働き方を変えるDXを実現したユーザーを表彰する「Sansan Innovation Award 2023」の受賞企業を発表
本アワードは、ユーザー同士の経験・ノウハウの共有を活性化させ、デジタル変革をさらに後押しするために開催するものです。今回は「Sansan Innovator」に加え、特別賞として「Sansan DIGITALIST Innovator」、「Sansan Innovator BO Prize」の3つの賞で4社が選出されました。
■「Sansan Innovation Award」について
Sansan Innovation Awardは、営業DXサービス「Sansan」のほか、インボイス管理サービス「Bill One」、契約データベース「Contract One」など、当社が提供する働き方を変えるDXサービスを活用している企業や団体、個人であれば誰でも応募することができます。
応募内容は、独自性、成果・効果、社会性・影響力、活用方法の再現性、ユーザーコミュニティー「Sansan Innovation Community」への貢献度をはじめとする基準に基づいて、総合的に選考されます。
第5回目となる今回も、Sansan Innovation Award事務局が厳正なる審査を行い、応募いただいた多くのユーザー企業・団体の中から、受賞企業・団体を「Sansan Innovator」、特別賞の「Sansan DIGITALIST Innovator」、「Sansan Innovator BO Prize」として選出しました。「Sansan Innovator」ではSansanを活用して、「Sansan Innovator BO Prize」ではBill Oneを活用してDXを加速させたユーザーを選出しています。加えて、「Sansan DIGITALIST Innovator」は、Sansanと各種外部システムやツールとのデータ連携などデジタル技術を駆使して働き方の変革に取り組んだユーザーに贈る賞です。
■「Sansan Innovation Award 2023」受賞企業(※1)
【Sansan Innovator】
・梅乃宿酒造株式会社
企業代表:物流部 課長 吉見 晃宏様
授賞理由:
梅乃宿酒造株式会社は、明治26年に創業した奈良県の老舗酒造メーカーです。高齢化や人口減少による日本酒製造・出荷量の低下を受け、2002年に日本酒仕込みの梅酒を発売し、大きな人気を獲得。売上高が順調に伸長する中でコロナ禍の打撃を受け、販路・販売方法の見直しに着手。他業界からの人材確保を強化し、組織的な人脈管理をすることを目的にSansanを導入しました。社員が持つ名刺情報を蓄積し活用することで、退職者のつながりから新規商談を創出。年間で約1億円にも上る取引の成約に至りました。
また、Sansanに蓄積した顧客情報をSalesforceと連携させることで、データの精度が向上。取引先へのメールやFAXの案内が不着なく届くようになり、メールの開封率は約20%と高い数値となっています。Sansanを活用した売り上げ成果や、営業・調達・海外事業など全社でSansan機能を活用している点を評価しました。
・日本通運株式会社
企業代表:セールスイネーブルメント部 課長 高木 彩圭様
授賞理由:
物流を通じて社会発展に貢献する日本通運株式会社には、4000人以上の営業パーソンが在籍しています。情報を共有することの重要性を再認識し、「価値ある情報の蓄積と見える化」によるデータドリブン営業の実践を目的に2019年にSansanを導入。経営層によるトップダウンでSansanの利用と営業DXを推進してきました。その結果、利用者の7割以上がアクティブユーザーとなり、100万件以上の顧客情報を蓄積することに成功。コンタクト機能を使い商談履歴を記録することで、スピーディーな情報共有と営業活動の効率化を実現しました。
現在は、「セールスイネーブルメント」部署を立ち上げ、営業マネジメント変革に取り組んでいます。また、Sansanに蓄積した情報と、ベータ版機能である「Sansan Labs」を活用し、データを基に売り上げ分析や営業戦略の策定に着手。プロアクティブ・ソリューション営業行う組織変革に向き合い成果につなげている点を評価しました。
【Sansan DIGITALIST Innovator】
・株式会社アイデム
企業代表:リモート社会推進室 営業改革推進チーム 係長 石橋 佑子様
授賞理由:
株式会社アイデムは、人材の採用から戦力化までのコンサルティング事業を展開する、総合人材情報サービス企業です。ウェブサイトを基軸にした商材・サービスが増え、顧客へのクロスメディア提案の機会が増えたことにより、営業一人当たりの対応業務が増加。持てる顧客接点数に限界があることや、営業手法がアナログだったことを背景にSansanを導入。社内の誰が顧客の誰とどんな商談を行ったかを可視化し、営業を強化しました。
さらに、SansanとSalesforce、 Account Engagementを連携することで、正確な顧客データベースを基盤としたMA施策を実施。人物情報の登録数を10倍に、メルマガ到達率をほぼ100%に改善、オンライン名刺の取り込み枚数を4.5倍にするなど、大きな成果を挙げました。Sansanを活用し、最新かつ正確な顧客情報を基に営業リストを作成することで、新規顧客へのアプローチをはじめ、休眠顧客の掘り起こしや営業生産性の向上を実現した点を評価しました。
【Sansan Innovator BO Prize】
・株式会社ボディワークホールディングス
企業代表:管理部 経理課 係長 吉村 恵様
授賞理由:
全国の商業施設や駅ビルなどでのリラクゼーションスペースや温浴施設を運営する株式会社ボディワークホールディングスは、オフィスの移転と社会情勢の変化によるリモートワーク推進をきっかけにBill Oneを導入しました。従来、郵送で受領していた1300通の請求書を全てオンラインで受領。郵便物を受け取る総務部門の業務削減や経理部門におけるリモートワーク率の引き上げにより、業務生産性の向上を実現しました。
さらに、取引先に対して、請求書の送付先をBill Oneに変更してもらうことを積極的に推進。現在では、Bill One上で全体の約9割を電子請求書として処理できるようになり、さらなる請求書の電子受領に向けて取り組みを続けています。このような取り組みに注力し、Bill Oneを介して請求書のやりとりを行う「インボイスネットワーク」を拡大することで、担当者が自らアップロードする手間を減らし、これまで以上に月次決算を加速させることに尽力している点を評価しました。
詳細は後日、ユーザー向けオンラインコミュニティー「Sansan User Forum」で報告します。
https://sin.sansan.com/community/
また、「Sansan Innovation Award 2024」の開催も決定しました。詳細は以下をご参照ください。
Sansanは、今後も「出会いからイノベーションを生み出す」という当社のミッション実現へ向けて、進化を続けてまいります。
※1:受賞発表は五十音順です。また、受賞企業代表者の役職は、2023年10月20日時点のものです。
*Salesforce、Account Engagementはsalesforce.com, inc. の商標であり、許可のもとで使⽤しています。
(以上)
■Sansan株式会社 会社概要
「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、働き方を変えるDXサービスを提供しています。主なサービスとして、営業DXサービス「Sansan」や名刺アプリ「Eight」、インボイス管理サービス「Bill One」、契約データベース「Contract One」を国内外で提供しています。
設立:2007年6月11日
URL:https://jp.corp-sansan.com
所在地:150-0001 東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル13F
資本金:66億33百万円(2023年8月31日時点)
事業内容:働き方を変えるDXサービスの企画・開発・販売
Sansan https://jp.sansan.com
Eight https://8card.net
Bill One https://bill-one.com
Contract One https://contract-one.com
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