「値上げラッシュ」続く 7月は1600品目が値上げ 年内累計は2万品目超えの勢い 6月末で1.5万品目超の値上げ計画判明、10月は最多の3000品目超
「食品主要105社」価格改定動向調査(7月)
帝国データバンクは、上場する食品メーカー主要105社における価格改定動向について調査を行った。
調査結果(要旨)
今夏以降の値上げ要因では、原油高に伴う包装資材や容器、物流費の高騰、加えて急激な円安による影響を挙げたケースが多かった。2022年5月頃までは小麦など原材料価格の高騰が値上げの理由だったが、近時は急激な円安や原油高による輸入・物流コストの上昇へと変化している。
加工食品の値上げ率上昇、高値続く水産品関連の値上げ目立つ 10月は飲料で値上げラッシュ
円安の影響、食卓への影響は秋以降に本格化 「再値上げ」の動きも今後強まる見通し
今後も、急激に進む円安を背景に価格改定を行うケースは増加していくとみられる。特に、今年初めに値上げを行っている企業・品目では、現在の為替水準を前提としていないケースが多く、既に再値上げ・再再値上げといった動きが足元で進んでいる。そのため、値上げは秋口にかけてさらに増加し、年内で累計2万品目を超える可能性が高い。
- 加工食品の値上げ率上昇、高値続く水産品関連の値上げ目立つ 10月は飲料で値上げラッシュ
- 円安の影響、食卓への影響は秋以降に本格化 「再値上げ」の動きも今後強まる見通し
2022年の食品値上げ(6月30日時点)品目数月別
今夏以降の値上げ要因では、原油高に伴う包装資材や容器、物流費の高騰、加えて急激な円安による影響を挙げたケースが多かった。2022年5月頃までは小麦など原材料価格の高騰が値上げの理由だったが、近時は急激な円安や原油高による輸入・物流コストの上昇へと変化している。
加工食品の値上げ率上昇、高値続く水産品関連の値上げ目立つ 10月は飲料で値上げラッシュ
値上げ品目・分野別推移
円安の影響、食卓への影響は秋以降に本格化 「再値上げ」の動きも今後強まる見通し
主な食品分野 価格改定の動向
今後も、急激に進む円安を背景に価格改定を行うケースは増加していくとみられる。特に、今年初めに値上げを行っている企業・品目では、現在の為替水準を前提としていないケースが多く、既に再値上げ・再再値上げといった動きが足元で進んでいる。そのため、値上げは秋口にかけてさらに増加し、年内で累計2万品目を超える可能性が高い。
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