【学生と社会人のスマホ事情】毎月の利用料金、社会人平均は6,283円、学生は3割以上が「わからない」と回答、支払いは親(Appliv調べ)
10~60代男女1,380人のスマホ利用実態に関する調査レポート
■調査結果概要
現代社会において欠かせないツールのスマホ。学生と社会人で使い方にどのような違いがあるのでしょうか。
Appliv編集部では、全国の10~60代の男女1,380人(社会人716人・学生664人)を対象に、スマホに関するアンケート調査を行いました。端末の利用年数、毎月の利用料金、支払い状況、よく利用するアプリなど、学生と社会人でのスマホ利用実態の違いについて、調査の結果を公開します。
レポート詳細:https://app-liv.jp/articles/150213/
端末の利用年数、「5年以上」の社会人は学生の2倍
スマホアクセサリーにかける費用は、学生が社会人よりやや高い傾向
毎月のスマホ利用料金、社会人平均は6,283円、学生は3割以上が「わからない」と回答
毎月のスマホ料金、学生の75.8%は親が支払っていると回答
最も利用頻度が高いアプリ、学生は「SNS」、社会人は「メッセージアプリ」
■端末の利用年数、「5年以上」の社会人は学生の2倍
社会人716人・学生664人の計1,380人を対象に、スマホ端末の利用年数を聞いたところ、学生と社会人ともに全体の4割以上が「2年未満」でした。
「2年以上」の割合は学生が53.5%、社会人が56.3%とほとんど差は見られませんが、「5年以上」の割合は社会人が12.7%に対し、学生は6.2%と社会人が約2倍の結果となりました。
スマホを持ち始めた時期にもよりますが、「2年縛り」と呼ばれた、携帯更新月以外での解約や乗り換えに解約金がかかる制度が2022年に廃止された結果、同じ端末を長く使い続けている人が一定数いると考えられそうです。
■スマホアクセサリーにかける費用は、学生が社会人よりやや高い傾向
続いて、ケースやストラップ、保護フィルムなどのスマホアクセサリーにかける費用を比較したところ、「3,000円未満」と回答した割合は社会人が60.8%、学生が56.5%と、社会人の方が4.3pt高い結果となりました。
アクセサリーに3,000円以上かけている割合は、社会人が34.5%、学生が36.2%と、学生の方が1.7pt上回っています。社会人と比べると、学生の方がスマホを自分好みにカスタマイズしている人がやや多いようです。
■毎月のスマホ利用料金、社会人平均は6,283円、学生は3割以上が「わからない」と回答
毎月の携帯料金を比較してみたところ、学生・社会人ともに「5,000円未満」が最も多く、未回答を除いた平均金額で比較すると、学生は5,818円、社会人は6,283円で、社会人の方がやや高い結果となりました。
また、学生の回答を見ると、毎月の利用料金が「わからない」と回答した割合が3割を超えています。学生の場合、自分では支払っていないためか、金額を把握していない可能性が高いと思われます。
■毎月のスマホ料金、学生の75.8%は親が支払っていると回答
毎月の携帯料金は誰が払っているのかを聞いてみると、学生は「親(75.8%)」、社会人は「自分(79.9%)」でした。
学生で、携帯料金を自分で支払っている割合は約2割でした。未成年でも、親の同意があれば本人名義で契約は可能ですが、家族で複数回線契約した方がお得になるサービスもあることから、学生の場合は親が支払っている割合が高いと考えられます。
■最も利用頻度が高いアプリ、学生は「SNS」、社会人は「メッセージアプリ」
最も利用頻度が高いアプリを調査した結果、学生のTOP3は「SNS(46.4%)」が最も多く、次いで「メッセージ(19.7%)」、「動画・エンタメ(12.8%)」でした。
対し、社会人のTOP3は「メッセージ(29.7%)」が最も多く、次いで「SNS(23.8%)」、「ニュース・情報(10.5%)」となっています。
両者で上位に選ばれているのはコミュニケーションツールですが、学生は、日常のコミュニケーションをSNSで行っている割合が高く、社会人の2倍近い結果です。普段からオンライン上で誰かとつながり、やり取りをしている人が多いことがわかります。
社会人の回答を見てみると、ニュース・情報やメールも選ばれていることから、仕事のためのツールとして日常的に利用している可能性が高いと言えるでしょう。
■編集長コメント(Appliv 伊藤隆史)
今回の調査の結果、学生と社会人において、スマホの活用方法に違いがあることが明らかになりました。生活スタイルの違いは日頃利用するアプリにも表れており、学生は、日頃のコミュニケーションツールとしてSNSを活用している人が多く、動画やマンガ、音楽、ゲームなどを頻繁に利用しています。一方で社会人は、SNSよりもメッセージアプリの利用頻度が高く、ニュースやメールなどビジネスシーンで必要とされるものが選ばれていました。通話やメールはもちろん、スケジュール・タスク管理や名刺管理など、仕事の効率化にスマホアプリを役立てていると言えるでしょう。
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■調査概要
調査対象:全国の10~60代の男女1,380人
調査機関:株式会社ジャストシステム
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年3月8日~18日
◇性別
男性:691人
女性:689人
◇年齢
15~19歳:440人
20~29歳:469人
30~39歳:120人
40~49歳:113人
50~59歳:121人
60歳以上:117人
◇区分
学生:664人
社会人:716人
※本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しているので、合計が100%にならない場合があります。
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【Appliv編集長・伊藤隆史】
アプリ紹介メディア「Appliv」編集長。これまでに使用したスマホアプリの数は25,000以上。アプリの知見を活かし、テレビ・Web・ラジオなどのメディアに出演。<メディア出演歴>日本テレビ「午前0時の森」(人生効率化アプリの紹介)、J-WAVE「STEP ONE」(今話題のスマホアプリ)他
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住所: 東京都品川区東五反田1丁目24-2 JRE東五反田一丁目ビル7F
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資本金:3,632,826,805円(資本準備金等含む)
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