FPU・DSPに対応したSTM32F3の低価格品の提供を開始
STマイクロエレクトロニクス(NYSE: STM、以下ST)は、浮動小数点ユニット(FPU)に対応したARM(R) Cortex(R)-M4ベースの32bitマイクロコントローラ(マイコン)の新製品 STM32F301/302/303の量産が開始され、同製品の提供を開始したことを発表しました。同製品は、豊富な機能を1チップに集積し、低価格が要求される先進的なアプリケーションに卓越した性能を提供します。
FPU対応のCortex-M4マイコンで1ドルを下回る市場初の製品であるSTM32F301には、32KBから64KBのFlashメモリおよび16KBのSRAMを内蔵する製品があり、ARM(R) Cortex(R)-M4ベースのマイコンを搭載する機器開発の導入に適しています。STM32F302およびSTM32F303では、内蔵Flashメモリ容量が32KBから256KBに拡張されています。2014年中に、最大512KBのFlashメモリを内蔵する新製品がSTM32F3シリーズに追加される予定です。
STM32F3シリーズでは、DSP命令セットおよびFPUを特徴とするARM Cortex-M4コア(72MHz)と高性能アナログ・ペリフェラルを組み合わせることにより、エントリ・レベルのミックスド・シグナル制御アプリケーションの高度な統合を実現します。STM32F0シリーズと完全な互換性があるため、同じ開発プラットフォームを使用できるという非常に大きなメリットがあります。STM32F303は、Core-Coupled Memory(CCM-SRAM)技術の採用により、90DMIPSの高い性能を実現しており、内蔵Flashメモリから100MHzを超えるCPU周波数で命令を実行するのに相当する「ルーチン・ブースト」機能を搭載しています。
また、ARM Cortexマイコンでは最速の12bit ADコンバータ(5Mサンプル/秒)と組み合わせた30ns未満の最新アナログ・コンパレータが、デジタル電源、ソナー、モータ制御、照明、ワイヤレス給電等、繊細な制御が必要なアプリケーションにおいて超高速リアルタイム性を提供します。この超高速ADコンバータは、20kサンプル/秒で16bit、1.2kサンプル/秒で18bit分解能のオーバーサンプリング機能を使用して精度を向上させることも可能なため、センサ・データ処理、ヘルスケア、電力メータ、計測装置等のアプリケーションに最適です。またSTM32F302/303は、USB-LPM(Link Power Management)モードを採用することにより、接続時の消費電力が低減されています。
mbedに対応した最新のSTM32F302 Nucleoボード(NUCLEO-F302R8)は、STM32F303開発キット(STM32F3DISCOVERY)を伴う開発エコシステムに追加されるため、エンジニアが新たなアイデアを試し、迅速にプロトタイプ開発を行うのに有効です。このボードの価格は、10.32ドルです。
STM32F301K6U6(内蔵Flashメモリ: 32KB、SRAM: 16KB、32ピン・パッケージ)の単価は、10000個購入時に約0.89ドルです。
詳細については、http://www.st.com/web/jp/catalog/mmc/FM141/SC1169/SS1576 をご覧ください。
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、「センス & パワー、オートモーティブ製品」と「エンベデッド・プロセッシング ソリューション」の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。エネルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍しています。STは、よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。2013年の売上は80.8億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
マイクロコントローラ・メモリ・セキュアMCU製品グループ
TEL: 03-5783-8240 FAX: 03-5783-8216
FPU対応のCortex-M4マイコンで1ドルを下回る市場初の製品であるSTM32F301には、32KBから64KBのFlashメモリおよび16KBのSRAMを内蔵する製品があり、ARM(R) Cortex(R)-M4ベースのマイコンを搭載する機器開発の導入に適しています。STM32F302およびSTM32F303では、内蔵Flashメモリ容量が32KBから256KBに拡張されています。2014年中に、最大512KBのFlashメモリを内蔵する新製品がSTM32F3シリーズに追加される予定です。
STM32F3シリーズでは、DSP命令セットおよびFPUを特徴とするARM Cortex-M4コア(72MHz)と高性能アナログ・ペリフェラルを組み合わせることにより、エントリ・レベルのミックスド・シグナル制御アプリケーションの高度な統合を実現します。STM32F0シリーズと完全な互換性があるため、同じ開発プラットフォームを使用できるという非常に大きなメリットがあります。STM32F303は、Core-Coupled Memory(CCM-SRAM)技術の採用により、90DMIPSの高い性能を実現しており、内蔵Flashメモリから100MHzを超えるCPU周波数で命令を実行するのに相当する「ルーチン・ブースト」機能を搭載しています。
また、ARM Cortexマイコンでは最速の12bit ADコンバータ(5Mサンプル/秒)と組み合わせた30ns未満の最新アナログ・コンパレータが、デジタル電源、ソナー、モータ制御、照明、ワイヤレス給電等、繊細な制御が必要なアプリケーションにおいて超高速リアルタイム性を提供します。この超高速ADコンバータは、20kサンプル/秒で16bit、1.2kサンプル/秒で18bit分解能のオーバーサンプリング機能を使用して精度を向上させることも可能なため、センサ・データ処理、ヘルスケア、電力メータ、計測装置等のアプリケーションに最適です。またSTM32F302/303は、USB-LPM(Link Power Management)モードを採用することにより、接続時の消費電力が低減されています。
mbedに対応した最新のSTM32F302 Nucleoボード(NUCLEO-F302R8)は、STM32F303開発キット(STM32F3DISCOVERY)を伴う開発エコシステムに追加されるため、エンジニアが新たなアイデアを試し、迅速にプロトタイプ開発を行うのに有効です。このボードの価格は、10.32ドルです。
STM32F301K6U6(内蔵Flashメモリ: 32KB、SRAM: 16KB、32ピン・パッケージ)の単価は、10000個購入時に約0.89ドルです。
詳細については、http://www.st.com/web/jp/catalog/mmc/FM141/SC1169/SS1576 をご覧ください。
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、「センス & パワー、オートモーティブ製品」と「エンベデッド・プロセッシング ソリューション」の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。エネルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍しています。STは、よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。2013年の売上は80.8億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
マイクロコントローラ・メモリ・セキュアMCU製品グループ
TEL: 03-5783-8240 FAX: 03-5783-8216
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像