【M&A成約】シェア7割のニッチトップ企業。三代目社長が55歳で決断した会社の未来

譲渡企業：高木ゴム工業（千葉）、譲受け企業：ＧＷE（大阪）

株式会社日本M&Aセンターホールディングス（以下、当社 / 本社：東京都千代田区 / 代表取締役社長：三宅 卓）の連結子会社である株式会社日本M&Aセンター（以下、日本M&Aセンター / 本社：東京都千代田区 / 代表取締役社長：竹内 直樹）は、このたび高木ゴム工業株式会社（譲渡企業、千葉県）と株式会社ＧＷE（譲受け企業、大阪府）のM&Aを支援いたしました。

URL:https://www.nihon-ma.co.jp/page/interview/takagigomu-gwe/

（写真左）株式会社GWE󠄀　代表取締役　毛利 直彦 様　（写真右）高木ゴム工業株式会社　取締役社長 松﨑 隆一 様

30代から事業承継を意識し、55歳でM&Aを含めた検討を始める

高木ゴム工業は、食品飲料プラント向けのゴムパッキンで国内シェア7割を誇る工業用ゴム製品メーカーです。創業70年を超える同社を牽引してきた3代目の松﨑隆一社長は、30代の頃から「今は問題なくても、50代、60代になったときに会社をどうするか？」を常に考えてきました。経営はプロが担うべきとの考えから親族承継は考えず、40代に入ってからはM&Aを意識するようになり、55歳を目途に検討を始める人生設計を立てました。予定通りに55歳からM&Aを検討し、2024年11月、日本M&Aセンターの仲介でGWEに会社を譲渡しました。松﨑社長は譲渡後も取締役社長として継続勤務しています。「毛利社長からは毎日のように案が出てきて、ワクワクして（社長を）やめられない」と現在の心境を語ります。

事業の多角化を目的にライフライン事業への進出を検討

GWEは、自動車向けにゴム製品を製造する会社です。2024年にはM&Aで半導体領域にも事業を拡大し 、事業の第2の柱にしました。続く第3の柱としてライフライン事業への進出を掲げ、M&Aによる譲受けを検討していた中で、日本M&Aセンターから高木ゴム工業の提案を受けました。トップ面談ではお互いのものづくりへの姿勢に意気投合し、トップ面談から3カ月で成約しました。M&Aから6カ月が経った現在は、事業の効率化や受注の拡大という面で相乗効果が実感できるよう、グループのサプライチェーンを明確化し、両社の工場を有効活用すべく動き出しています。毛利直彦社長は、「経営の相談ができるパートナーができたことは心強く、グループとしての可能性が大きく広がっている」と手ごたえを感じています。

【譲渡企業】

会社名：高木ゴム工業株式会社

事業内容：食品用機械のゴムパッキン、靴底用ゴム等の工業用ゴム製品の製造販売

所在地：千葉県習志野市

【譲受け企業】

会社名：株式会社ＧＷE

事業内容：工業用ゴム・樹脂製品の製造販売、金型販売

所在地：大阪府堺市

シェア7割のニッチトップ企業。会社の永続と人生設計を考え55歳で決断

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【株式会社日本M&Aセンターホールディングス（東証プライム：2127）】

会社名：株式会社日本M&Aセンターホールディングス

本社所在地：東京都千代田区丸の内一丁目8番2号　鉃鋼ビルディング24階

事業内容：グループ会社の経営管理等

設立：1991年4月

拠点：東京、大阪、名古屋、広島、福岡、札幌、沖縄、シンガポール、インドネシア、ベトナム、

　　　マレーシア、タイ（現地法人および連結子会社である日本M&Aセンターの拠点を含む）

 

【株式会社日本M&Aセンター】

株式会社日本M&Aセンターは、M&A仲介業のリーディングカンパニーとして、「M&A業務を通じて企業の存続と発展に貢献する」ことを企業理念とし、創業以来累計10,000件を超えるM&A支援実績を有しています。会計事務所・地域金融機関・メガバンク・証券会社との連携も深めており、事業承継やM&Aに関する相談機会の創出を加速し、マッチングを強化しています。国内7拠点、14のサテライトオフィス、海外5拠点（日本M&Aセンターホールディングスの現地法人含む）を構えています。

◆M&A成約件数のギネス世界記録™ 認定◆

正式記録名「M&Aフィナンシャルアドバイザリー業務の最多取り扱い企業」

（対象年2023年、取扱件数1,067件）

【本件に関するお問い合わせ先】

株式会社日本M&Aセンター　広報担当　[e-mail]