外資系企業で働きながら「弁護士」「米国公認会計士」に一発合格。日々をシンプルにして、激務でも必ず勉強と仕事を両立させるメソッドを凝縮した書籍『仕事と勉強を両立させる時間術』本日発売!
両立の達人が「いつも結果を出している人」の習慣を教えます。
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時間はとにかく「区切って」使え
効率化を考えたとき、時間の使い方で一番大切なのは「時間を区切る」ということです。
たとえばメールの返信、報告書の作成、資料の整理、お客さんや取引先との打ち合わせなどなど、1日にいくつもの仕事があったとします。
効率の悪い人は、時間を適当に使ってしまうのです。メール1通の返信に何分もかけ、用もないのにウェブでニュースを見て「まだ大丈夫か」と余裕を見せていると、いつの間にか時間が経ってしまう。「ヤバい、出なきゃ!」と慌てて打ち合わせに向かい、資料を忘れたことに気づく。会社に戻り、別の書類を作成するも、思っていたよりも調べることがたくさんあり、結局、今日も帰りは夜の11時……。
ぼんやりとした目標タイムを定めてはいるものの、「そこまでに必ずやろう」という意識がないので、だいたい「なぁなぁ」に済ませてしまいます。そのため退社時間が遅くなり、家でやりたい勉強をしたり、本を読んだりということができなくなってしまうのです。
効率のいい人の時間の使い方
一方、効率のいい人は、時間にとてもシビアです。とにかく時間を区切ります。
たとえば、「このメールは20秒で返そう」「報告書は1時間で作ろう」と思ったら、それは「目安」ではなく、「確実に達成すべきノルマ」です。だから、遅れは許しません。余計なことを思い浮かべる隙を自分に与えず、「とにかくやってしまおう」と考えます。
「この時間で必ずやり切らなければならない」
大事なのはこの意識です。結局、効率的に仕事ができるかどうかの最大のポイントは、この意識をきちんと持っているかどうかということに尽きます。試しにストップウォッチで各作業にかかる時間を測ってみてもいいでしょう。タイムアタックに挑む感覚で仕事にあたれば、時間を区切るよい練習になるでしょう。
「流行りに乗る」ことがあなたを遅くさせる
時間を効率的に使いたい。仕事と勉強を両立したい。そんなときまず見直さないといけないのは「生活習慣」です。
たとえば、今すぐ見直せるムダは、「流行りに乗る」こと。新商品が待ちきれなくて買うなど、効率を上げたいと考えるのならそうした行列に並ぼうとは思わないことです。行列などを見ると「見逃すのはもったいないような気がする」という心理が働きますが、人が良いと言っているものは、本当に自分にとって良いものなのでしょうか?
横浜の中華街に行くとよくわかりますが、中華街には肉まんを売っているお店が相当数あります。そして不思議なことに、行くたびに行列のできているお店が変わります。
要は、たまたま人が並んでいたお店に人がどんどん集まり、「人がいるから間違いないだろう」という具合に、行列が行列を呼んでいくのです。別のお店に行列ができていれば、そちらに並ぶでしょう。
つまり、本来ならそのお店でなくたってよかったわけです。効率を高めたいのなら、そうした目的意識のない行動を取ってはいけません。行列に並んでいる時間、その瞬間は大したものではないかもしれませんが、行列に並ぶという習慣は今後もずっと続くでしょう。「無料」「限定」「有名」「人気」など、いろいろな誘い文句があるかと思いますが、ことあるごとに、あなたの大事な時間を擦り減らしてしまうのです。
こんな方におすすめ
・働きながら試験勉強をする必要のある人
・キャリアアップのために、さらなる勉強をしたい人
・多忙すぎて、仕事以外のことに時間を割けない人
著者紹介
佐藤孝幸(さとう・たかゆき)
弁護士・米国公認会計士・公認内部監査人(CIA)・公認金融監査人(CFSA)・公認不正検査士(CFE)。早稲田大学政治経済学部を卒業後、外資系銀行に就職。職場における資格の強さを実感し、米国公認会計士資格の取得を目指す。働きながら勉強を開始し、わずか1年で米国公認会計士試験に合格した。その後、米国の大手会計事務所に就職し、渡米。帰国後を視野に入れて、米国在住のまま司法試験の受験勉強を開始。2年間の独学で、帰国後に一発合格、弁護士となる。現在、弁護士業務のかたわら、資格取得を目指す方の「資格勉強お悩み相談」を受け付けている。
書籍情報
『仕事と勉強を両立させる時間術』
著者:佐藤孝幸
定価:1,628円(本体1,480円+税)
体裁:四六判 / 216ページ
ISBN:978-4-295-40900-7
発行:株式会社クロスメディア・パブリッシング(クロスメディアグループ株式会社)
発売日:2023年12月1日
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