約9割の女性がリスキリングの必要性を感じる。産・育休中のリスキリング「取り組んでみたい」が45%。リスキリングにかけてもいい費用は月6,797円/『女の転職type』が働く女性にアンケート【第67回】
正社員で長く働きたい女性のための転職サイト『女の転職type』は、女性のリアルな仕事観を調査する【データで知る「女性と仕事」】を定期的に行い、女性の働く環境の実態を公開しています。
▼詳しくはこちらからご覧ください。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-67/
■調査結果抜粋
★リスキリングとは何か、理解している人は約2割
★約9割がリスキリングの必要性を感じており、理由は「仕事の幅を広げるため」
★今後取り組んでみたいリスキリングは、1位「語学」、2位「Webデザイン」、3位「PC基礎」
★産・育休中のリスキリング、約40%が「可能だと思わない」
★産・育休中にリスキリングに取り組んでみたいと思うかは、「思う」が「思わない」の2倍
★リスキリングにかけてもいい費用は平均6,797円/月
★リスキリングにかけてもいい時間は平均3.4時間/週
【Q.1 リスキリングって何か知ってる?】
女の転職type会員に、リスキリングとは何か知っているかどうか尋ねたところ、「初めて聞いた」が最も多く58.8%でした。「名称も、意味も、知っている」は24.3%でした。
【Q.2 今、リスキリングの必要性は感じる?】
「リスキリングとは、新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得するための学び直しのこと」という説明をした上で、今、リスキリングの必要性を感じるかどうか尋ねました。結果は、1位「かなり感じる」45.2%、2位「やや感じる」43.3%となり、約9割が必要性を感じていることがわかりました。
【Q.3 リスキリングが必要だと感じる理由は?】
※複数回答あり
※リスキリングの必要性を感じる人のみ
リスキリングが必要だと思う理由は、1位「仕事の幅を広げるため」72.0%、2位「自分の市場価値を高めるため」61.1%、3位「自分がスキル不足だと感じるから」58.3%となりました。
【Q.4 どんなリスキリングに取り組んだことある?】
※複数回答あり
※リスキリングに取り組んだことがある人のみ
リスキリング経験がある人に、どのようなリスキリングに取り組んだことがあるかを尋ねると、1位「PC基礎」40.1%、2位「語学」27.9%、3位「財務・経理」23.1%と続きました。
なお、リスキリングに取り組んだことがある人は全体の45.6%、ない人は45.4%でした。
【Q.5 リスキリングに取り組んだ結果、どんな変化があった?】
※複数回答あり
※リスキリングに取り組んだことがある人のみ
リスキリング経験がある人に、リスキリングに取り組んだ結果どのような変化があったかを尋ねると、最も多かったのは「とくに変わらない」34.0%ですが、2位「仕事の幅が広がった」28.0%、3位「仕事のモチベーションが上がった」25.6%と、プラスの変化が見られた人もいました。
<その他コメント>
・スクールに入会したことで人脈が広がった(20代/エンジニア系/千葉)
・今の職場が嫌になったら我慢せずにすぐに転職できるというお守りになった(40代/事務・経理・人事系/大阪)
・自信が少しついた(40代/事務・経理・人事系/東京)
・まだ途中なので成果はないが、新しい選択肢が増えると期待している(30代/クリエイティブ系/富山)
【Q.6 リスキリングが必要だと思うが、取り組んでいない理由は?】
※複数回答あり
※すでに取り組んだ(取り組んでいる)人を除く
リスキリングが必要だと思うが、取り組んでいない理由については、1位「時間がない」51.7%、2位「お金がない」50.0%、3位「何を学んでいいかわからない」44.3%と続きました。
【Q.7 今後取り組んでみたいリスキリングは?】
※複数回答あり
※とくにない人を除く
今後取り組んでみたいリスキリングについて尋ねると、1位「語学」38.5%、2位「Webデザイン」36.4%、3位「PC基礎」35.3%、4位「プログラミング」29.5%となりました。「語学」を除いて上位はIT関連が多い様子が見て取れます。
なお、今後取り組んでみたいリスキリングが「とくにない」と答えた人は全体の8.3%でした。
【Q.8 産・育休中のリスキリングは可能だと思う?】
産休・育休中のリスキリングは可能だと思うかどうかを尋ねたところ、最も多かったのは「可能だと思わない」37.1%でした。子供がいる人だけの場合、「可能だと思わない」は45.9%とさらに高くなりました。
【Q.9 産・育休中に、リスキリングに取り組みたい?】
産休・育休中に、リスキリングに取り組みたいと思うかどうかについては、「思う(取り組んだことはないが、機会があれば取り組みたい)」が最も多く36.8%でした。「思う(実際に取り組んだ)」は8.1%で、合わせると約45%の人が取り組むことに前向きであることがわかります。
【Q.10 リスキリングにかけてもいい費用は?】
リスキリングにかけてもいい月あたりの費用について尋ねたところ、「7,001~10,000円」が最も多く27.6%でした。次いで「3,001~5,000円」26.9%、「1,001~3,000円」12.0%で、平均は6,797円でした。
【Q.11 リスキリングにかけてもいい時間は?】
リスキリングにかけてもいい週あたりの時間については、「1~3時間未満」が最も多く36.5%でした。次いで「3~5時間未満」27.4%、「5~7時間未満」15.2%で、平均は3.4時間でした。0時間と答えた人は9.2%で、学習意欲の高さが垣間見える結果となりました。
▼詳しくはこちらからご覧ください。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-67/
※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。
★今回のアンケート考察★
女の転職type編集長 小林佳代子
「リスキリング」という言葉自体はよく知らなくても、仕事の幅を広げるため、自分の市場価値を高めるため、「学び直し」の必要性を強く感じている女性が多いことがわかりました。
女の転職typeでも、今年初めて、女性のITエンジニアデビューを応援する「ITキャリアラボ」という無料のJava研修企画を実施したところ、想定を上回るエントリーがありました。大好評ですぐに枠は埋まりましたが、本日より増枠して募集を再開しています。
スキルを身につけることは長く安心して働くことにつながります。ぜひこうした機会や手軽にチャレンジできるオンライン講座などを利用して、新しい一歩を踏み出していただきたいですね。
「女の転職type ITキャリアラボ」特設サイト
https://woman-type.jp/s/itc-labo/
■調査内容:第67回「リスキリングしてる?」 / データで知る「女性と仕事」
・調査期間:2023年4月13日~4月23日
・有効回答数:617名
・調査対象:『女の転職type』会員
・調査方法: Web上でのアンケート
■データで知る「女性と仕事」一覧
本件は第67回目のアンケートとなっており、働く女性を取り巻く環境や課題について定期的にアンケートを実施しており、さまざまな調査結果をご覧になれます。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/
■『女の転職type』とは
正社員で長く働きたい女性のための転職サイトです。未経験から正社員になれる求人、プライベートも充実できる残業が少ない求人、仕事と育児を両立できる求人など、女性に人気の求人を多数掲載。充実したマッチング機能で、自分に合った仕事を見つけることも簡単です。
https://woman-type.jp/
■株式会社キャリアデザインセンター 会社概要
代表者 :代表取締役社長兼会長 多田 弘實
本社所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂 3-21-20 赤坂ロングビーチビル
資本金 :5億5866万円
設立 :1993年7月8日
従業員数 :695名(2022年9月30日現在)
事業内容 :
1.キャリア転職の専門情報サイト『type』『女の転職type』等の運営
2.転職フェアの開催
3.人材紹介事業(厚生労働大臣許可 13-ユ-040429)
4.質の高い就職活動を情報誌、イベント、情報サイト、人材紹介で支援する『type就活』サービス
5.パンフレット、ノベルティー採用・HP作成などのアウトソーシング事業
6.IT業界に特化した人材派遣サービス『type IT派遣』(厚生労働大臣許可 派13-315344)
7.Webマガジン『エンジニアtype』『Woman type』『20’s type』の企画・編集・運営
など、企業の採用活動をサポートする総合的なソリューションサービスを提供
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