パーソル、無人搬送車(AGV)の遠隔操作ソリューションを開発
~建設、物流、警備作業などにおいて新しいはたらき方の創出を目指し、建設業界や物流(倉庫・運送)業界向け、2022年販売予定~
総合人材サービスのパーソルグループにおいて人と技術の力を通じて世の中の生産性向上への貢献を目指すパーソルプロフェッショナルアウトソーシング株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 正木 慎二)は、傘下の自動車、航空宇宙、ロボット、デジタル家電などの領域で技術系エンジニアリング事業を行うパーソルR&D(本社:愛知県名古屋市中区栄3丁目18番1号、代表取締役社長:礒田 英嗣)とともに、無人搬送車(Automatic Guided Vehicle、以下AGV)の遠隔操作ソリューションを開発いたしました。今後、ソリューションのさらなる高度化を進め、遠隔監視、遠隔操作を通じた新たなはたらき方の創出を目指してまいります。
■背景:AGVの活用の幅が広がりさまざまな業界でニーズが拡大
パーソル総合研究所の発表※1によると、2030年には644万人の労働力が不足すると予測されるなど、日本の労働力不足は深刻化しています。AGVは、労働力不足の解決策の1つである「生産性向上」の側面でニーズが拡大しており、一般社団法人日本産業車両協会※2は、2018年AGVのシステム納入実績は過去最高で、2014年に比べ2倍以上増加していると発表しています。AGVは、1990年代から工場の製造ラインなどで運搬用ロボットとして使用されていましたが、近年はビッグデータやAI技術の発展・活用により、室外での使用、自律走行などが可能となり、製造・物流を含むさまざまな業界で活用されています。
パーソルプロフェッショナルアウトソーシングは、近年のAGV活用が分野横断的に広がりを見せていること、「生産性向上」による労働力不足の解決につながることに注目し、本ソリューションを開発しました。今後、モビリティの遠隔監視・遠隔操作技術を通じて、現場作業の生産性向上およびリモートワークの実現など新たなはたらき方の創出を目指します。
※1労働市場の未来推計 2030:https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/research/activity/spe/roudou2030/
※2平成 30 年(2018 年)無人搬送車システム納入実績:http://www.jiva.or.jp/pdf/AGV-Stat-2018.pdf
■ソリューションの概要
【主要な特徴】
1.AGV本体の操作なしで遠隔操作が可能
AGV単独使用の場合、本体操作が必要ですが、今回開発したソリューション拡張ユニットを活用することで、AGVとゲームコントローラーを接続した操作が可能となります。また、スマートフォンやタブレット端末の画面上に仮想ボタンを表示することもできますので、ゲームコントローラーがない場合も遠隔操作が可能です。
2.AGV視点の映像をリアルタイムで確認
拡張ユニットはカメラを備えており、スマートフォンやタブレット端末などを通じて、AGV視点の映像をリアルタイムで見ることができます。これにより、AGV本体を目視できない状況でもAGVの周りのルート・障害物が確認できるため遠隔操作が可能となります。
3.AGVの速度・バッテリー残量のチェック
スマートフォン、タブレット端末などでAGVの速度やバッテリー残量などの状態を監視することができます。
本遠隔操作ソリューションは、Doog社製協働運搬ロボット「サウザー」にて動作することを確認(2021年4月末現在)しています。2021年度内に下記機能を追加実装するなど引き続き高度化を進めながら、本ソリューションを用いて遠隔監視・遠隔操作が可能なモビリティ、ロボットなどを拡充してまいります。
<追加予定の機能>
・リモートセンシング技術を用いた周辺環境の遠隔監視
・アバターを用いた遠隔コミュニケーション機能
パーソルプロフェッショナルアウトソーシングは、これからも人と技術の力で、豊かな社会づくりに貢献し、一人ひとりが自分らしくはたらく世界の創造を目指してまいります。
■パーソルプロフェッショナルアウトソーシング株式会社について<https://www.persol-group.co.jp/professional_outsourcing/index.html>
パーソルプロフェッショナルアウトソーシング株式会社は、パーソルグループのProfessional Outsourcing SBUの中核会社(中間持株会社)として、2019年12月に発足。傘下にはパーソルプロセス&テクノロジー、パーソルR&D、パーソルテクノロジースタッフ、パーソルAVCテクノロジーをもち、IT・ものづくりエンジニアの人材派遣事業、ハード・ソフトウェアの設計開発や業務コンサルティングなど専門性の高い領域において事業展開をしています。パーソルグループの専門性を結集することで、IoT領域など、新たな事業領域への展開も加速してまいります。
■パーソルR&D株式会社について<https://www.persol-rd.co.jp/>
パーソルR&D株式会社は、自動車、航空宇宙、ロボット、デジタル家電などの領域で、技術コンサルティング、一括請負、部分請負、技術者派遣にて、企業様の設計・開発をサポートしています。
これからも、機械・電気電子・制御ソフト分野の設計、実験・認証サービス、モデルベース開発(MBD)の技術を駆使し、設計、研究開発から実験までの「ワンストップサービス」を提供してまいります。
■「PERSOL(パーソル)」について< https://www.persol-group.co.jp/ >
パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様な事業を展開しています。グループの経営理念・サステナビリティ方針に沿って事業活動を推進することで、持続可能な社会の実現とSDGsの達成に貢献していきます。
また、人材サービスとテクノロジーの融合による、次世代のイノベーション開発にも積極的に取り組み、市場価値を見いだす転職サービス「ミイダス」、テクノロジー人材のエンパワーメントと企業のDX組織構築支援を行う「TECH PLAY」、クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」などのサービスも展開しています。
パーソル総合研究所の発表※1によると、2030年には644万人の労働力が不足すると予測されるなど、日本の労働力不足は深刻化しています。AGVは、労働力不足の解決策の1つである「生産性向上」の側面でニーズが拡大しており、一般社団法人日本産業車両協会※2は、2018年AGVのシステム納入実績は過去最高で、2014年に比べ2倍以上増加していると発表しています。AGVは、1990年代から工場の製造ラインなどで運搬用ロボットとして使用されていましたが、近年はビッグデータやAI技術の発展・活用により、室外での使用、自律走行などが可能となり、製造・物流を含むさまざまな業界で活用されています。
パーソルプロフェッショナルアウトソーシングは、近年のAGV活用が分野横断的に広がりを見せていること、「生産性向上」による労働力不足の解決につながることに注目し、本ソリューションを開発しました。今後、モビリティの遠隔監視・遠隔操作技術を通じて、現場作業の生産性向上およびリモートワークの実現など新たなはたらき方の創出を目指します。
※1労働市場の未来推計 2030:https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/research/activity/spe/roudou2030/
※2平成 30 年(2018 年)無人搬送車システム納入実績:http://www.jiva.or.jp/pdf/AGV-Stat-2018.pdf
■ソリューションの概要
今回開発した、無人搬送車(AGV)の遠隔操作ソリューションは、スマートフォンやタブレット端末を用いて、遠隔地からAGVの動作状況監視、操作を可能とする、操作プログラム、拡張ユニットなどを含む、AGV活用のための総合的なソリューションとなります。建設業界や物流(倉庫・運送)業界向けに、2022年度中の販売を予定しております。搭載した機能は導入する企業の課題解決や要望に合わせたカスタマイズ開発も可能です。
【主要な特徴】
1.AGV本体の操作なしで遠隔操作が可能
AGV単独使用の場合、本体操作が必要ですが、今回開発したソリューション拡張ユニットを活用することで、AGVとゲームコントローラーを接続した操作が可能となります。また、スマートフォンやタブレット端末の画面上に仮想ボタンを表示することもできますので、ゲームコントローラーがない場合も遠隔操作が可能です。
2.AGV視点の映像をリアルタイムで確認
拡張ユニットはカメラを備えており、スマートフォンやタブレット端末などを通じて、AGV視点の映像をリアルタイムで見ることができます。これにより、AGV本体を目視できない状況でもAGVの周りのルート・障害物が確認できるため遠隔操作が可能となります。
3.AGVの速度・バッテリー残量のチェック
スマートフォン、タブレット端末などでAGVの速度やバッテリー残量などの状態を監視することができます。
本遠隔操作ソリューションは、Doog社製協働運搬ロボット「サウザー」にて動作することを確認(2021年4月末現在)しています。2021年度内に下記機能を追加実装するなど引き続き高度化を進めながら、本ソリューションを用いて遠隔監視・遠隔操作が可能なモビリティ、ロボットなどを拡充してまいります。
<追加予定の機能>
・リモートセンシング技術を用いた周辺環境の遠隔監視
・アバターを用いた遠隔コミュニケーション機能
パーソルプロフェッショナルアウトソーシングは、これからも人と技術の力で、豊かな社会づくりに貢献し、一人ひとりが自分らしくはたらく世界の創造を目指してまいります。
■パーソルプロフェッショナルアウトソーシング株式会社について<https://www.persol-group.co.jp/professional_outsourcing/index.html>
パーソルプロフェッショナルアウトソーシング株式会社は、パーソルグループのProfessional Outsourcing SBUの中核会社(中間持株会社)として、2019年12月に発足。傘下にはパーソルプロセス&テクノロジー、パーソルR&D、パーソルテクノロジースタッフ、パーソルAVCテクノロジーをもち、IT・ものづくりエンジニアの人材派遣事業、ハード・ソフトウェアの設計開発や業務コンサルティングなど専門性の高い領域において事業展開をしています。パーソルグループの専門性を結集することで、IoT領域など、新たな事業領域への展開も加速してまいります。
■パーソルR&D株式会社について<https://www.persol-rd.co.jp/>
パーソルR&D株式会社は、自動車、航空宇宙、ロボット、デジタル家電などの領域で、技術コンサルティング、一括請負、部分請負、技術者派遣にて、企業様の設計・開発をサポートしています。
これからも、機械・電気電子・制御ソフト分野の設計、実験・認証サービス、モデルベース開発(MBD)の技術を駆使し、設計、研究開発から実験までの「ワンストップサービス」を提供してまいります。
■「PERSOL(パーソル)」について< https://www.persol-group.co.jp/ >
パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様な事業を展開しています。グループの経営理念・サステナビリティ方針に沿って事業活動を推進することで、持続可能な社会の実現とSDGsの達成に貢献していきます。
また、人材サービスとテクノロジーの融合による、次世代のイノベーション開発にも積極的に取り組み、市場価値を見いだす転職サービス「ミイダス」、テクノロジー人材のエンパワーメントと企業のDX組織構築支援を行う「TECH PLAY」、クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」などのサービスも展開しています。
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