イヤホン難聴への不安度は40%、使用率の高い20代は45% 耳のために「音量」「イヤホンの使用」を控える声が多い

-耳に関する調査(2024年)-

株式会社クロス・マーケティング(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:五十嵐 幹)は、2024年3月、全国20~79歳の男女2,400名を対象に「耳に関する調査(2024年)」を行いました。2019年、WHO(世界保健機関)は、スマートフォンや音楽プレイヤーなどで大音量の音を長い時間聴くと聴覚障害になる恐れがあり、若者を中心に世界で11億人が難聴のリスクにさらされていると発表しました。今回は、イヤホン・ヘッドホンの使用状況、耳のために行っていること、イヤホン/ヘッドホン難聴(スマホ難聴)への不安度や認知度をピックアップし分析をしました。

■調査結果

【イヤホン・ヘッドホンの使用状況】 

直近1か月間にイヤホン・ヘッドホンを使用した人は45%、若い年代ほど使用率は高く、20代は61%、30代では52%。使用頻度は、「ほぼ毎日」31%、「週に4~5日程度」と「週に2~3日程度」が22%と多い。「ほぼ毎日」使用している人は、20代で45%、30代で36%と高い。<図1>

保有しているのは「有線イヤホン」と「ワイヤレスイヤホン」が主流。20代は「ワイヤレスイヤホン」の保有が65%におよぶ。使用シーンは「音楽を聴く」71%、「動画配信・共有サービスの視聴」50%が高く、「ラジオを聴く」「ゲームをする」と続く。<図2>

【耳のために行っていること】

耳のために意識的に行っていることは、「テレビ・ラジオの音量を控えめにする」「音楽の音量を控えめにする」「イヤホンやヘッドホンを使わないようにする」「睡眠を十分にとるようにしている」の行動が多く、特に70代の割合が高い。<図3>

【イヤホン/ヘッドホン難聴への不安度】

イヤホンやヘッドホン使用時の大音量や長時間利用による難聴(イヤホン難聴・ヘッドホン難聴・スマホ難聴)を呈示し、将来の不安度を聴取した。「かなり不安に思う」11%、「まあ不安に思う」29%、合わせて40%は不安を感じていた。「不安に思う」が最も多いのは、イヤホンやヘッドホンの利用頻度が高い20代で45%であった。<図4>

【スマホ難聴、イヤホン/ヘッドホン難聴の認知率】

スマホ難聴の「名前も内容も知っている」11%、「内容は知らないが名称は聞いたことがある」31%、合わせて42%が認知。イヤホン/ヘッドホン難聴は「名前も内容も知っている」21%、「内容は知らないが名称は聞いたことがある」36%、合わせて57%が認知しており、スマホ難聴より認知率は高い。スマホ難聴、イヤホン/ヘッドホン難聴ともに、60~70代の認知が高く、若い年代ほど認知率は低い結果であった。<図5>

■レポート項目一覧

□ 調査概要

□ 回答者プロフィール(性別・年代・未既婚・居住地・同居家族・子どもの有無・同居子どもの学齢・職業)


▼ 調査結果サマリー

▼ 調査結果詳細

□ スマホ難聴/イヤホン難聴・ヘッドホン難聴の名称認知

□ 直近1か月間のイヤホン・ヘッドホンの使用状況

□ イヤホン・ヘッドホンの使用頻度

□ イヤホン・ヘッドホンの1日の利用時間

□ 使用している/最も使用しているイヤホン・ヘッドホンのタイプ

□ 最も使用しているイヤホン・ヘッドホンのノイズキャンセリング機能の有無

□ イヤホン・ヘッドホンの使用シーン/最もよく使用するシーン

□ 直近1か月間の耳の聞こえにくさ

□ 耳について気になること

□ 直近1年間の耳の病気

□ 耳のために意識的に行っていること/最も意識的に行っていること

□ スマートフォンの保有有無

□ スマートフォン使用時のイヤホン・ヘッドホンの使用有無

□ スマートフォン使用時のイヤホン・ヘッドホンの1日の利用時間

□ イヤホン/ヘッドホン難聴(スマホ難聴)に対する将来の不安

□ イヤホン/ヘッドホン難聴(スマホ難聴)の自覚症状

□ タオル・ティッシュを使った耳掃除の頻度

□ 綿棒・耳かき棒を使った耳あか掃除

□ 耳あか掃除の方法

□ 耳あかのタイプ

□ ピアス用に耳たぶに穴をあけているか


◆レポートのダウンロードはこちらから

https://www.cross-m.co.jp/report/health/20240423ear/


■調査概要

調査手法 :インターネットリサーチ(クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用)

調査地域 :全国47都道府県

調査対象 :20~79歳の男女

調査期間 :2024年3月28日(木)

有効回答数:本調査2,400サンプル    

※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります


■会社概要

会社名:株式会社クロス・マーケティング https://www.cross-m.co.jp/

所在地:東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F

設 立:2003年4月1日

代表者:代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹

事業内容:マーケティングリサーチ事業、マーケティング・リサーチに関わるコンサルテーション


【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】

株式会社クロス・マーケティング

広報担当 : マーケティング部 TEL : 03-6859-1192 FAX : 03-6859-2275

E-mail : pr-cm@cross-m.co.jp

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<例> 「マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査によると・・・

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会社概要

URL
http://www.cross-m.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24階
電話番号
03-6859-2251
代表者名
五十嵐 幹
上場
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資本金
1億円
設立
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