最大4段の大容量トレーが特長配膳・運搬ロボット「Keenbot アイリスエディション」販売開始

アイリスオーヤマ株式会社

ソフトバンクロボティクス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:冨澤 文秀、以下「ソフトバンクロボティクス」)とアイリスオーヤマ株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:大山 晃弘、以下「アイリスオーヤマ」)は、2022年2月2日よりKeenon Robotics株式会社(本社:中国上海、代表:Tony Li、以下「Keenon」)の配膳・運搬ロボット「Keenbot(キーンボット) アイリスエディション」の国内販売を開始します。「Keenbot アイリスエディション」は、ソフトバンクロボティクスと高いソリューション提案力を持つアイリスオーヤマ、優れた開発力を持つKeenonの3社が共同で展開していきます。
日本国内では少子高齢化による労働人口減少に加え、新型コロナウイルス感染拡大の影響による人手不足が大きな課題となっています。特に飲食・サービス業界における従事者数(※)は、新型コロナウイルス感染拡大以前の約549万人(2019年8月)から約488万人(2021年8月)と1割以上減少しています。加えて、日常生活における衛生意識や非接触による感染防止対策へのニーズが高まり、配膳・運搬ロボットが注目されています。

そうした中で、今回ソフトバンクロボティクスとアイリスオーヤマが国内で販売開始する「Keenbot アイリスエディション」は最大4段のトレーを搭載し、大容量の配膳や下げ膳に対応したロボットです。低重心かつ堅牢な筐体設計により安定的な運搬を実現するとともに、タッチパネルによる簡単な操作が特長で、レストランやゴルフ場、ホテルなど広範囲の会場での稼働に適しています。

ソフトバンクロボティクスとアイリスオーヤマは、販売中の配膳・運搬ロボット「Servi アイリスエディション」に加え、新たに「Keenbot アイリスエディション」をラインアップに加えることで、導入企業の店舗規模や使用環境、配膳容量などに合わせて、より適切で柔軟な製品提案を行い、配膳・運搬ロボットの普及拡大と業務効率化や非接触など多様なニーズに対応していきます。

【実証実験について】
「Keenbot アイリスエディション」は、「シンガポール・シーフード・リパブリック 東京」(所在地:東京都港区、運営会社:株式会社 M・R・S)や「湯快リゾート 片山津温泉 NEW MARUYAホテル」(所在地:石川県加賀市、運営会社:湯快リゾート株式会社)、「Pepper PARLOR」(所在地:東京都渋谷区、運営会社:ソフトバンクロボティクス)にて実証実験を行っており、配膳や下げ膳などに活用されています。

 


↑Keenbot アイリスエディション
© Keenon | IRIS OHYAMA


↑湯快リゾート 片山津温泉 NEW MARUYAホテルで
料理を運ぶKeenbot アイリスエディション


【製品仕様】
詳細はこちらをご覧ください。
「Keenbot アイリスエディション」ウェブサイト
https://www.irisohyama.co.jp/b2b/robotics/products/keenbot/

■ソフトバンクロボティクスについて
ソフトバンクロボティクスは、2014年に世界初の感情認識パーソナルロボット「Pepper」を発表して以来、ロボットソリューションの第一人者としてテクノロジーの発展を推進してきました。2018年にはAI清掃ロボット「Whiz」、2019年には配膳・運搬ロボット「Servi」を発売し、幅広い業界へ新たなソリューションを提供しています。また、2021年にGaussian Robotics社やKeenon Robotics社、AutoStore AS社とのグローバルパートナーシップを締結し、清掃ロボット「Scrubber 50」や配膳ロボット「Keenbot」、自動倉庫型ピッキングシステム「AutoStore(オートストア)」の取り扱いも開始。多様なロボットのラインアップを拡充しています。

現在では、東京・サンフランシスコ・ボストン・ロンドン・パリ・ハンブルグ・アムステルダム・コペンハーゲン・シンガポール・シドニー・上海・香港と世界 12か所に拠点を構え、ソフトバンクロボティクスの製品は70か国以上で活躍しています。ロボットや関連する様々なプロダクトを自社だけでなく世界中の企業とのパートナーシップを通じて開発し提供していくことで、人とロボットが共生する社会の実現に向けて邁進しています。

■アイリスオーヤマについて
1958年に創業し、生活用品を中心に家電、ヘルスケア、食品など約25,000アイテムを品揃えするメーカーです。展開する業態はBtoCだけでなく、2010年に日本社会の一層の省エネに貢献するためLED事業設立に伴い、BtoBビジネスに本格参入しました。現在ではロボティクス事業、IoT事業、AIカメラ事業などを展開し、カーボンニュートラルや高齢化、生産年齢人口の減少による人手不足など日本の抱える課題に対し、様々な視点からソリューションを提供しています。今後もアイリスグループの総合力を活かしたトータル・ソリューションで多様な社会課題の解決に向けて貢献します。

■Keenon Roboticsについて
2010年に設立されたKeenonは、AIテクノロジーを使用して周囲の生活に力を与えることに取り組んでいます。世界をリードする商用サービスロボット会社です。安定した効率的で実用的な商用サービスロボットをビジネスコアとして、同社はレストラン、ホテル、病院などのさまざまなシナリオにインテリジェントなソリューションを提供し、反復的で退屈なワークフローから人々を解放します。キーノンロボット(Keenon製のロボット)は30か国以上に配備されており、世界中の10,000を超える顧客にサービスを提供しています。

KeenbotはKeenon Robotics社の登録商標です。

<配膳・運搬ロボットに関するお問い合わせ先(アイリスオーヤマ)>
アイリスオーヤマ株式会社 ロボティクス事業部
TEL:03-5843-7747
ウェブサイト:https://www.irisohyama.co.jp/b2b/robotics/contact/

※ 総務省統計局公表「サービス産業動向調査」2021年(令和3年)8月分(速報)より

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会社概要

アイリスオーヤマ株式会社

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URL
http://www.irisohyama.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
宮城県仙台市青葉区五橋2-12-1
電話番号
022-221-3400
代表者名
大山 晃弘
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1971年04月