ロシア・Arctic LNG2プロジェクトの最終投資決断の実行
三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:安永竜夫、以下「三井物産」)、及び独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(本部:東京都港区、理事長:細野哲弘、以下「JOGMEC」)は、共同出資する蘭国Japan Arctic LNG B.V.(以下「J-ARC」)を通じて、10%の持分を保有するアークティックLNG2プロジェクト(以下「本プロジェクト」)において、最終投資決断を行いました。
三井物産及びJOGMECは、J-ARCを通じてプロジェクト会社アークティックLNG2社の10%持分を取得する為の持分売買契約をロシアの天然ガス生産・販売大手PAO NOVATEK(以下「NOVATEK」)と2019年6月29日に締結の上、関係許認可取得後の同年7月19日に正式に参画しました。本プロジェクトにはNOVATEKが60%参画している他、仏トタル、中国石油天然気集団(CNPC)、及び中国海洋石油集団(CNOOC)の各子会社が10%参画しております。本プロジェクトへの参画後、事業パートナーと共に本プロジェクトの開発計画や販売・輸送戦略に関する精査を進め、今般、本プロジェクトの最終投資決断に至りました。
本プロジェクトは、北極圏にあるロシア連邦北部ギダン半島の在来型陸上ガス田を開発し、年間1,980万トンの生産能力を持つ天然ガス液化設備を建設する上中流一体型事業です。2023年頃からのLNG生産開始を予定しており、生産されたLNGは北極海航路を通じてアジア及び欧州を中心に供給されます。
三井物産及びJOGMECは、豊富な天然ガス埋蔵量、並びに主要なLNG需要地にアクセス可能な地理的優位性を有する本プロジェクトを通じて、日本を始めとした世界各国へのエネルギーの安定供給に貢献して行きます。
本プロジェクト概要
本プロジェクトは、北極圏にあるロシア連邦北部ギダン半島の在来型陸上ガス田を開発し、年間1,980万トンの生産能力を持つ天然ガス液化設備を建設する上中流一体型事業です。2023年頃からのLNG生産開始を予定しており、生産されたLNGは北極海航路を通じてアジア及び欧州を中心に供給されます。
三井物産及びJOGMECは、豊富な天然ガス埋蔵量、並びに主要なLNG需要地にアクセス可能な地理的優位性を有する本プロジェクトを通じて、日本を始めとした世界各国へのエネルギーの安定供給に貢献して行きます。
本プロジェクト概要
鉱区 | ウトレニエ ガス・コンデンセート田 |
鉱区位置 | 露ヤマロ=ネネツ自治区、ギダン半島 |
株主構成 | NOVATEK 60% 仏トタル10% CNPC 10% CNOOC 10% Japan Arctic LNG B.V. 10% |
生産量(予定) | LNG年産1,980万トン(660万トン×3系列) |
生産開始(予定) | 第一系列 2023年 第二系列 2024年 第三系列 2026年 |