JLL、東京、大阪にてオフィスの統合移転を年内に実施

5つの柱を中心にJLLのFuture of Work(働き方の未来)を具現化

JLL

東京 2022年10月19日 – 総合不動産サービス大手JLL(日本法人: 東京都千代田区、代表取締役社長: 河西 利信)は、JLLが提唱する「Future of Work(働き方の未来)、以下FoW」及び多様な働き方の実現に向けて、2022年11月21日に東京本社を「東京ガーデンテラス紀尾井町」、2022年12月19日に関西支社を「日本生命淀屋橋ビル」に移転します。本移転により、東京に所在する拠点を東京本社に、大阪に所在する拠点を関西支社にそれぞれ統合し、連携をより深めるとともに、更なる事業の成長を目指して参ります。
■移転の背景
JLLが掲げる企業目標(Purpose)「Shaping the Future of Real Estate for a Better World(不動産の未来を拓き、より良い世界へ)」のもと、JLLは不動産サービスを通じて、お客様が直面する不動産に関する課題の解決を支援しています。その一環として、ウィズ/アフターコロナに対応したオフィスの在り方やワークプレイス戦略をFoWとして提唱、コンサルティングサービスを提供しています。世界各都市のJLLオフィスでもFoWをベースとしたワークプレイスづくりがされており、この度、東京、大阪の各オフィスにおいてもFoWを具現化するワークプレイスとして、統合移転することになりました。

■JLL日本におけるワークプレイス5つの柱
JLLにとっての最大の企業資源は従業員であり、物理的かつ精神的な健康と安全を維持することが重要であると認識しています。また、JLLはサステナブルな活動をリードし、社内外の人と人、コミュニティをつなぐ役割を担っていきたいと考えており、日本では5つの柱を中心にワークプレイスづくりを実施しています。
  1. New Workstyle & Premium Experience
    ​JLLのFoW、ABW(Activity Based Working)※1を実践する体験型ワークプレイス、また自然と人が集まりコミュニケーションが生まれる「公園」をコンセプトとしています。関西支社はグローバルで展開するJLLの歴史や知見、国際色を取り入れ、東京本社ではそれらに加えて日本の伝統文化、漆喰など和の素材を取り入れた「おもてなし」の空間づくりを実践し、茶室や、領域を縁取る縁側から着想を得た空間を設けます。
  2. Technology & New Discovery
    JLLの最新テクノロジー(空席確認や人流分析を行うセンサー「VergeSense」や空気質センサー「AirThings」)を積極的に採用し、得られたデータを分析活用する場として業務効率化や新たな発見を促進します。東京本社には、最新の4面スクリーンとJLLのITソリューションを用いた没入型のプレゼンテーションを可能とするシアター空間「プレゼンテーションスイート」を設けています。
  3. Connectivity & Networking
    コロナ禍における繋がりやコミュニケーションの在り方について、テクノロジーを活用しながら試行錯誤してきましたが、従業員、お客様、コミュニティ間の直接的な繋がりの維持が課題となっていました。新オフィスでは、社内外のコミュニケーションを促進するため、受付や執務エリアにカフェやサロンを設置し、社内外の交流や一体感の創出を図ります。東京本社、関西支社ともに、これまで分散していたオフィスを統合することで、積極的な社内交流を促すとともに、お客様やコミュニティとの協働にも取り組んでいきます。
  4.  Well-being & Creative Recharge
    従業員のWell-being(ウェルビーイング)※2意識を向上させ、身体と心をリフレッシュし、創造性を高める場として、ウェルネスに関する各種設備を備えた空間(マザールーム、エイドルーム、ヨガやe-スポーツができる部屋等)を設けました。定量的に測定可能な光、水、音に関する環境や質の向上、従業員同士のコミュニティ形成やエンゲージメントを向上させる取り組みを打ち出すことで、心の健康や意欲向上を目指します。
  5. Sustainable Thinking
    持続可能かつ環境に配慮したワークプレイスづくりに取り組み、東京本社はLEED認証※3及びWELL認証においてプラチナを 、大阪はLEED認証及びWELL認証においてゴールドの取得を目指しています。両認証の評価基準には、入居工事から移転後の継続的な運用システムも含まれ、JLLのエナジー&サステナビリティ事業部の専門的な知見を基に、認証取得後も可視化されたデータを活用しながら長期的な視点でワークプレイスを進化させていきます。

JLL日本法人 代表取締役社長 河西 利信は次のように述べています。
「2020年世界的な新型コロナウイルス感染拡大を受けて以降、私たちの生活や働き方は大きく変化しました。JLLはコロナ禍以前からFoWとしてオフィスの在り方を提唱し、各企業が目指すオフィスづくりを支援しており、現在は感染症対策や従業員のウェルビーイング確保、コミュニケーションを活性化するワークスペースなど、ニューノーマルに対応したオフィスづくりを支援しています。この度、東京、大阪にて分散していた拠点を東京本社、関西支社それぞれに統合して、JLLのFoWを具現化するワークプレイスとしてオープンすることとなりました。多くの皆さまにJLLのワークプレイスを体験いただき、お客様のオフィスづくりや課題解決の一助になれば幸いです」

JLL執行役員 関西支社 支社長 兼 キャピタルマーケット関西代表 海田 幸一は次のように述べています。
「コロナ禍に対応したオフィスづくりを導入する一方で、改めて人と人との交流、直接対話することの重要性を再認識しました。新オフィスでは、従業員だけではなく、お客様とも自由闊達にコミュニケーションを図れる空間を各所に設けています。関西は世界の注目を集める都市であり、今後確実に海外訪日客やビジネスでの来日機会も増加すると予想されます。こうした来訪者にとっても心地良いオフィス空間となっておりますので、ぜひ大阪のJLLオフィスも訪れていただきたいと考えています」

■新ワークプレイスの概要及びイメージ
東京

102-0094 東京都 千代田区 紀尾井町 1番 3号 東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー
東京メトロ「永田町駅」 9a出口直結、東京メトロ「赤坂見附駅」D出口から徒歩1分
03-4361-1800
移転日:2022年11月21日
<イメージ図>

大阪
541-0041 大阪市 中央区 北浜 三丁目 5番 29号 日本生命淀屋橋ビル
大阪メトロ御堂筋線および京阪本線「淀屋橋駅」直結
06-7662-8400
移転日:2022年12月19日
<イメージ図>


※1 仕事の内容に応じて働く場所を変え、クリエイティビティを促進する働き方
※2 心身及び社会的な健康
※3 LEED:人や環境について考慮した建物を評価する国際認証制度、WELL:社員の心身の健康・快適性を評価

JLLについて
JLL(ニューヨーク証券取引所上場:JLL)は、不動産に関わるすべてのサービスをグローバルに提供する総合不動産サービス会社です。JLLは、最先端のテクノロジーを活用した価値ある機会、優良なスペース、環境に配慮した持続可能な施策をお客様、人々、コミュニティに提供し、不動産の未来を拓く取り組みを進めています。
フォーチュン500に選出されているJLLは、2022年6月30日現在、世界80ヵ国で展開、従業員約102,000名を擁し、2021年の売上高は194億米ドルです。JLLは、ジョーンズ ラング ラサール インコーポレイテッドの企業呼称及び登録商標です。https://www.jll.com

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

URL
http://www.joneslanglasalle.co.jp
業種
不動産業
本社所在地
東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー
電話番号
-
代表者名
河西 利信
上場
海外市場
資本金
1億9500万円
設立
1985年04月