Arctic LNG 2 プロジェクトへの参画
-出資・債務保証採択および持分売買契約の署名-
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:細野 哲弘)は、三井物産株式会社(以下、「三井物産」)の子会社であるJapan Arctic LNG B.V.(以下、「会社」)が実施する天然ガスの開発・液化事業(Arctic LNG 2プロジェクト)について、出資および債務保証対象として採択し、PAO NOVATEK(以下、「NOVATEK」)および三井物産とArctic LNG 2プロジェクト(以下、「本プロジェクト」)への参画に関する10%の持分売買契約(以下、「本契約」)に署名を行いました。
本契約締結により、会社は、NOVATEKの主導する本プロジェクトの10%の持分を取得します。本プロジェクトはロシア連邦ギダン半島陸上に位置する巨大なウトレニエガス・コンデンセート田を開発し、年間1,980万トンの生産能力を有する液化設備よりLNGを輸出するものです。
この世界有数規模のLNGプロジェクトは、アジア市場への輸出を想定しており、日本企業が本プロジェクトに参画することにより、我が国へのLNGの安定供給と供給源多角化に大いに貢献するものと見込まれます。
本契約は、6月29日、G20大阪サミットの機会に行われた安倍内閣総理大臣およびプーチン大統領の日露首脳会談にあわせて署名されました。
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http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_03_000039.html?mid=pr_190629
この世界有数規模のLNGプロジェクトは、アジア市場への輸出を想定しており、日本企業が本プロジェクトに参画することにより、我が国へのLNGの安定供給と供給源多角化に大いに貢献するものと見込まれます。
本契約は、6月29日、G20大阪サミットの機会に行われた安倍内閣総理大臣およびプーチン大統領の日露首脳会談にあわせて署名されました。
■ 出資・債務保証先会社の概要
名称 | Japan Arctic LNG B.V. |
設立年月日 | 2019年5月16日 |
本社所在地 | オランダ アムステルダム |
Director | 薙野 太一 氏、服部 浩介 氏 |
株主構成 | 三井物産 25%、JOGMEC 75% (ただし、議決権は、三井物産 50%超、JOGMEC 50%未満) |
■ 権益保有比率
NOVATEK | 60.0% |
Total | 10.0% |
中国石油天然気集団(“CNPC”) | 10.0% |
中国海洋石油集団(“CNOOC”) | 10.0% |
Japan Arctic LNG B.V. | 10.0% |
■ 採択の内容
採択年月日 | 令和元年6月26日 |
出資見込額 | 約2,900億円(累計見込額)(出資総額の最大75%) |
債務保証見込額 | 約450億円(借入総額の最大75%) |
採択理由 | 本事業については、(1)技術的事項、(2)経済的事項、(3)政策的事項、(4)事業実施関連事項等の観点から構成されるJOGMECの採択審査基準を満たすと判断されることから、出資対象事業として採択することとした。 なお、本件の採択に際しては、経済産業大臣と協議し、同意を得ている。 |
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http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_03_000039.html?mid=pr_190629
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