推し活中の318人から聞いた 『推しを好きになった瞬間』とは?「夢に出てきた」「雷が落ちたような衝撃」「ライブで輝いて見えた」など熱量の高い回答結果

ブックリスタ

株式会社ブックリスタ(本社:東京都港区、代表取締役社長:村田茂、以下「ブックリスタ」)が運営する「推し活研究部(おしけん!)」(以下文中「おしけん!」)にて、推しのいるユーザーに対して、推しについての調査を行いました。

ブックリスタでは、推し活に特化したサービス「オシバナ」を運営しています。ユーザーは、‟推し活をしている人”が中心。「オシバナ」が設立した「おしけん!」は、ユーザーの皆様の推し活をより楽しく、サポートすることを目的とした部活動です。

今回は、推し活をしている10代~60代のユーザー318人に推し活に関するアンケートを行い、回答をいただきました。

◆「推し活」調査レポート

【推し活調査の概要】

調査対象:推し活をしている全国のユーザー

回答人数:318人

調査時期:2024年7月19日 ~ 8月28日

調査方法:「オシバナ」にてオンラインアンケートを実施

※本レポートのデータは、小数点以下第2位を四捨五入しています(合計しても100%にならない場合があります)。

※調査は報酬無しで実施しています。

■推しの対象はさまざま 最多はゲームキャラの21.8%

アンケートでは、「あなたの推し(最推し)の対象はどんな人?」というテーマで、以下の多岐にわたる選択肢を提供し、幅広い「推し」文化の実態を探りました。

・VTuber

・アニメのキャラ

・ゲームのキャラ

・マンガのキャラ

・小説のキャラ

・それ以外の二次元キャラ

・芸能人(俳優、タレントなど)

・クリエイター(ボカロP、イラストレーターなど)

・声優

・歌手

・バンド

・歌い手

・舞台俳優

・YouTuber

・ゲーム配信者

・インフルエンサー(TikToker、インスタグラマーなど)

・K-POPアーティスト

・男性アイドル

・女性アイドル

・ゆるキャラ

・創作キャラ(オリキャラ)

・ゲームなどで自作したアバターのキャラ

・動物

・身近な人(同級生、同僚、きょうだいなど)

なお、漫画とアニメなど複数のカテゴリに該当する場合は、「推しになるきっかけになった方」を選んでいただきました。

【調査結果】推し対象トップ10

調査の結果、最も多くの票を集めたのは「ゲームのキャラ」で、全体の21.8%を占めました。次いで「男性アイドル」(11.7%)、「歌い手」(11.4%)、「VTuber」(8.2%)、「アニメのキャラ」(7.9%)が続きました。上位10位のランキングは以下の通りです。

一番票を集めた「ゲームのキャラ」でも 21.8%となり、幅広いジャンルからさまざまな推しが選ばれました。

また、「その他」のカテゴリーには「テーマパークのキャスト」「歴史上の人物」「力士」「野球選手」「実在の哲学者」などの回答が寄せられました。これらの結果から、「推し」の対象は実に多様であることが浮き彫りとなりました。

■“推しに落ちる瞬間”は恋と似ている!? 推し活ユーザーの「沼に落ちた瞬間」

また、アンケートでは、「この人が自分の推しだ」と自覚した瞬間、つまり“沼に落ちた瞬間”(※推し活ユーザーは推しに夢中になっている状態を「沼」と表現します)についても、自由記入形式で調査を行いました。アンケート結果からいくつかの傾向が見られましたので、それぞれのカテゴリーに分けた回答をご紹介いたします。

・自分の行動で気づいた、推しへの熱い想い

「雑貨屋さんなどで、気づいたらそのキャラのイメージカラーや概念に近いものを手に取っていた時(10代女性)」

「気づいたらファンアートを検索して探している瞬間(20代)」

「どうしてもアクスタが欲しいって思った時(それまで必要性を感じてなかった)(30代女性)」

「大量のスクショ、イベントをカレンダーに書き込む、配信を追っている、動画や切り抜きをプレイリストに保存している、グッズを買っているなどと言う点から最推しだ、となりました(10代女性)」

「いつの間にかその人が出ている番組を全部録画するようになっていたこと(10代女性)」

「その人をめっちゃ検索してる時(10代女性)」

「グッズを集め始めてしまった時(30代女性)」

「過去曲漁り始めた時(50代男性)」

「配信や切り抜き動画などを見ている時、心の底から笑えた時。それと同時に尊敬の気持ちもあり応援したいという気持ちに気づいた時(10代女性)」

「かつてないほど強烈な「同担拒否」を自分の中で認識した時(40代女性)」

推しについての検索をしていたり、過去曲をひたすら聴いていたり…自分の行動から「推し」を自覚したパターン。普段グッズを買わない人がグッズを手に取ったり、今まで感じたことのない同担拒否(※同じ推しを推す人との交流を避けること)を感じたり、推しの存在が自分の考え方そのものを変えてしまった回答もありました。

・一目で感じた運命の出会い

「直感です。心臓を鷲掴みにされた気がしました(10代女性)」

「雷が落ちたような衝撃を受けた時(20代)」

「びびってきた(20代男性)」

「一目惚れ(髪の長い男性が好き)(10代女性)」

「姿を見て声を聞いた瞬間(20代女性)」

「何気なく見たテレビの時代劇ドラマに主人公で出ていてその立ち振る舞い、何よりも涼しげな目に一目惚れしてすぐに名前を調べました(60代女性)」

「三次元の人ですが、偶然ある写真を見て一目惚れしました。シンプルに顔がタイプだったよう(20代女性)」

一目ぼれなど、一目で衝撃を受けたパターン。まさに運命の推しとの出会いです。

・明確な瞬間が心に刻まれた

「コンサートのパフォーマンスを見た時(30代女性)」

「イベントで直接お会いした時、優しいお人柄と可愛らしい笑顔に惚れてしまったから。一緒に写真を撮れたのも、推しになったポイントの一つ!(10代女性)」

「ライブ中にウインクのファンサをもらって目が合った瞬間、この人から目が離せない! 惹き付けられる魅力があるな、と感じるようになりそのまま彼は私の推しになりました 笑(20代女性)」

「推しの投稿に感想を送った時、リアクションをくれてたことで思いが届いていることがわかった時(30代女性)」

きっかけの瞬間を明確に覚えているパターン。歌い手やアイドルやスポーツ選手といった、ライブやコンサート、試合などで「実際に目にする・会う機会がある推し」の人が多かったです。

・推しを自覚したのが恋のはじまりに近い

「キャラを好きだと自覚してからさらに連続で夢に出てきた時(20代女性)」

「元々の推しがいたのに気づいたら目で追うようになっていた時(20代女性)」

「ライブで、輝いてみえた時(10代女性)」

「なんか目で追ってた時(10代女性)」

「そのキャラクターを見て、泣きそうなくらい胸がいっぱいになった時(10代女性)」

「心の奥底から湧き上がるクソデカ感情が抑え切れず敗北を感じた時(30代女性)」

「気がついたら寝ても醒めてもその推しのことばっかり考えていた時。他ジャンルに浸っていてもその推しのことを考える時があって、『ああ、この人はもう人生の最推しなんだろうな』と思った(20代女性)」

気がついたら目で追っていた、ライブで推しだけが他の人と違う輝きを放って見えたりなど、恋のはじまりのようなパターン。

・気づけば推しの存在が日常に溶け込んでいた

「気づいたら好きになってた(10代女性)」

「瞬間というよりは自然と推しになっていた(10代女性)」

「常に頭の中にいる(40代女性)」

「気がついたら知ってから3年くらい経っていて好きだなぁと思った(20代女性)」

気がついたら推していた、推しの存在が自分の中にあったパターン。数年経ってはじめて「推し」を自覚することも。

■推しの対象も推しに落ちた瞬間もさまざま! 推し活ユーザーの数だけ物語がある

また、その他の回答では「推しという言葉がある前から好きだったけどこの感覚が推しなのか、と言葉が流行ってから自覚しました(30代女性)」と名前が付いたことではじめて「推し」を自覚した人や、「誘われて行った初現場で、推してる未来が見えたので(40代女性)」と、自分の未来が見えた人など、推しを自覚した瞬間もそれぞれでした。

今回のアンケートから、推しの対象も推しになった瞬間も実にさまざまであることが分かりました。ある人はふとした瞬間に推しの存在に気づき、またある人は一目ぼれのような衝撃的な出会いを経験しています。それぞれが異なる推しとの出会いを楽しみながら、自分なりのペースで推し活を満喫している様子が伝わります。

まさに、多様な「推し」が存在する現代において、推し活ユーザーがそれぞれ自分だけの物語を紡いでいるのだと感じられます。

本レポートの使用について

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推し活アプリ「オシバナ」 の目指すところ

推し活研究部を運営する「オシバナ」は、推し活を通して「今日も生きてて幸せ」を提供するサービスです。推し活やクリエイターエコノミー市場に関わるほとんどのサービスとの違いは、推す側の立場のユーザーを起点にサービス開発をしている点です。推す側のユーザーファーストを考え、ユーザーと一緒にプロダクト開発を行っています。今後もユーザーのフィードバックを最大化し、サービスに活かす方法について日々検討していきます。

「オシバナ」では、アプリ内で推し活ユーザーに向けたアンケートを定期的に行っています。いただいた意見はアプリ開発に反映されるほか、ニュースに取り上げられる可能性も!? 気になる方はアプリをダウンロードしてみてください(対応端末は現在はiOSのみ)。

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8億9000万円
設立
2010年07月