JLL、「レッドプラネット札幌すすきの南」のホテル売買、総額17億2,500万円の取引を支援
未占有のホテルにも強い関心を示す海外投資家によるクロスボーダー取引
東京 2023年5月12日 – 総合不動産サービス大手JLL(本社: 米国シカゴ、CEO & プレジデント: クリスチャン・ウルブリック、NYSE: JLL)のホテルズ&ホスピタリティグループは、合同会社Fortune Oneが保有するホテル「レッドプラネット札幌すすきの南」について、シンガポールのHeeton Holdings Limited(以下 Heeton)を中心とするコンソーシアム所有の投資会社合同会社なかしまへの売買、総額17億2,500万円(約1,300万米ドル)の取引を支援しました。
本ホテルは2018年開業、8階建、客室数123室を有し、札幌のすすきのエリアに位置しています。本取引はホテルが未占有の状態で行われ、今後は日本国内のホテルブランドにリブランドされる予定です。
JLLホテルズ&ホスピタリティグループ アジアパシフィック エグゼクティブヴァイスプレジデント インベストメントセールス チャーリー・マシルダウィは次にように述べています。「日本に対する急速な観光需要の回復に伴い、ホテルを取得、リブランド、収益化を図る投資家の意欲が高まっています。今回Heeton様にとって日本で3件目のホテル取得を支援できたことを嬉しく思います」
Heeton主導のコンソーシアムは、Heetonの子会社であるHeeton Invesco Pte Ltd、Hong Heng Company Private Limited、NineCo Investments Pte Ltdで構成されています。
STRグローバル社のデータによると、札幌のリミテッドサービスホテルセグメントは2023年に強い回復を見せ、2022年3月累計のRevPAR(販売可能客室数1日あたりの売上)で前年同期比184%増加しました。これは、2019年3月累計で達成したRevPARの82%に相当しており、JLLは2024年に市場は完全に回復する見込みと予測しています。
Heeton Holdings LimitedのCEO イヴァン・ホー氏は「ホスピタリティ業界での実績を有し、成長する企業として、新たな優良ホテル資産を自社のポートフォリオに追加できたことを嬉しく思います。日本の観光需要は、先日発表された大阪の統合型リゾート計画などもあり、長期的にポジティブとみています。国際的なプレゼンス向上を視野に、今後も日本や他の観光地でのホテル投資を継続していきます」と述べています。
JLLの分析によると、他の市場と比べ良好な回復ペースと資金調達環境にある日本のホテル市場は、引き続き投資家の強い関心を集めています。
JLLについて
JLL(ニューヨーク証券取引所:JLL)は、不動産に関わるすべてのサービスをグローバルに提供する総合不動産サービス会社です。オフィス、リテール、インダストリアル、ホテル、レジデンシャルなど様々な不動産の賃貸借、売買、投資、建設、管理などのサービスを提供しています。
フォーチュン500に選出されているJLLは、世界80ヵ国で展開、従業員約103,000名を擁し、2022年の売上高は209億米ドルです。企業目標(Purpose)「Shape the future of real estate for a better world(不動産の未来を拓き、より良い世界へ)」のもと、お客様、従業員、地域社会、そして世界を「明るい未来へ」導くことがJLLの使命です。JLLは、ジョーンズ ラング ラサール インコーポレイテッドの企業呼称及び登録商標です。http://www.jll.com/
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