【中国】EV車の『継続購入意向』は高い~EV車に関する調査~

EV車両のどの項目も重視度は非常に高く、なかでも『充電時間』は、「非常に重要である」が最も高く、特に重要視されている

株式会社アスマーク

マーケティングリサーチ会社の株式会社アスマーク(東京都渋谷区東、代表取締役:町田正一)は、中国在住でEV車を所有・運転する30~59歳男女に「EV車に関する調査」を実施し、その結果を7月29日に公開しました。

※調査日は2024年6月3日(月)~6月11日(火)です。

調査結果

「脱炭素」や「カーボンニュートラル」という言葉がニュースなどで報道されるようになってから、数年が経ちました。そういった中で日本では「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」として「乗用車は、2035年までに、新車販売で電動車100%を実現。」(※ここでの電動車はEV以外も含まれます)を方針として挙げ、中国では、中国政府が2027年までに、「すべての新車販売に占める電気自動車(EV)など新エネルギー車の比率を45%に高める目標」を発表しております。
(参考元:2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略
(参考元:中国、27年にEVなど新エネ車45%に 従来目標を前倒し

 
また、日本自動車販売協会連合会のデータによると、2021年から年々新車のEVの登録車数が増えており、2021年の前年比は144.7%、2022年の前年比は149.4%、2023年の前年比は139.2%です。
(参考元:燃料別登録台数
 
そこで、当社は海外調査のお問い合わせが多いアメリカと中国を対象に、EV車に関するアンケート調査を実施しました。調査項目は、車に期待することやEV車を選んだ理由、EV車で重視、満足している度合いなどについて聴取しています。
 
今回は中国を対象とした調査データを公開しています。

アメリカを対象とした調査データのプレスリリースはこちら>

トピックス

  • 車に期待していることのTOPは「安全性」となり、「走行性能」「運転サポート」が続く

  • EV車両を購入しようと思った理由のTOPは「走行性能が良いから」となり、「環境にやさしいから」「内装・外装のデザインが良かったから」が続く

  • EV車両のどの項目も重視度は非常に高く、なかでも『充電時間』は、「非常に重要である」が最も高く、特に重要視されている

  • EV車両のどの項目も満足度は8割弱を超えて非常に高く、なかでも『走行時の静寂性』『デザイン』は、「非常に満足」が高く、特に好感を持たれている

ピックアップ

■車に期待すること

Q2.あなたが車に期待することは何ですか。当てはまるものをすべてお知らせください。(複数選択可)

車に期待することは「安全性」「走行性能」「運転サポート」が上位に挙がる。
『男性50代』と『女性50代』を比較すると、「運転サポート」は男性の方が20ポイント高く、「環境への配慮」は女性の方が約30ポイント高い。

車に期待すること

■EV車両を購入しようと思った理由

Q3.あなたがEV車両を購入しようと思った理由は何ですか。あてはまるものをすべてお知らせください。(複数選択可)

EV車両を購入しようと思った理由は「走行性能が良いから」「環境にやさしいから」「内装・外装のデザインが良かったから」が上位に挙がる。
世帯月収別では『17,499元以下』は「ガソリン代がかからないから」「補助金があるから」が全体と比べて高く、費用を重視していることが分かる。

EV車両を購入しようと思った理由

■EV車両の重視度TOP2×EV車両の満足度TOP2

Q4.あなたはEV車両の以下の項目についてどれくらい重視しているかそれぞれお知らせください。(それぞれ1つずつ選択)
Q5.あなたはEV車両の以下の項目についてどれくらい満足しているかそれぞれお知らせください。(それぞれ1つずつ選択)

重視度、満足度共にいずれの項目も高い水準であり、各項目を以下の図にプロットすると重視度が高く、満足度が高い象限では「充電作業」「デザイン」「走行時の静寂性」「充電時間」が位置している。
また「維持費・メンテナンス費」「充電スポットの数」は相対的に満足度が低め。

EV車両の重視度TOP2×EV車両の満足度TOP2

■買い替えるならまたEV車に乗りたいか

Q7.次に車を購入するとした場合、どのような車を購入したいと考えていますか。最も購入したいと思う車を1つお知らせください。(1つ選択)

買い替えるならまたEV車に乗りたいと思われている方は8割半ばとなり、EV車両の継続購入意向は高い。
なかでも、『男性50代』、世帯月収が『75,000元以上』のリピートが期待できる。

買い替えるならまたEV車に乗りたいか

調査概要

調査名

EV車に関する調査【中国】

対象者条件

【性別】男女
【年齢】30歳~59歳
【居住地】中国
【その他条件】
 以下のいずれかに該当する方
・EV車両を所有しており、ご自身で運転している方
・EV車両を月に1日以上運転している方

調査項目

【スクリーニング】
・ご自身が運転する車を持っているか
・ご自身で運転する車の種類
・ご自身で運転するEV車の運転頻度

【本調査】
・車に対する価値観・考え方
・車に期待すること
・EV車を購入しようと思った理由
・EV車で重視している度合い
・EV車で満足している度合い
・EV車の総合満足度
・次に車を買う場合、どの種類の車を買いたいか

サンプルサイズ

300サンプル

割付

性年代均等

調査期間

2024年6月3日(月)~6月11日(火)

調査方法

Webアンケート

調査機関

株式会社アスマーク

株式会社アスマーク

株式会社アスマーク

代表取締役:町田 正一
所在地  :〒150-0011 東京都渋谷区東1-32-12 渋谷プロパティータワー4F
電話番号 :03-5468-5101
FAX番号 :03-5468-5102
設立   :2001年12月21日
資本金  :139百万円(2023年12月31日現在)
加盟団体 :一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会
取得認証 :プライバシーマーク(登録番号:12390094)
      マーケットリサーチ製品認証規格(ISO 20252)

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

株式会社アスマーク

15フォロワー

RSS
URL
https://www.asmarq.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区東一丁目32番12号 渋谷プロパティータワー4階
電話番号
03-5468-5101
代表者名
町田正一
上場
東証スタンダード
資本金
1億3900万円
設立
2001年12月