暮らしを支える『コンテナターミナル』のリアルに触れるお仕事体験「こどもわーくin清水港2024」を開催日本財団常務 × 静岡市市長 × 鈴与(株)副社長 による鼎談も

~2024年8月20日 <静岡県清水港 新興津コンテナターミナル管理棟4階>~

アクトインディ株式会社

一般社団法人地域みらい創造センターが主催し、子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ(https://iko-yo.net)」 を運営するアクトインディ株式会社が企画・監修を務める、小学生向けのリアルな海のお仕事体験プログラム「こどもわーくin清水港2024」では、2024年8月20日(火)に、小学4年生~6年生の子どもたちを対象に、日本の暮らしを支える『コンテナターミナル』のお仕事体験を開催いたしました。

当日は、ガントリークレーンの荷揚げ見学をはじめ、実際に海上コンテナのゲートチェック業務を行うなど、港湾・物流のお仕事がどのようにして私たちの暮らしを支えているのか、学びながら体験することができました。さらに今回、日本財団 海野光行常務理事・静岡市 難波喬司市長・鈴与株式会社 髙橋明彦副社長が視察に訪れ、“静岡の豊かな海を次世代へつなぐために”をテーマに、鼎談も実施いたしました。

なお、「こどもわーくin清水港2024」は、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環としての取り組みです 。    

■お仕事体験プログラム概要

外貿コンテナ取扱量全国7位(2022年度)の国内主要港湾である清水港のコンテナターミナルにて、お仕事体験を実施しました。さらに、当日は全長336mにも及ぶ巨大コンテナ船が停泊しており、ガントリークレーンによる大迫力の荷揚げ作業を見学することもできました。実際に海上コンテナのゲートチェック業務に挑戦したときには、子どもたちがコンテナの上部・内部・側部にゆがみや破損がないか真剣な表情で点検する姿が見られ、実施後のインタビューでは「コンテナに傷があったら中の荷物が濡れたり、壊れたりしてしまうのですごく大事なお仕事」「傷を1つも見逃さないように点検しているのがとてもすごい」という声が挙がりました。

さらに今回、日本財団 海野常務・静岡市 難波市長・鈴与(株) 髙橋副社長がイベントを視察。子どもたちが初めて見るコンテナ船に大興奮する様子や、真剣にお仕事に取り組む姿を見て、改めて幼い頃から「海」や「海に関わる仕事」と触れ合うことの重要性に気付かされるイベントとなりました。

コンテナ外部を点検をする様子
コンテナ内部を点検をする様子

イベント名:「暮らしを支えている港湾物流のお仕事に挑戦」

日時   :2024年8月20日(火)8:30~12:30

会場   :清水港 新興津コンテナターミナル管理棟4階(静岡県静岡市清水区興津清見寺町1380)

参加者  :小学4年生~6年生のお子様とその保護者様(9組18名)

内容   :清水港の役割について学ぶ、物流のお仕事を学ぶ、コンテナターミナルの見学ツアー、

      輸送コンテナ内部のチェック作業など

■「静岡の豊かな海を次世代へつなぐために」をテーマに鼎談を実施                       

お仕事体験の視察に加え「静岡の豊かな海を次世代へつなぐために」をテーマに、以下4つの議題から三者の立場での課題感や今後の取り組みについて議論を交わしました。

【議題】

(1)お仕事体験の視察について

(2)海離れ・海洋人材の減少に対する現状や取組み

(3)幼少期における“多面的な海体験” の重要性

(4)各団体における活動の今後について

日本財団の海野常務は、2017年から実施している「海と日本人に関する意識調査」にて、年々日本の“海離れ”が進んでいる現状について触れ、幼少期から「海に関わる機会」を教育現場はもちろん、それ以外でも増やしていくことが重要だと述べました。静岡市の難波市長は、全国47都道府県を対象とした「海の愛着ランキング」において、清水港のある静岡県が36位だったという結果に対して「危機的な状況である」とし、今後はレジャーだけでなく、鈴与(株)のような地元企業と連携して「海に関わる教育」や「ブルートランスフォーメーション(海洋技術の革新)」に関わる研究開発等の推進にも力を入れていく意向を示しました。

さらに、今回のイベント実施場所でもある、鈴与(株)の髙橋副社長は、業界の人手不足が深刻化していることに対して「まずはこんな仕事があるということを子どもたちに知ってもらい、それが結果として将来の選択肢のひとつになったら嬉しい」と述べました。

今後、日本の海離れの解決に向けて、財団・市・企業それぞれの立場から「こどもわーく」のようなお仕事体験をはじめ、幼少期から海を“観光”としてだけでなく「産業・文化・歴史」など多面的に体験してもらうことができるイベントを多く実施していきたいと語りました。

左:日本財団 海野光行常務理事 中央:静岡市 難波喬司市長 右:鈴与株式会社 髙橋明彦副社長

鼎談に関する詳細はこちら:https://uminohi.jp/special/shimizu-kodomowork/

■海のお仕事体験プロジェクト「こどもわーく」概要

「こどもわーく」は“リアルな仕事”をテーマにしたお仕事体験プログラムで、「本物の環境で、本物の達人、本物の仕事を学ぶ」をコンセプトに、いきいきと働く地域の大人たちとの触れ合いにより、好奇心や感受性を刺激し子どもたちの「生きる力」を育むとともに、地域に紐づくお仕事体験コンテンツを通じて、日本各地の魅力を再発見する取り組みです。

なお、「こどもわーく in清水港」は2023 年にスタートし、人々の生活を支える海の玄関口「清水港」をテーマに、清水港を拠点とする企業・団体の皆さまと協力しながら、物流・造船・水産加工・研究、旅客船などの様々なプログラムを展開して参りました。お仕事体験を通じて、清水港や地域産業の役割・魅力を体感し「海」と自分たちとの関係性を知るとともに、子どもたちが「お仕事」という新しい視点で、自分たちが住む世界を再発見する機会を提供していきます。

《団体概要》

■プロジェクト主催

団体名称 :一般社団法人地域みらい創造センター

URL   : https://kodomowork.net/

活動内容 : リアルな仕事をテーマにした「海のお仕事体験」の企画など。

■共催

日本財団「海と日本プロジェクト」

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。

URL:https://uminohi.jp/

■企画・監修

団体名称:アクトインディ株式会社

URL:https://iko-yo.net

活動内容:子育て支援事業(インターネット情報サービス、イベント事業)

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会社概要

アクトインディ株式会社

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URL
https://actindi.net/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区三田1-4−28 三田国際ビル23階
電話番号
03-6777-7807
代表者名
下元敬道
上場
未上場
資本金
6000万円
設立
2003年06月