なぜブルガリア人はヨーグルトを食べる?世界の台所研究家が教える、食で読み解く世界の仕組み『世界の食卓から社会が見える』発売!(4/15)
台所研究家が語る、食と政治・宗教・環境・民族との関係
難民、宗教、技能実習生、環境問題……世界を取り巻く問題を食卓から読み解く
世界各地の家庭に滞在し、その家の人とその土地の食材で料理をして食卓を囲むと、それまで気づかなった疑問が湧いてくる――
・肉とチーズを一緒に食べることが宗教的にだめってどういう理屈だろう
・ブルガリアの人って本当にヨーグルトをたくさん食べるんだろうか
そんな疑問から、食べ物と政治、宗教、環境、教育、気候、民族などとのつながりを解き明かしていく。
台所探検家・岡根谷実里が探る「おいしい/おいしくない」を超えた料理の向こう側の話。
マクドナルドにチーズバーガーがない国がある
イスラエルのマクドナルドにはチーズバーガーがない。その理由は、ユダヤ教のコーシャの中に「同じ料理と乳製品を同時に食べてはいけない」という規定があるためである。食戒律には生物学視点で考察すると、衛星や技術が整わない時代に適したルールであるように思えてくる。
読めば読むほど引き込まれる食から見る社会。
【目次】
第1章■食と政治
第2章■食と宗教
第3章■食と地球環境
第4章■食の創造性
第5章■食料生産
第6章■伝統食と課題
第7章■食と気候
第8章■食と民族
【著者略歴】岡根谷実里
世界の台所探検家。1989年、長野県生まれ。東京大学大学院工学系研究科修士修了後、クックパッド株式会社に勤務し、独立。世界各地の家庭の台所を訪れて一緒に料理をし、料理を通して見える暮らしや社会の様子を発信している。講演・執筆・研究のほか、全国の小中高校への出張授業も実施。訪問国/地域は60以上。立命館大学BKC社系研究機構客員協力研究員、大阪大学感染症総合教育研究拠点(CiDER)連携研究員。著書に『世界の台所探検 料理から暮らしと社会がみえる』(青幻舎)、翻訳絵本『世界の市場 おいしい! たのしい! 24のまちでお買いもの』(河出書房新社)など。好きな食べ物はおやき。
【書籍概要】
書名:世界の食卓から社会が見える
著者:岡根谷実里
出版年月日:2023/4/15
判型・ページ数:四六・312ページ
定価:2090円(税込)
URL:https://www.daiwashobo.co.jp/book/b621780.html
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