～中小企業の技術で巨大市場に挑む！～　インドから企業経営者を招聘し、商談会＆セミナーを開催

中小機構（独立行政法人中小企業基盤整備機構、所在地：東京都港区、理事長：豊永厚志）は、独立行政法人国際協力機構（JICA）並びにインド工業連盟（CII）と連携し、日本のものづくり中小企業の海外展開支援を目的として、インドから、自動車産業、電気電子産業等に関わる企業経営者（CEO）を日本に招聘し、「インドCEO商談会＆セミナー」を開催します。

■国内中小企業の関心が高まる巨大市場、インドへの展開を後押し
インドは、人口約13億人という人口の多さと、高いGDP成長率から、販売・労働いずれにおいても更なる巨大市場への成長が期待されます。国連の推定では10年以内に中国を抜いて世界一の人口となると予想されています。
一方で、我が国では人口減少に伴う国内需要の減少を背景に、中小企業による積極的な海外展開の必要性が高まっています。

本イベントでは、日本企業が有する精密加工技術や生産管理手法等に関心が高く、技術提携・連携などを希望するインドの企業経営者を招聘し、高い技術力を有する日本の中小企業との商談会を開催します。また、インド市場の最新市場情報や商習慣についてのセミナーも同時開催する予定です。

CEO商談会風景（令和元年10月開催）

 

■開催・募集概要は以下の通り
・日時： 2020年2月6日（木曜）13:00～19:30
・会場： ベルサール東京日本橋（東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー4F）
・主催：（独）中小企業基盤整備機構、（独）国際協力機構
・後援（予定を含む）：経済産業省、中小企業庁、（独）日本貿易振興機構、（株）日本政策金融公庫、（株）商工組合中央金庫、信金中央金庫
・募集期間：2019年12月16日（月曜）～2020年1月24日（金曜）（予定）
・インド企業数：10社
・参加費用：無料
・応募方法：以下、ウェブサイトより登録
https://www.smrj.go.jp/sme/market/ceo/favgos0000001jqy.html

■海外企業経営者（CEO）と直接商談が可能
商談会は予約制でニーズの合う企業同士を事前にマッチング。経営者同士で直接交渉することができるため具体的な交渉につながりやすくなっています。また、商談に当たっては、中小機構の専門家や全席に通訳が配置されサポートします。日本の中小企業にとっては、海外進出を目指すうえで必要な信頼のできるパートナーを探し、現地有力企業の経営者（CEO）と直接関係を築くための絶好の機会となります。
 
※海外CEO商談会事業　(CEO Network Enhancing Project）について
中小機構では、日本企業との連携を希望する海外企業経営者（CEO）と海外展開を目指す日本の中小企業者とのマッチングを実施しています。昨年度までの6年間で70回の開催実績があり、海外企業1,056社、日本企業4,085社が参加し、商談件数は13,310件にのぼります（のべ数）。経営者同士で直接商談できることが最大の特徴で、通訳を配置し、国内にいながら、信頼のおける海外ローカルパートナー企業と出会うことができる機会を提供します。

＜独立行政法人中小企業基盤整備機構（中小機構）＞
中小機構は、日本の中小企業政策の総合的かつ中核的な実施機関として、全国の中小企業・小規模事業者への支援をトータルで行う経済産業省所管の独立行政法人です。生産性向上や事業承継など様々な課題を抱える中小企業に対して、創業、販路開拓、海外展開、人材育成、事業引継ぎ、その他経営面での助言、情報提供及び震災復興支援や共済制度、ファンドを通じた資金提供など多様な支援を実施しています。