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株式会社徳間書店
会社概要

稀代の造形作家・竹谷隆之が創るスタジオジブリの世界! 「風の谷のナウシカ」腐海世界の造形メイキング写真集誕生

竹谷隆之『腐海創造 写真で見る造形プロセス』3月2日発売

徳間書店

株式会社徳間書店(本社:東京都品川区上大崎 代表取締役社長:小宮英行)は、稀代の造形作家として世界に多くのファンを持つ竹谷隆之氏が中心となって作り上げた「風の谷のナウシカ」腐海世界のメイキング写真集『腐海創造 写真で見る造形プロセス』(https://www.tokuma.jp/book/b622433.html)を、3月2日(木)に発売致します。 「ジブリの大博覧会」「アニメージュとジブリ展」で展示された「腐海」をモチーフにした立体展示物。そのラフスケッチから造形、製作、完成までを徹底紹介!!

『腐海創造 写真で見る造形プロセス』竹谷隆之『腐海創造 写真で見る造形プロセス』竹谷隆之


「風の谷のナウシカ」に登場する王蟲大王ヤンマムシゴヤシ風使い(ナウシカ)の腐海装束、等々、原作漫画やアニメに出てきた蟲、植物、装束が圧倒的なリアル感で現実世界に出現!!
その設計は!? 素材は!? 工程は!? 

王蟲の世界:腐海は巨大化した菌類で形成された樹海である。陽の光は射さず、多種多様な蟲が棲んでいる。 漫画『風の谷のナウシカ』 宮﨑 駿 (c)Studio Ghibli 王蟲の世界:腐海は巨大化した菌類で形成された樹海である。陽の光は射さず、多種多様な蟲が棲んでいる。 漫画『風の谷のナウシカ』 宮﨑 駿 (c)Studio Ghibli 

本書はこれらの造形作品の現場に密着、撮影された写真でプロセスを紹介、その秘密に迫るメイキング写真集です。
解説は造形総指揮を務めた造形家・竹谷隆之氏自身による決定版!!
ジブリファン、竹谷隆之ファンのみならず、立体アートの数々を堪能でき、読者は映画の製作現場に投げ込まれたかのような感覚を体験できる1冊です!!

王蟲の目:全長8メートルを超える、王蟲の製作風景。王蟲の目はプログラムされたタイミングで色が変わるようになっている。光漏れを防ぐ作業中。 漫画『風の谷のナウシカ』 宮﨑 駿 (c)Studio Ghibli 王蟲の目:全長8メートルを超える、王蟲の製作風景。王蟲の目はプログラムされたタイミングで色が変わるようになっている。光漏れを防ぐ作業中。 漫画『風の谷のナウシカ』 宮﨑 駿 (c)Studio Ghibli 

 

  • 竹谷隆之氏コメント (「はじめに」より)

僕が北海道から東京に出てきて間もなく、美術の専門学校生だった頃に「月刊アニメージュ」(徳間書店刊)で宮﨑駿さんの「風の谷のナウシカ」の連載が始まりました。当時、その世界観の作り込み方や奥行き、テーマ、デザイン、そして何より、主人公ナウシカが世界のことわりを知ろうとする姿勢……など、どこから見ても衝撃的で高次元な作品に感じたワクワクはそれから40年近く経た今も変わらず…というよりむしろ“その世界の中で遊びたい”という造形欲求は強まってくるばかりです。
ここ数年、その欲求を仕事に利用できるという有り難い機会をいただいたので、その過程を本にして、できるだけお伝えすることによって、ひょっとしたら誰かの、絵や造形に限らずあらゆる“やりたいこと”に僅かでもプラスになって、その人の善き未来につながれば無上の幸せ……と、僭越ながらモウソウしております。

(※宮﨑駿監督の「﨑」はたつさき)

  • 書誌情報

『腐海創造 写真で見る造形プロセス』竹谷隆之『腐海創造 写真で見る造形プロセス』竹谷隆之

【書名】  腐海創造 写真で見る造形プロセス
【著者】   竹谷隆之
【発売日】 2023年3月2日(木)
【定価】  4950円(10%税込)
【判型】  天地 21㎝×左右21㎝
【ページ数】 152P
【ISBN 】 978-4-19-865461-0 
【発売】  徳間書店
【商品URL 】
https://www.tokuma.jp/book/b622433.html
https://www.amazon.co.jp/dp/4198654611
※情報ご掲載時、何れかのリンクをお入れ頂けますと幸いです

  • 主なコンテンツ

はじめに
口絵

王蟲の世界
マケット(雛形)/ 王蟲- 大型展示物制作の現場/ ムシゴヤシと腐海菌類/ヘビケラ(翅蟲)/ ウシアブ/ミノネズミ(地蟲)/ 大王ヤンマ/ 設営

「王蟲の世界」より:ヘビケラのシチュエーションは「生殖」。展示物は全高4メートルを超える。 漫画『風の谷のナウシカ』 宮﨑 駿 (c)Studio Ghibli 「王蟲の世界」より:ヘビケラのシチュエーションは「生殖」。展示物は全高4メートルを超える。 漫画『風の谷のナウシカ』 宮﨑 駿 (c)Studio Ghibli 

 


朽ちゆく巨神兵
造形Ⅰ:頭部/ 台座と仮組み/
造形Ⅱ:手/ 造形Ⅲ:トゲ/
造形Ⅳ:胴体/ 造形Ⅴ:蟲と菌類/
仕上げ/ 設置

巨神兵の残骸:最初のラフより 砂漠の中に埋もれるイメージ 。 漫画『風の谷のナウシカ』 宮﨑 駿 (c)Studio Ghibli 巨神兵の残骸:最初のラフより 砂漠の中に埋もれるイメージ 。 漫画『風の谷のナウシカ』 宮﨑 駿 (c)Studio Ghibli 

 


腐海深部
フレーム製作/ 王蟲の抜け殻/蟲と菌類/ 森の人/ 仕上げⅠ,Ⅱ

「腐海深部」より:森の人 全高5センチ。  漫画『風の谷のナウシカ』 宮﨑 駿 (c)Studio Ghibli 「腐海深部」より:森の人 全高5センチ。  漫画『風の谷のナウシカ』 宮﨑 駿 (c)Studio Ghibli 

 

風使いの腐海装束
型紙/ 紋様試作/ フィッティング/縫製/ 砂防帽と瘴気マスク/ 手袋/
脛当て/ 長銃/ セラミック刀/ 蟲笛/ 道具・小物類/秘石/ 仕上げ/ 設置

タケヤ式自在置物型録
進行中試作

制作現場の人びと
あとがき
用語解説

  • 腐海の世界に入っていってずーっと没入観察していたい!というモウソウを熟成 (「王蟲の世界」より)

「風の谷のナウシカ」で、過酷な世界をも冷静に観察して、とるべき道を探求しようとするナウシカの姿勢に共感した人も多いと思います。僕個人は、その腐海の世界に入っていってずーっと没入観察していたい!というモウソウを熟成させていたので、作業中は楽しい時を過ごすことができました。造形した腐海や王蟲たちを、観ていただくことによって、ちょっとコワいものでも観察すると面白い、とか、作る楽しさが造形物から伝わって何かのキッカケになれるとよいなあ、と思いながらの作業でした。
人工物的ではない、自然物的な造形を目指せば目指すほど、到達できないもどかしさを思い知りもしました。でもそこが面白いんです。もっとやりたくなりますからね。
初期の頃は、ただモウソウを膨らませすぎて、展示スペースをまるごと腐海にすることしか思い浮かばず、「これをやったらキリがないでしょ」とか「なんぼかかると思ってんねん!」というラフばかり描いていました。

  • 【著者プロフィール】

竹谷隆之(たけや・たかゆき)
造形家。1963年12月10日生まれ。北海道積丹町出身。阿佐谷美術専門学校卒業。モデルアート社に入社、独立後は映像、展示、ゲーム、トイ関連でキャラクターデザイン、アレンジ、造形を手がける。
『巨神兵東京に現わる』(2012)で巨神兵の雛形制作、映画『シン・ゴジラ』(2016)ではキャラクターデザイン、「ジブリの大博覧会・王蟲の世界」の雛形制作・造形監修。「アニメージュとジブリ展」では「風使いの腐海装束」などを制作。
タケヤ式自在置物シリーズでは「ヘビケラ」、「王蟲」、「大王ヤンマ」、「トルメキア装甲兵」などの企画・デザインアレンジを担当。
主な出版物 /「漁師の角度 完全増補改訂版」(講談社)、「造形のためのデザインとアレンジ 竹谷隆之精密デザイン画集」(グラフィック社)、「ROIDMUDE竹谷隆之 仮面ライダードライブ デザインワークス」(ホビージャパン社)、「畏怖の造形」(玄光社)など。

  • 【参考】PUR製本採用のこだわり

本書はノドまで開くことを前提としたデザインで、そのため製本には薄くて丈夫な接着剤PUR(反応性ポリウレタン)を使用したPUR製本を採用しています。無線綴じに使用する糊(ホットメルト)に、強度・耐熱性に優れたPUR糊を使用する製本方法で、通常の無線綴じに比べ、ページの開きやすさや、耐久性・耐熱性にも優れ、ノドまで開いても大丈夫な作りとなっています。
存分にページを開いて、迫力の写真をご堪能いただけます。

  • 【参考】本書に登場した「朽ちゆく巨神兵」、「風使いの腐海装束」に出会える展覧会 巡回開催中!

「アニメージュとジブリ展」 *巡回中
雑誌「アニメージュ」(徳間書店刊)の1978年創刊当時から80年代に焦点を当てた展覧会。

まだアニメという言葉さえ広がっていない時代から、1979年に登場した「機動戦士ガンダム」の大ヒットによりアニメが大きく飛躍するブーム期。そして、鈴木敏夫氏が後のジブリにつながる高畑勲・宮﨑駿両監督を見出し、「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」の映画製作に傾倒するまでの道のりを紹介します。

2021年より開催中。次回は2023年4月22日より、愛知県名古屋市・松坂屋美術館にて開催。

【展覧会公式HP】
https://animage-ghibli.jp/



「ジブリの大博覧会」展覧会は終了しました
スタジオジブリの設立から約35年の歩みを体感できる特別企画。「風の谷のナウシカ」から「思い出のマーニー」まで、これまでのジブリ作品がどのように生み出され、世に出て行ったのか。会場では当時を振り返るポスターやチラシといった広告宣伝物を中心に、制作資料、企画書など未公開のものを含む膨大な数の資料を展示。
竹谷隆之氏の「風の谷のナウシカ」王蟲の世界は、2019年3月の福岡会場より新しく加わった。展覧会は2021年9月にて終了。

【展覧会公式HP】
https://www.ghibli.jp/event/expo/

 
  • 本件に関するメディア関係者のお問い合わせ先
【徳間書店PR窓口】株式会社C-パブリッシング サービス 広報宣伝部

メール pr★c-pub.co.jp (★は@にかえてお送りください)

 

 

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上場
未上場
資本金
1億円
設立
1954年03月
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