6月30日発売 月刊『宣伝会議』8月号は「生成AI」活用の大特集

生成AIは広告・マーケティングの仕事をどう変える？

株式会社宣伝会議（本社：東京都港区）発行の広告・マーケティングの専門誌『宣伝会議』は、2023年6月30日に、「生成AIと広告・マーケティング」を特集した『宣伝会議』8月号を発売します。

生成AI、マーケティングへの影響

OpenAI社のChatGPTの公開をきっかけに大手総合広告会社をはじめとする広告・マーケティング業界では、活用のための社内ガイドライン策定などが次々発表されています。

マーケティングの仕事に携わる人たちの業務の効率化はもちろん、メディアの在り方や、企業と生活者の接点のつくりかたにも影響を与えるような変化が予測されます。

特集では大手広告会社が打ち出す活用方針や指針、実際に企業のコミュニケーション活動における活用事例など、想定されるリスクを回避しながら、より有効な活用法を模索する最前線の取り組みをレポートします。

また、巻頭特集に連動して「ChatGPT活用術」を企画。4名のマーケターやクリエイターなど、企画をすることを仕事とする広告・マーケティング業界の実務家の方たちが仕事に使えるプロンプトを紹介しています。

初の生成AI特集となる『宣伝会議』2023年8月号。

『宣伝会議』2023年8月号（6月30日発売）

購入はこちらから

https://www.amazon.co.jp/dp/B0BV94VMJ3

巻頭特集から見どころを一部ご紹介します。

「チャット広告」の出現がメディアを大きく変革させる

電通デジタル　山本 覚

山本氏はメディアにおける変化についてサーチ広告やサイト内のディスプレイ広告は減少し、「チャット広告」のようなものが出てくるのではないかと予想。そしてこの「チャット広告」の出現こそが、メディア業界におけるゲームチェンジの役割を担う可能性があると指摘。チャット広告の登場後しばらくは、その内容に責任が持てる企業側がその中身をつくり、それに対するユーザーの反応を蓄積することになるため、検索プラットフォーマーしか持ちえなかった情報が企業側に移ることを意味するため、非常に大きな変化が予想されると語った。

AIをマーケティングに活用する米企業の最新事情

松本泰輔

顧客データを解析しオンタイムで個別メッセージを送るスターバックス。AIでつくったケチャップボトルを屋外や雑誌に掲載したハインツの「AIケチャップ・キャンペーン」。過去の広告などで使用されたコークのロゴ・ボトル・マスコットなどすべての画像にアクセスができ、それを使ってAIで新クリエイティブをつくるコンテストを開催したコカ・コーラなど、AIをマーケティングに活用する米企業の最新事情を現地から報告。

【特集】

生成AIと広告・マーケティング

・生成AI業界の激震

OpenAIの躍進でGoogle・Amazonが追走へ

岩元直久

・チャット検索が広がれば

メディアのあり方も大きく変わる

電通デジタル　山本 覚

・生成AIとクリエイティビティの融合でつくる

広告とマーケティングの新時代

博報堂ＤＹホールディングス　安藤元博

博報堂テクノロジーズ　福世 誠

・変化が求められるデジタル時代の広告

生成AIがもたらす生産性の向上と課題

サイバーエージェント　毛利真崇

・「デジタルクローン」を対象にした調査は

リサーチビジネスをどう変えるのか？

ビデオリサーチ　藤森省吾

・ADKグループ全社員にチャットボットを提供

社内の形式知と暗黙知を集約

ADKマーケティング・ソリューションズ　竹下伸哉

・10年で市場は約20倍

話題を呼び、生活に浸透するAI 5選

松本泰輔

・2度の「冬の時代」を経て

人手至上主義からデータ至上主義へ

山根宏彰

・ChatGPTと食べログを連携させることで

AIの「ハルシネーション」を回避

京和崇行

・シニア向けSNSにChatGPTを搭載

「おもち」のアイコンで最先端をやわらかく

後藤 崇、江戸 舞

・町田市が動画作成に生成AIを活用

市民向けチャットボット開発も視野に

高橋 晃、和田進吾

・「開発」「利用」の2段階で考える

知っておきたい、法律問題の基本

福岡真之介

■月刊『宣伝会議』について

○主要読者／メーカーやサービス、流通小売など広告・マーケティング業務に携わる方

○株式会社宣伝会議は、1954年に創業したマーケティング・コミュニケーションの総合シンクタンク。マーケティングに関わるすべての人に向け、雑誌・書籍の出版や教育講座を全国展開しています。

○発行元／株式会社宣伝会議

○判型／A4変型、平とじ、160ページ

○定価／1,500円（税込）

○創刊／1954年

○販売／全国有力書店ならびに定期購読