豊田市において「教育ダッシュボード」のキックオフミーティングに参加
~「教育ダッシュボード」の詳細設計を開始~
西日本電信電話株式会社 東海支店(執行役員東海支店長:児玉美奈子 以下NTT西日本)は、「豊田市教育ダッシュボード詳細設計開発委託事業」を受託し、今後の「教育ダッシュボード構築」に向けて、本日豊田市役所で開催されたキックオフミーティングのパネルディスカッションに、関連する企業とともに参加いたしました。
1.背景・目的
豊田市は、教員と子どものウェルビーイングを向上させるために、これまでバラバラだった児童生徒の生活や学習等のデータを一元化し、教員の端末にリアルタイムで教育情報を可視化できる「教育ダッシュボード」の構築を開始いたします。「教育ダッシュボードの活用」により、経験の少ない教員も、エビデンス(根拠・証拠)に基づいて児童生徒の変化に気付き、指導につなげることが期待されます。NTT西日本は、先生方から、学校現場のかかえる課題をヒアリングし、ダッシュボード要件を定義してまいりました。本年度は、既存の学習データ、校務データ等を踏まえ、先生、生徒の皆さま方が活用いただく画面のデザイン設計を進めることで、ダッシュボード構築に向けて豊田市とともに取り組んでまいります。

2.キックオフミーティングの概要
豊田市教育長による教育ダッシュボードへの取り組みの宣言と、基になるデータ管理システムを提供している企業への協力依頼、参加企業によるパネルディスカッションが開催されました。
(1)開催日時:2025年5月23日(金)午前11時00分~正午
(2)開催場所:愛知県豊田市役所(愛知県豊田市西町3丁目60番地)
(3)参加企業
・西日本電信電話株式会社 東海支店
・日本マイクロソフト株式会社
・株式会社EDUCOM
・株式会社COMPASS
・Sky株式会社
・トヨタ情報システム愛知株式会社

3.今後の展開について
2025年度は、児童生徒が自らの強みや弱みを理解し、よりよく学び続けるための情報発信や、これによるデータに基づく学校経営や児童生徒支援につなげることを目的に、「教育ダッシュボード」の詳細設計・構築を開始します。
将来的には、学校での生活の様子・学習の足跡が見られるような、デジタル通知表を学習用タブレットの中に収め、保護者がより詳細に学校での子どもの様子を知ることができるようにするとともに子ども自身は、随時、自分の学習を振り返り、自分の強みや弱みを理解して、効率よく学習を進めることができるようになることをめざします。また、AIを取り入れることで、学習用タブレットにアラートが表示され、教師も心配な児童生徒を、逃さずつかむことができる仕組みづくりにもチャレンジしてまいります。
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