フェンディ カーサミラノデザインウィークにて新作を発表!

フェンディ ジャパン

「フェンディ カーサ(FENDI Casa)」は、ミラノデザインウィーク(Milan Design Week 2025)において、新たなスタイルの、バランスと表現を探求する旅を続け、ブランド独自の言語と美学を進化させています。メゾンの卓越したクラフツマンシップを継承する今年のコレクションは、創業100周年という歴史的な節目を華やかに彩ります。

2025年の「フェンディ カーサ」コレクションでは、時を超えて愛されるアイコンアイテムに、革新的なアイデア、素材、色彩、そして洗練された仕上げを融合させ、新しいムードが創出されました。トレンドという予測することができないものを受け入れながら、コンテンポラリーな美意識とタイムレスな美意識を両立させています。この概念的な流動性は、揺るぎないブランドのスタイルに根ざしており、コンテンポラリーデザインの方向性を予見し、創造性豊かな才能を仲間として迎え入れることを可能にしています。 

その一環として、シルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)が推進する、若い才能を発掘、支援する取り組みは、デザインマイアミ2024(Design Miami/ 2024)において、フェンディがコラボレーションした英国のデザイナー、ルイス・ケメノエ(Lewis Kemmenoe)の参加を通じて、より一層強化されています。

ルイス・ケメノエは、スカラ広場(Piazza della Scala)に位置するアイコニックな「フェンディ カーサ」ブティックのコンセプトおよびウィンドウディスプレイをキュレーションし、そこで自身の作品を展示します。彼が展示空間のパネルに配置した形状は、素材の裁断に使用される仕立ての技法やレザークラフトの技巧を想起させ、創造性とサヴォアフェールに敬意を表する形而上学的な情景を生み出しています。

インテリアは独特な二面性を持っています。マンゾーニ(Manzoni)通りに面する側は、金属素材、官能性、そして豪華さが支配しています。ヴェルディ(Verdi)通りに面する側は、自然の質感、より有機的な形状、色調や陰影の相互作用、そして洗練された控えめなエレガンスが特徴です。その結果、コントラストのバランスが生まれています。一方では、グレーとブラックの豪華なパレット、正確で洗練されたボリューム感、他方では、明るい色調の木材、竹、そして柔らかなラインが見られます。

コレクションの新作には、チェリアーニ・ショスタク(Ceriani Szostak)のデザインによる「レイター(Later)」ソファが含まれています。その名前はprimum laterem(ラテン語で初めのレンガの意)に言及しつつ、later(英語で後での意)にもかけられており、物質と精神的な軽さの対比を表現しています。このモジュール式のシーティングシステムはフェンディのローマ本社を擁する合理主義建築の傑作からインスピレーションを得たもので、やさしく包み込まれるように心地よい、やわらかなアーチを、金属やレザー、またはファブリックを用いた堅固な四角いフレームが囲っています。

「フェンディ カバー(FENDI Cover)」は、やわらかく、より丸みを帯びた形状を持つソファで、「フェンディ カーサ」のクリエイティブチーム「FFデザイン(FF Design)」によりデザインされました。このソファは、衣服を着替えたり、アクセサリーを変えるようなファッションのコンセプトが特徴となり、カジュアルな場面にも洗練された場面にも完璧に調和します。ここでは、さまざまなファブリック、レザー、カラー、そしてディテールがフェンディのアイコニックなコードを美しく表現しています。レザーは、クッションの厚さをつくる重要な要素となっており、アンダースカートにも使用されています。直線的なトーン・オン・トーンのオプションから、豊かなカラーパレットの象徴的な「ペカン」のスパイラルまで、パイピングの選択もスタイリッシュな要素の一つになります。

 コレクションのもうひとつの新作は、ステファノ・ガッリツォリ(Stefano Gallizioli)がデザインした「ツイスト(Twist)」チェアです。木製構造で、アームレストの有無を選べ、レザーまたはレザーとファブリックの組み合わせで張り地が施されています。アームレストはしなやかに波打つリボンのような曲線を描き、エレガントな渦巻き効果を生み出しています。

やわらかなラインの新しい「FF」ロゴを考案したピーター・マベオ(Peter Mabeo)のデザインによる「エフォ(Efo)」コーヒーテーブルは、「エフォ」サイドテーブルと「エフォ」キャビネットという2つの新しい製品の構想からインスピレーションを得ています。サイドテーブルのカラーはフェンディ イエローで、素材はセラミック、木材、またはその両方のコンビネーションからお選びいただけます。「エフォ」キャビネットは、デザイナーの特徴的なスタイルを反映し、温かみのある、あるいは濃色の木材で原始的で豊かな丸みを帯びた形状を表現しています。2 つの F はそれぞれ扉のハンドルとなり、扉を閉めると組み合わされ、「FF」ロゴへと変化します。

これらの新作に加え、既存のプロダクトラインにも多数の製品が追加されています。ヨナス・ファン・プット(Jonas van Put) による「ルナー(Lunar)」コーヒーテーブルは、ダイニングテーブルバージョンとベッドサイドテーブルの発売により小規模なシリーズとなりました。アトリエ・オイ(atelier oï)による「アーチーズ(Arches)」 テーブルには新しい形状と素材が用いられています。「ブラード(Blurred)」コンソールをベースにした小さなテーブルがローンチされる一方で、同じベルトバックルディテールがあしらわれたサイドテーブルが、トアン・グエン(Toan Nguyen)による「ソーホー(Soho)」ソファをベースに考案されています。コントロヴェント コレクティブ(Controvento Collective)による、アイコニックな「ピーカブー(Peekaboo)」 バッグにインスパイアされた「ピーカシット(Peekasit)」シーティングシステムから、「ピーカスリープ(Peekasleep)」というベッドが登場し、専用のブランケットと組み合わせることができます。アトリエ・オイによる「ファン フェンディ(Fun Fendi)」シリーズのベッドは、よりワイドでより包み込むデザインや、または高さのあるデザインのヘッドボードが特徴です。

「フォード(Ford)」テーブルの天板にはメタリック仕上げが施され、「シジッロ(Sigillo)」テーブルにはグラデーションガラスの天板が加わりました。ブラックやグレーからつややかなクロームといった、新しいさまざまな素材や仕上げがコレクションを彩ります。アトリエ・オイによるコーヒーテーブル「メトロポリス(Metropolis)」には、光沢のあるブロンズに透明度の高いガラストップが組み合わされた新しい仕上げが施されています。サイドテーブル「ボッティーニ(Bottini)」のベース部分はストーンまたは樹脂製ですが、今シーズンは光沢のあるポリッシュ仕上げのメタルも展開されています。

コレクションを補完するアイテム「フェンディ スティッチ(FENDI Stitch)」(FFD)バイカラーコーヒーテーブルは全体がレザーで覆われており、馬具製造の伝統を彷彿とさせる卓越した職人技が体現されています。その洗練された色の組み合わせと、素材の配置と細部へのこだわりを強調する織りのテクニック、インフィラトゥーラ(infilatura)を用いることでデザインが際立っています。「トゥーモア(Two More)」(FFD)スツールとオットマンは、コントラストカラーのディテールで装飾された非常に美しいレザーワークマンシップが特徴で、さらにレザー製の編み込みエッジやマイクロパイピングによってカスタマイズすることが可能です。

「セルビット(Selbit)」キャビネットには、3 種類の木材を巧みに組み合わせる洗練されたパッチワーク効果を用いた新しいバージョンが登場しました。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

URL
-
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都 千代田区平河町2丁目1番1号
電話番号
03-6748-6233
代表者名
根本 香織
上場
未上場
資本金
-
設立
-