富士通、「2025 Microsoft Japan Partner of the Year」の「AI Innovationアワード」と「Migrate SAPアワード」を同時受賞

富士通株式会社

当社はこのたび、日本マイクロソフト株式会社(以下、日本マイクロソフト)が表彰する「2025 Microsoft Japan Partner of the Year」において、「AI Innovationアワード」および「Migrate SAPアワード」を受賞しました。本受賞は、マイクロソフト製品を通じて日本国内でAIおよび「RISE with SAP」を活用し、お客様の事業変革を支援したことが評価され、表彰されたものです。当社がマイクロソフトからAI分野でのアワードを受賞するのは、今回が初となります。

「Microsoft Japan Partner of the Year Awards」は、日本マイクロソフトのパートナー企業の中で、1年間、特に優れた実績を築き上げ、お客様からの厚い信頼を獲得したパートナーに対して贈られるものです。今回の受賞により、当社は、「Microsoft Japan Partner of the Year Awards」において、2019年以降、7期連続での受賞となります。

AI Innovationアワード

株式会社ヘッドウォータースと共に、マイクロソフトのAI開発ツールである「Azure AI Foundry」と、オフライン環境での性能に強みを持つ小規模言語モデル(SLM)である同社の「Phi(ファイ)」を活用し、日本航空株式会社様のフライト中の機内において、客室乗務員がタブレット端末を用いてチャット形式でレポート作成が可能になる生成AIソリューションのプロトタイプアプリを開発。これにより、レポート作成業務を効率化できることを確認。当社は、AIサービスである「Fujitsu Kozuchi」のノウハウを生かし、「Phi」のお客様の業務に特化したモデルへのファインチューニングを実施。当社は様々な業界に向け、業務特化型SLMの活用を展開中。

Migrate SAPアワード

日本企業で初となるSAPの「RISE with SAP」のプレミアムサプライヤーとして、「Microsoft Azure」をはじめとするマイクロソフトソリューションを包括的に活用するクラウドERPソリューション「RISE with SAP, premium supplier option via Higher with Fujitsu」を提供。また、当社が保有するマイクロソフトソリューションの知見やミッションクリティカルシステムを運用してきたノウハウを生かし、業界大手のお客様のイノベーションへの支援を推進する。当社は、クラウドソリューション分野において取り組みが継続的に評価されており、SAP関連アワードにおいて、2024年の「SAP RISE on Microsoft Cloud」部門での受賞に続き、今回で通算6度目の受賞を達成しました。

当社は、お客様のサステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)を推進する革新的なクラウドソリューションの開発および提供に向け、2023年にマイクロソフトとの5年にわたる戦略的なグローバルパートナーシップを締結しています。現在は、AI分野において両社で商品開発および商談展開に注力していくことに合意しています。


また、当社は、マイクロソフトの協力のもと、日本、ヨーロッパ、アジア、およびアメリカなどの全リージョンにおいて「Uvance」のソリューション展開を担う約2万8千人の従業員に対し、重点注力分野のソリューションやクラウドセールストレーニングなどの教育や認定資格取得を進めています。2025年より、AI分野における人材育成を加速し、マイクロソフトと協働して、全リージョンでAIの集中教育を実施しています。

当社は、今後も社会課題を起点とする事業モデル「Uvance」のもと、AIやSAP領域における富士通の強みとマイクロソフトとの協働によりお客様のAIトランスフォーメーションを実現し、お客様と社会を前進させます。

富士通株式会社 SVP  クロスインダストリーソリューション事業本部長 伊藤 英紀 のコメント

「2025 Microsoft Japan Partner of the Year」における「AI Innovationアワード」の受賞を、大変嬉しく思います。今回の「AI Innovationアワード」受賞は、マイクロソフト社のアワードとしては当社にとってAI分野で初めての栄誉であり、担当部門がAI技術への取り組みと挑戦を続けてきた成果の一つと考えています。

今後もデータ&AI技術は、企業や社会の価値創造を加速する中核的な役割を担います。当社はマイクロソフト社との協働を更に加速させ、マイクロソフト社の先進的なAI技術とクラウド基盤を活用し、生成AIやデータ活用を軸に業界横断で新しいビジネスモデルを構築してまいります。

富士通株式会社 SVP  クラウド&ビジネスアプリケーション事業本部長 桐生 卓 のコメント

昨年の「マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2024」<SAP RISE on Microsoft Cloud>受賞に続き、SAP領域での取り組みとケイパビリティの進化が評価され、「2025 Microsoft Japan Partner of the Year」において「Migrate SAPアワード」を受賞したことを大変光栄に思います。
当社は、日本企業として初めてSAPの「RISE with SAP」プレミアムサプライヤーとなり、包括的なクラウドERPソリューション「RISE with SAP, premium supplier option via Higher with Fujitsu」を「Uvance」の一環として開発し、市場展開を進めています。
マイクロソフトとの強固な協働を通じて、お客様と社会のトランスフォーメーションを支援してまいります。

日本マイクロソフト株式会社 執行役員 常務 パートナー事業本部長 浅野 智 様のコメント

富士通株式会社様の「AI Innovationアワード」並びに「Migrate SAP アワード」 の受賞を心よりお祝い申し上げます。
富士通株式会社様は、長年にわたって培われた高い技術力と最先端の技術を活用した取り組みにより、日本のお客様のトランスフォーメーションに貢献されました。お客様の複雑な業務課題を解決する確かな知見と実績が、他業界およびグローバルのユースケースへ波及していくことに期待しています。
日本マイクロソフトは、富士通株式会社様が業界のフロンティアカンパニーとしてさらなる成長を遂げることを力強く支援してまいります。

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記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
Microsoft、Azureは、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。

当社のSDGsへの貢献について

2015年に国連で採択された持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)は、世界全体が2030年までに達成すべき共通の目標です。当社のパーパス(存在意義)である「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」は、SDGsへの貢献を約束するものです。

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会社概要

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URL
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業種
情報通信
本社所在地
神奈川県川崎市中原区上小田中4-1-1
電話番号
-
代表者名
時田 隆仁
上場
東証プライム
資本金
-
設立
1935年06月