自動販売機の使用電力に再生可能エネルギーを活用した「カーボンオフセット自動販売機」を6月から全国で本格展開 グリーン電力の2022年使用量は241,000kWh、CO2削減量は93tを見込む
アサヒ飲料株式会社(本社 東京、社長 米女太一)は、日本自然エネルギー株式会社(本社 東京、社長 加藤圭輝)とグリーン電力証書に関する契約を結び、使用する電力を再生可能エネルギーに切り替えたカーボンオフセット自動販売機の本格展開を6月から全国で開始します。
既に5月中にアサヒグループの全事業場に設置している約400台の自動販売機で切り替えを完了しており、今後はCO2排出量の削減に取り組むグループ社外の企業を中心に年内約100台の新規設置を目指します。
カーボンオフセット自動販売機を約500台設置することで、グリーン電力使用量は241,000kWh、CO2削減量は93tを見込んでいます。
今回の取り組みは、当社の拠点だけでなく自動販売機を新たに設置いただくお客様と共にカーボンオフセット自動販売機の設置を拡大し、再生可能エネルギー使用の拡大とCO2排出量の削減に取り組むことで、事業を通じた持続可能な社会への貢献を目指すものです。
グリーン電力とは、太陽光、風力、バイオマスや地熱など、地球環境への負荷が少ない自然エネルギーで発電されたエコな電気です。CO2の排出が極めて少ないことから地球温暖化の防止と枯渇しない特長を有した電力です。
今回活用するグリーン電力は、日本自然エネルギー株式会社の「グリーン電力証書システム」 を通じて実現しています。グリーン電力を活用した自動販売機には、「グリーンパワーマーク」とともに、カーボンオフセットであることを記したPOPを貼付することで、環境に配慮した自動販売機であることを訴求します。
アサヒ飲料では、国内の生産拠点や事業場で購入する電力を再生可能エネルギーに100%切り替えることを目指しています。2022年4月には国内の自社工場全てで切り替えが完了し、2025年には工場以外の事業場を含む全拠点での切り替えを行う計画です。
アサヒグループでは、グループ理念「Asahi Group Philosophy」の行動指針の一つとして、「事業を通じた持続可能な社会への貢献」を掲げています。気候変動に関する中長期目標「アサヒ カーボンゼロ」では、2050年に温室効果ガス排出量「ゼロ」を目指し、2030年に70%削減(2019年比)を目標としています。
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