、未来は何が起こるかわかりません。
しかし、そこに自らがコミットしているときにこそ、社会を前進させる強さが宿るのではないでしょうか。
私たちのアプローチは、ファン&オープンを信条として、
グローバルの専門家やクリエイター、市民との有機的なネットワークを築き、
すべてのリサーチ結果を公開することで社会変容を刺激することを目指します。
そしてここから出されるアウトプットは、
ホワイトペーパー、ムービー、マガジン、ブック、ウェブ、イベント等、フォーマットを問いません。
多様な視点を提供し、想像を刺激することが、
自分らしい未来を「ヨコク」できる社会を促進させることだと信じています。
【コクヨが考える「自律協働社会」】
コクヨは、個々の価値観と行動が尊重されながら、人と人との関わり合いも大切にされる社会の構築が必要であると考えます。誰もがいきいきと暮らす未来に求められるものは、「自由な個人」と「協調的なつながり」とが共に成り立つ舞台です。一人ひとりの個性が尊重され自由な発想で輝くことができる。他者と互いの価値観を尊重し合い、共に発展していく。人やモノ、環境がフラットにつながることで、社会をよりよくするための協働があちこちで生まれる。コクヨはこのようなワクワクする未来を体現する「自律協働社会」の実現を目指します。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像