フィリピン共和国環境天然資源省鉱山地球科学局と合意書を締結
~環境保全等技術協力事業における日本受入研修業務~
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:細野 哲弘)は、8月16日(金)、フィリピン共和国環境天然資源省鉱山地球科学局との間で鉱害防止分野における協力にかかる合意書を締結しました。
今回の合意書の締結により、JOGMECはフィリピン政府関係者を対象に、約10日間にわたる日本での研修を実施します。
現在フィリピンでは、ドゥテルテ大統領政権下における露天掘り鉱山の新規採掘禁止令などにより、投資環境の維持に懸念が示されています。また、同国においては、休廃止鉱山やスモールスケールマイニングなどによる水銀汚染問題が深刻化しています。
このような状況の下、JOGMECは、フィリピン政府関係者を日本に招き、日本における水銀汚染問題の経緯や対策などについて講義を行うとともに、休廃止鉱山の発生源対策現場(露天掘りの緑化対策現場)や、水銀の坑廃水処理施設などの見学を実施することで、日本の環境に配慮した鉱害防止技術を提供し、同国による鉱害防止対策の推進に貢献します。
本協力は、経済産業省と、フィリピン環境天然資源省との間で2019年8月16日に締結された鉱物資源分野における相互協力に関する協力覚書をもとに実施するものです。
JOGMECは本合意書の締結により、フィリピンの鉱害防止対策の推進に協力し、2国間の関係の強化に繋げ、日本への鉱物資源の安定供給に貢献してまいります。
http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_13_000006.html?mid=pr_190823_02
現在フィリピンでは、ドゥテルテ大統領政権下における露天掘り鉱山の新規採掘禁止令などにより、投資環境の維持に懸念が示されています。また、同国においては、休廃止鉱山やスモールスケールマイニングなどによる水銀汚染問題が深刻化しています。
このような状況の下、JOGMECは、フィリピン政府関係者を日本に招き、日本における水銀汚染問題の経緯や対策などについて講義を行うとともに、休廃止鉱山の発生源対策現場(露天掘りの緑化対策現場)や、水銀の坑廃水処理施設などの見学を実施することで、日本の環境に配慮した鉱害防止技術を提供し、同国による鉱害防止対策の推進に貢献します。
本協力は、経済産業省と、フィリピン環境天然資源省との間で2019年8月16日に締結された鉱物資源分野における相互協力に関する協力覚書をもとに実施するものです。
JOGMECは本合意書の締結により、フィリピンの鉱害防止対策の推進に協力し、2国間の関係の強化に繋げ、日本への鉱物資源の安定供給に貢献してまいります。
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