映画『大きな家』が第34回日本映画批評家大賞にてドキュメンタリー賞を受賞!

CHOCOLATE Inc.(本社:東京都渋谷区、代表取締役:渡辺裕介)は、竹林亮監督、齊藤工さん企画・プロデュースによる映画『大きな家』(配給:PARCO / 製作:CHOCOLATE Inc.)が、「第34回日本映画批評家大賞」ドキュメンタリー賞を受賞したことをお知らせいたします。監督の竹林亮(CHOCOLATE Inc.所属)は映画『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』(2022)にて「第32回日本映画批評家大賞」新人監督賞・編集賞を受賞しており、今回で2度目の選出となりました。
「⽇本映画批評家⼤賞」は、“批評家による批評家だけの目で選んだ賞”として、1991年に水野晴郎氏が発起人となり設立。6月9日に東京国際フォーラムにて開催された授賞式典には、2024年公開の映画作品の中から選出された受賞者が登壇し、『大きな家』監督の竹林も壇上にて受賞コメントを述べました。

■ 映画『大きな家』受賞内容
・第34回日本映画批評家大賞 ドキュメンタリー賞
※その他の受賞タイトルは「第34回日本映画批評家大賞」受賞作品・受賞者一覧ページ(https://jmcao.org/news/award/1336/)よりご確認ください
■映画『大きな家』公式サイト:https://bighome-cinema.com/
■2025年6月以降の上映劇場(順不同):
<上映中> CINEMA Chupki TABATA(東京)、目黒シネマ(東京)
<上映予定>2025年6月27日(金)〜キネカ大森(東京)、2025年7月4日(金)〜シネ・ピピア(兵庫)
授賞式レポート
■ドキュメンタリー賞:映画『大きな家』監督・竹林亮 登壇コメント
『大きな家』は、児童養護施設という場所で成長していく子どもたちの日常を見つめた一本の映画です。僕が今、代理でトロフィーをいただいておりますが、これは全て、日々、子どもたちと向き合い続けている施設の職員さん、ボランティアの皆さん、何より素敵な主人公の子どもたちのものです。今日、この会場にもみんなお祝いに駆けつけてくれていますが、そんな映画になれたことが僕は一番嬉しいです。
社会全体が一つのチームになり、大きな家になり、全ての子どもたちの温かい居場所となった未来への階段の中にこの映画が存在し続けることを願っています。本当にありがとうございました。
■選考委員 安田祐子さまコメント
竹林組が制作する映画ということで、とても楽しみにしていました。複数のモデルを追いながら1人ずつに焦点を当てて、散漫にならないように作品を仕上げてくれるチームなんですよね。本作はパッケージ化や配信の予定はなく、それに向けて製作陣が同じ方向を向いて、さらにお客さんが賛同して映画館に足を運んでくださっていた。その向き合い方・哲学が素晴らしいと感じています。



ストーリー・監督プロフィール
これまでも、ちゃんと生きてきた。
このさきも、ちゃんと生きていける。
自分で思うよりも強い足取りで。
ここは、東京のとある児童養護施設。子どもたちは親と離れ、血の繋がりのない他の子どもや職員と日々を過ごしています。両親への想い。生活を身近で支える職員との関係性。学校の友だちとの距離感や、施設を出たあとの暮らし。家族とも他人とも言い切れないつながりの中で育つうちに、子どもたちの葛藤はさまざまに変化していきます。
何を思い、何に悩み、何を受け入れてどう大人になっていくのか。惑いながらも確かに成長していく子どもたちの姿と、それをやさしく包みこむあたたかな眼差し。映っているのは決して特別な事件などではなく、些細だけれど大切な日常の景色です。観終わった時、きっとあなたは彼らだけでなく自分自身が歩んできた道のりをも肯定したくなる。そして”ふつう"が少しだけ広がり、明日をまた生きていく勇気をもらえる123分です。
本作は出演者のプライバシー保護のため、配信・レンタルは予定しておらず、劇場上映でのみ公開予定です。動画配信でもSNSでもテレビでも触れることのできない“本音”に、ぜひ耳を傾けてみてください。

■竹林亮監督プロフィール:
時代を問わない普遍的なストーリーをもつ、あたたかな映像作品を得意とし、現在はコマーシャル、YouTubeコンテンツ、リモート演劇、映画等、表現は多岐にわたる。2021年3月に公開した青春リアリティ映画『14歳の栞』は1館からのスタートだったが、SNSで話題となり45都市まで拡大した。
監督・共同脚本を務めた長編映画『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』(2022年公開)は、第32回日本映画批評家大賞にて新人監督賞・編集賞を受賞。
■作品概要

■基本情報
タイトル:大きな家
公開日:2024年12月6日(金)
監督:竹林亮
企画・プロデュース:齊藤工
配給:PARCO
製作:CHOCOLATE Inc.
主題歌:ハンバート ハンバート「トンネル」(SPACE SHOWER MUSIC)
上映時間:123分
※本作品に関連した素材をご使用の際は以下のコピーライトの表記をお願いいたします。
©CHOCOLATE
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