Contract Oneが関連する契約を自動的に体系化し、事業に貢献する「契約データベース」へ進化

〜契約を俯瞰的に管理し、収益向上を実現〜

Sansan株式会社

Sansan株式会社は、契約データベース「Contract One」において三つの新機能「契約ツリー」「契約状況判定」「カスタム台帳」を新たに開発します。俯瞰的な契約管理を可能にすることで、法務部門の業務効率化と全社的な契約情報の活用を後押しし、企業の収益最大化に貢献する契約データベースとして進化することを発表します。

Contract Oneは、あらゆる契約書を正確にデータ化しクラウド上での一元管理を可能とする契約データベースです。新機能によって、大量の契約情報から関連性のある契約群を自動でひも付けするとともに、各契約の有効性を判定します。案件ごとの正確な契約状況を俯瞰的に確認し、契約の有効性や期限を瞬時に把握できるようになります。Contract Oneで契約データベースを構築することにより、法務部門の業務効率化によるコスト削減、契約状況に基づく契約の統廃合や見直し、契約情報を活用した取引先との交渉を推進するなど、収益向上に貢献します。

■機能開発の背景
契約書は企業間の取引条件が明記された、ビジネスにとって最も重要な情報の一つです。基本契約や秘密保持契約、覚書、注文書なども含めると取引ごとに複数の契約が交わされることも多く、正確な取引条件や期限・有効性の把握など管理が複雑化することが課題となっていました。
また、原材料費や人件費の高騰など急激な環境変化に柔軟に対応するため必要に応じて契約条件を見直す重要性が高まるなか、対象となる契約書の把握に時間がかかり交渉に着手できないなど、複雑化した契約情報の管理が障壁になっています。この課題を解決することで、契約の見直しや取引先との交渉を後押しし、企業の収益最大化を実現するため今回の機能開発に至りました。

■具体的な機能について
契約情報を効果的に活用し収益向上につなげるためには、契約状況を正確に把握し、契約の見直しを的確に判断できる環境が必要です。そのためContract Oneは以下の三つの機能を新たに開発します。


①契約ツリー機能(2024年2月頃実装を予定)

Contract Oneで契約書をデータ化するだけで、「基本契約」を親契約、「秘密保持契約」や「覚書」などを子契約として自動で判別してひも付け、契約ツリーとして関連性を可視化します。各書類を個別に管理することで発生していた契約状況の不正確な理解や、契約更新漏れ、不必要な更新による追加費用の発生などを防止できます。原材料の高騰などにより、部門横断で契約見直しが必要になった場合でも、対象の契約群を瞬時に洗い出し、関連情報を加味しながら的確に判断できます。

②契約状況判定機能(2024年2月頃実装を予定)

データベース化した契約情報から、契約終了日や自動更新の有無、更新期間を自動で読み取り、各契約のステータスを「契約中」「契約終了」に自動で分類します。終了日の記載が無い場合は「契約終了日記載なし」と表示されます。契約終了日が経過しているが自動更新の定めがあるもの、すなわち意図せず自動更新されている可能性がある契約書は「契約終了日を経過、自動更新が有り」と表示されます。担当者は各ステータスを確認後、契約を終了するか再締結するかを判断し、不明確な取引を適正化できます。

③カスタム台帳機能(来春実装を予定)
これまではContract Oneを立ち上げると、閲覧権限のある契約書すべてが一覧で表示されていました。カスタム台帳を活用することで、任意の検索条件を「タブ」に保存できるようになり、「タブ」をクリックするだけで、必要な契約情報を一覧で確認できます。契約先名やタイトルなどの定型項目に加え、細かな取引条件で絞り込んだ一覧を作成可能なため、Contract Oneを立ち上げるだけで各担当者の業務に必要な情報を瞬時に確認し効率的に案件管理ができます。

Contract Oneは今後も、「契約データベースから、収益を拡大する」というコンセプトの下、進化を続けてまいります。

(以上)

■契約データベースから、収益を最大化する「Contract One」
Contract Oneは、Sansan株式会社が提供する契約データベースです。企業の重要な資産である契約書を当社独自の技術で正確にデータ化し、企業間の取引条件が網羅されたデータベースを構築します。関連する契約を自動でひも付ける機能が全社の契約状況を俯瞰して管理することを可能にします。また、生成AIを活用した機能によって法務部門に限らず全社員が契約データを容易に検索・確認できる環境を整備します。全社で運用できる契約データベースが、リスク管理にとどまらず、企業の収益最大化を後押しします。

■Sansan株式会社 会社概要
「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、働き方を変えるDXサービスを提供しています。主なサービスとして、営業DXサービス「Sansan」や名刺アプリ「Eight」、インボイス管理サービス「Bill One」、契約データベース「Contract One」を国内外で提供しています。

設立:2007年6月11日
URL:https://jp.corp-sansan.com
所在地:150-0001 東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル 13F
資本金:66億33百万円(2023年8月31日時点)
事業内容:働き方を変えるDXサービスの企画・開発・販売
Sansan https://jp.sansan.com
Eight https://8card.net
Bill One https://bill-one.com
Contract One https://contract-one.com


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会社概要

Sansan株式会社

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URL
https://jp.corp-sansan.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージ 28F
電話番号
03-6758-0033
代表者名
寺田親弘
上場
東証プライム
資本金
-
設立
2007年06月