警察小説の旗手・梶永正史 最新刊『ウミドリ 空の海上保安官』10月17日発売!
海上保安庁協力のもと海保航空を丹念に取材。空で活躍する保安官を描く痛快アクション小説、ヒーローは海猿だけじゃない!!
「今度はこの手を摑んでよ、しっかり……」
自らが操縦するヘリの事故で恋人を亡くした転職組のヘリパイロット・宗田眞人、マルチリンガル通信士・手嶋沙友里、対テロのエキスパート刑事・吉見拓斗。各々の管区で任務に就く3人に舞い込む事件。別々に思われた消えたタンカーの捜索と、ある密輸事件が交わるとき巨大なテロ計画が浮上する──
三者の視点で描かれる苛酷な最前線。命と向き合う海保の矜持を描く!!
【登場人物紹介】
宗田眞人(そうだ まこと)
民間から海上保安庁に転身したヘリコプターパイロット。操縦技術の高さには定評があるが、恋人を事故で失ったことでトラウマを抱えている。それが原因で、救助の現場では危険を顧みず、仲間からは距離を置かれている。ある日、漂流中のタンカーを調査するが、後にそれが姿を消したことから、やがてテロ事件に巻き込まれる。
手嶋沙友里(てしま さゆり)
石垣島を母港とする巡視船〈あさづき〉の通信士。語学に堪能で、中国海警局とも対等に渡り合う気の強さを持っている。漂流タンカーの調査をきっかけに、姉の恋人であった宗田と再会する。中国海警局の不審な動きから、タンカーが消えたことに関係しているのではないかと疑う。宗田に対して複雑な感情を抱きながらも、共にタンカーの謎を追う。
吉見拓斗(よしみ たくと)
神戸海上保安部の警備救難部刑事課に所属する捜査官。自身のせいで張り込みに失敗した案件が、日本を揺るがすテロ事件の糸口になっていたことを知り、未然に防ぐために奔走する。かつてはシージャックやテロ対策に当たる特殊警備隊に所属しており、銃器の取り扱いや武器弾薬に関する知識は豊富。大阪・岸和田生まれで、人情と正義感に厚い。
■発売を記念して、冒頭文を河出書房新社のオウンドメディア「Web河出」で期間限定公開しております。
https://web.kawade.co.jp/tameshiyomi/73414/
全国の書店で発売中!ぜひお手にとってご覧くださいませ。
【書誌情報】
・書名:『ウミドリ 空の海上保安官』
・著者:梶永正史
・仕様:単行本/384ページ
・発売⽇:2023年10⽉17⽇
・税込定価:1980円(本体 1800円)
・ISBN:978-4-309-03142-2
・書誌URL:https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309031422/
【著者紹介】
梶永正史(かじなが まさし)
1969年、山口県生まれ。2014年、『警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官』で第12回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。著書に「郷間彩香」シリーズ、『組織犯罪対策課 白鷹雨音』『ノー・コンシェンス 要人警護員・山辺努』『アナザー・マインド ×1捜査官・青山愛梨 』『銃の啼き声 潔癖刑事・田島慎吾』『ドリフター』などがある。
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