ヘラルボニー、高松・琴電と協業しアートラッピング電車をデザイン

契約作家・山内 雅人氏の作品が香川のまちをカラフルに染め上げる

ヘラルボニー

株式会社ヘラルボニー(本社:岩手県盛岡市、代表取締役 Co-CEO:松田 崇弥、松田 文登、以下「ヘラルボニー」)は、高松琴平電気鉄道株式会社(本社:香川県高松市、代表取締役社長 植田 俊也、以下「ことでん」)との共創プロジェクトとして、「はみだせ、しあわせ。」を合言葉に香川県在住の契約アーティスト・山内 雅人氏が描いた作品をデザインしたアートラッピング電車(2両編成)の運行開始をお知らせします。車両は2025年12月4日(木)から琴平線で運行します。

● 共創の背景

本取り組みの背景には、「異彩を、放て。」をミッションに、障害のイメージ変容と福祉を起点に新たな文化の創出を目指すヘラルボニーと、「あらゆる人が自由に自分らしく暮らせる地域をつくる」という理念のもと、公共交通として多様な人々の移動を支えることでんとの想いの共鳴があります。

自分を縛る先入観や固定観念を手放せば、きっと、もっと楽しく走ることができる。

ことでんとヘラルボニーは「はみだせ、しあわせ。」を合言葉に、

「こうあるべき」「こうでなければ」という意識から乗り換える「走るアート体験」をお届けします。

香川県の作家・山内雅人氏の「アート」と、新たな景色につながる「問い」で車両をラッピング。

おや?と、眺めていただけたら、嬉しい。くすっと笑っていただけたら、もっと嬉しい。

一緒に、いろんな色がまざりあう、しあわせな未来をめざして走りたい。

どなたさまも、どうぞご乗車ください。

● アーティストについて

山内 雅人 / Masato Yamauchi

香川県さぬき市・のぞみ園

なにげなく支援員の声かけで色画用紙をちぎった貼り絵を行ったのがきっかけに創作活動を始める。色彩感覚の素晴らしさや創作活動の集中力もあり、どんどん作品を制作するようになった。これまで色彩豊かな貼り絵や色鮮やかな塗り絵の作品作りを好み、日々制作に邁進している。特にここ最近はエクセルで作成したマス目に色鉛筆で色を塗る作品づくりに集中して取り組んでいる。毎日30分という限られた時間であるが一マス一マス丁寧に仕上げている。本人にしか出せない色使い、できない塗り方があり、唯一無二の作品である。

音楽を聴くことが好きで、CDを入れているボックスはいつもきっちりの枚数が入っていて、新しくCDを購入すると家に持って帰るCDを選び持ち帰る。部屋も几帳面に整理されている。変化が苦手で、スケジュールや職員の変更、施設に修復の工事が入ったりと見通しが立たなくなる状況は苦手。

<のぞみ園について>

障害者支援施設のぞみ園は、「障害をもっていても もっていなくても 男も女も 『生まれておめでとう・成長しておめでとう・長生きしておめでとう』といえる社会づくりをめざす」を法人理念に、多様化する福祉ニーズ、時代とともに変化していく制度等にも対応しながら障害福祉サービスの維持、向上、利用者の幸せをめざして事業に取り組んでいます。施設方針は、「のぞみをもっていきよう」、利用者の意思および人格の尊重、利用者の立場に立った障害福祉サービスの提供の3つの柱で、施設入所・生活介護・就労継続B型事業を通じて本人なりの自立、集団参加、社会参加をめざします。

● 作品について

作品名:「いろんな色」

● アートラッピング電車概要

運行開始日:2025年12月4日(木)

運行期間:2025年12月4日(木)~2027年7月頃の予定

対象車両:琴平線1200形 1203号車・1204号車

運行区間:琴平線(高松築港駅~琴電琴平駅)

<STAFF>

プランナー:岡 志津、阿部 麗実(ヘラルボニー)

プロジェクトマネージャー:山中 肇(ヘラルボニー)

ビジネスプロデューサー:伊藤 琢真、鎌田 亮太朗 (ヘラルボニー)

クリエイティブディレクター:桑山知之(ヘラルボニー)

アートディレクション/グラフィックデザイン:遠藤 光太(株式会社ハラペコ)

コピーライティング:北野 早苗

スチール撮影:近藤拓海

● 出発式の様子

高松琴平電気鉄道株式会社について

高松琴平電気鉄道株式会社は、高松築港駅から琴電琴平駅を結ぶ琴平線、瓦町駅から長尾駅を結ぶ長尾線、瓦町駅から琴電志度駅を結ぶ志度線の3路線を運行している鉄道会社です。

高松市内中心部を走り、多くの通勤通学のお客様にご利用頂いております。運行している車両は首都圏などから譲渡された車両が活躍しておりますが、来年度以降新造車両導入を予定しています。また、琴平線では複線区間の延長、新駅開業を予定しております。

● 株式会社ヘラルボニーについて

「異彩を、放て。」をミッションに、障害のイメージ変容と福祉を起点に新たな文化の創出を目指すクリエイティブカンパニー。障害のある作家が描く2,000点以上のアート作品をIPライセンスとして管理し、正当なロイヤリティを支払うことで持続可能なビジネスモデルを構築。自社ブランド「HERALBONY」の運営をはじめ、企業との共創やクリエイティブを通じた企画・プロデュース、社員研修プログラムを提供するほか、国際アートアワード「HERALBONY Art Prize」の主催など、アートを軸に多角的な事業を展開しています。2024年7月より海外初の子会社としてフランス・パリに「HERALBONY EUROPE」を設立。

会社名:株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.

所在地:〒 020-0026 岩手県盛岡市開運橋通2-38(本社)、〒104-0061 東京都中央区銀座2丁目5−16 銀冨ビル3F受付(東京拠点)

代表者:松田 崇弥、松田 文登

コーポレートサイト:https://www.heralbony.jp

オンラインストア:https://store.heralbony.jp/

アートデータにおける著作権表示のお願い:

本文書に掲載されているアート作品の画像データは、すべて著作権者の貴重な作品です。これらの写真を使用する際には、必ず作品タイトルと作家名をご記載ください。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社ヘラルボニー

140フォロワー

RSS
URL
http://www.heralbony.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
岩手県盛岡市開運橋通2-38 HOMEDELUXビル4F HERALBONY
電話番号
-
代表者名
松田 崇弥、松田文登
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
2018年07月