高校生向け講演会開催のご案内（第2回）ーー「現役高校生と考える、国際人道援助　～私たちに何ができるのか～」

第2回 看護師が語る紛争地のリアル。国と命の境目で。　2021年3月13日（土）14:30～16:00／Zoom Webinar

国境なき医師団（MSF）は、世界の人道危機に目を向け、人道援助に対する理解を日本社会にさらに根付かせていくことを目的に、高校生を対象とした2回シリーズの講演会を開催しています。（共催：昭和女子大学附属昭和高等学校、昭和デジタルスクエア）

第2回目となる今回、MSFの手術室看護師であり現在は海外派遣スタッフの採用に携わる白川優子が講師を務め、紛争地に住む人びとの暮らしや、人道危機の現場で若い世代が直面する現実について、自身の経験を語ります。また、看護師やMSFへの参加を目指した理由など、自身のキャリアについてもお伝えします。実体験を元にしたクイズやワークショップ形式を取り入れながら、命について参加者とともに考え、寄せられる質問に生の声で答えます。全国の現役高校生をはじめとする若い世代を対象としていますが、一般の参加も可能です。

 

© MSF

【イベント概要】
■日時            2021年3月13日（土）14:30～16:00
■会場            Zoom Webinarにてオンライン開催
■参加費         無料
■定員            なし
■申込サイト      https://www.msf.or.jp/information/detail/event20210313.html
■申込締切      2021年3月12日（金）17:00
■共催            昭和女子大学附属昭和高等学校、昭和デジタルスクエア
■問い合わせ     [e-mail]

※　報道関係の参加申込、講演会の取材をご希望の場合は、広報担当までご連絡ください

【講演内容】
■昭女子大学理事長・総長　ご挨拶（予定）
■ シチュエーションテスト 日常感覚で答えるクイズ
■ 紛争地での援助活動経験
■ ジレンマワークショップ：「あなたが国境なき医師団のスタッフなら」
■ 質疑応答（約20分）

【講師プロフィール】
国境なき医師団　手術室看護師／リクルーター
白川　優子（しらかわ・ゆうこ）
７歳の時にテレビで見たMSFに感銘を受ける。看護専門学校卒業後、国内で約７年間看護師として勤務。2003年に渡豪し、2006年にオーストラリアン・カソリック大学看護学部を卒業。その後約４年間、メルボルンの医療機関で外科や手術室を中心に看護師として勤務。2010年にMSFに参加し、紛争地を中心に17回の活動に参加。2018年7月、初の著書『紛争地の看護師』（小学館刊）を上梓。同年10月よりMSF日本事務局の人事部にて海外派遣スタッフの採用業務に従事。

【講師派遣について】
国境なき医師団では、若い世代に世界で起きている人道危機を伝え、行動を起こすきっかけとするため、小学生向けの教育プログラムや、中学校・高校へ海外での援助活動経験者を講師として派遣する、講師派遣活動に力を入れています。詳しくは下記をご参照ください。

講演・小学生向け教育プログラム
https://www.msf.or.jp/study/

※中学・高校以外にも講師派遣は可能です。
※講演・教育プログラムともにオンラインに対応しています。