「早朝ニーズ」・「カフェインレス」・「ペットボトルカイロ」。発売から1か月で見えたエキナカ自販機ならではのキーワードに注目！

温かいミネラルウォーター「From AQUA白湯」が販売自販機台数1500台を突破

JR-Cross

2023年12月14日 11時00分

●株式会社 JR 東日本クロスステーションウォータービジネスカンパニー（所在地：東京都渋谷区、カンパニー長：竹内健治）は、気温の低下とともに2023年10月24日（火）に発売した「From AQUA白湯」を販売する自販機の台数が1500台を突破。発売から約1か月の販売動向を分析※しましたので、お知らせいたします。※2023年10月24日～11月30日までの当社自販機POSデータを分析
●「From AQUA白湯」を発売した直後は、最高気温が20℃を超えるなどまだ比較的暖かい気候でした。11月12日に初めて都内の最低気温が10℃を下回り、飲料自販機のホット需要が高まりを迎えています。
●発売から1か月の販売動向を見ると、「早朝ニーズ」「カフェインレス」「ペットボトルカイロ」といった飲料・自販機・エキナカならではのキーワードが見えてきました。
●アキュアでは、今後寒さがより厳しくなる中で、体も心もホッとできる商品や購買体験を提供してまいります。

「From AQUA白湯」発売から1か月を分析

①白湯が発掘した「早朝」という新しい時間帯ニーズ

アキュアの自販機では、コールド商品※の「From AQUA 谷川連峰の天然水」「From AQUA 白神山地の天然水」（販売エリアにより異なる）と、ホット商品の「From AQUA 白湯」を販売。コールド商品とホット商品の時間帯別購入比率を分析しました。　※一部常温販売あり

購入本数の時間帯別構成比率を見ると、「From AQUA 白湯」は朝4～6時の“早朝”時間帯の構成率がコールド商品と比べても高くなっています。白湯と言えば、朝起きた後に飲むものというイメージがありますが、エキナカでは、早朝時間帯に気温が低いということもあり、朝家を出た後に買うものとなっているようです。これまで、缶スープ商品で夕方から夜帯の需要を発掘したように、「From AQUA白湯」が“早朝”という新たな時間帯需要を発掘しています。

②ホット定番の緑茶と見比べ、カフェイン有無で買い方が違う

これまでのホット商品の定番といえば、緑茶・紅茶・コーヒーといった商品でした。これらは、いわゆるカフェインを含んだ商品で、近年はカフェインレスをうたったそば茶や黒豆茶、紅茶にも注目が集まっています。

「From AQUA白湯」を含むノンカフェイン飲料（上記図のオレンジの線）と、カフェインを含んだ緑茶商品（緑の線）の購入時間帯を見比べると、朝は緑茶が強く、夜はノンカフェイン飲料が強い傾向にあることがわかりました。寝る前はカフェインを摂取しない、という方も多いですが、すでにその意識は帰り道のエキナカから始まっているようで、「From AQUA白湯」はカフェインレスを求める人にも好評のようです。

③圧倒的な女性からの支持

「From AQUA白湯」の購入者は、全体の7割強が女性という結果に。年代別では20代～50代以上が、ほぼ同じ比率になっています。

④「From AQUA白湯」購入者が買っている他の商品は？

「From AQUA白湯」の購入者が、アキュアの自販機でその他どのような商品を購入しているのかを調査しました。

ミネラルウォーターやお茶、コーヒーなどの定番商品が多い中、10位に「コンポタ」がランクイン。30位以内まで範囲を広げると、ホットカルピスやほっとレモン、ココアといった冬独自の商品や、かに鍋スープやしじみのみそ汁などの缶スープ商品など、定番ではない季節商品もランクインしています。寒いホーム上で暖を取る意味での“ペットボトルカイロ”としての需要は、寒さが厳しくなる今後、さらに高まると見込んでいます。

※ランキングは、「From AQUA白湯」の購入者が同期間内で購入した別商品構成率の上位2％内を記載