保護者の7割が金融教育(マネー教育)不足を後悔「高校時代に受けていれば失敗を防げた!」家庭でのマネー教育に9割以上が関心・意欲を持つ(いこーよファミリーラボ調査)

アクトインディ株式会社

国内最大級の子供とお出かけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディ株式会社(東京都港区 代表取締役:下元敬道 以下、アクトインディ)では、アンケート調査や取材からリアルな親子の行動を浮き彫りにする「いこーよファミリーラボ」にて、「金融教育に関する保護者の意識」の調査・分析を行いました。

【本調査のポイント】

■高校での金融教育(マネー教育)義務化、保護者の認知度は約3割
■保護者の7割以上が「お金や投資などの知識」に自信がない!

■保護者の7割以上が「高校時代に金融教育をうけていればお金の失敗を防げた」と悔やむ

■保護者が高校時代に学びたかったテーマは「お金の貯め方・増やし方」が最多

■保護者の96%以上が「家庭でのマネー教育」の必要性を実感

■家庭でのマネー教育を進めるために必要なサポートや教材を求める保護者多数

【調査概要】

調査方法:インターネットアンケート
調査地域:全国
対象者:「いこーよアンケートモニター」会員
調査期間:2025年1月10日(金曜日)~2025年1月16日(木曜日)

回答数:363人
※グラフの構成比は小数点以下第3位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならないものがあります。

■高校での金融教育(マネー教育)義務化について保護者の認知度は約3割

2022年の学習指導要領改訂から、高校で金融教育(マネー教育)が義務化されました。

いこーよファミリーラボでは、保護者の金融教育(マネー教育)への関心や意識を探るため、この制度の認知度を調査したところ、65.7%の保護者が「知らない」と回答。一方、「知っている」は30.6%にとどまり、金融教育(マネー教育)の周知が十分に進んでいない現状が明らかになりました。

■保護者の7割以上が、高校時代に金融教育(マネー教育)をうけていればお金の失敗を防げたと悔やむ

調査ではさらに、保護者自身が高校時代に金融教育(マネー教育)を受けていればお金の失敗を防げたと思うかを聞いたところ、73.09%の保護者が「高校時代にマネー教育を受けていれば、お金の失敗を防げたと思う」と回答。これに対し、「思わない」は16.71%にとどまりました。

多くの保護者が過去の経験を振り返り、金融教育(マネー教育)の必要性を感じています。

高校の金融教育(マネー教育)のカリキュラムのうち保護者が高校時代に学びたかったテーマは「お金の貯め方・増やし方」が最多

高校で義務化されたマネー教育のカリキュラムの中で、保護者が「高校時代に学びたかった」と強く感じているテーマは、1位が「お金の貯め方・増やし方」(143人) でした。

続いて2位 は「家計管理とライフプランニング」(129人)、3位は「お金の備え方」(117人) となり、将来に向けた資産形成や計画的なお金の管理に関する知識を高校時代に学んでおきたかったと考えている保護者の姿が浮き彫りになっています。

■保護者が学びたかったのは、「投資」、「貯金」、「ふるさと納税」、「確定申告」、「保険」、「クレジットカードの支払い」など

高校時代に金融教育(マネー教育)を受けていたら防げていたかもしれないと保護者が考えているものを具体的に聞くと、「投資」、「貯金」、「ふるさと納税」、「確定申告」、「保険」、「(クルマなどの)高額商品などの購入」、「クレジットカードの支払い」などの場面で金融教育(マネー教育)の必要性を感じると言う声があげられました。

●高校時代に「お金の貯め方・増やし方」を学びたかったママ・パパの回答

「先を見通してのお金の貯め方を知らなかったため、『あのときの無駄が無ければ…』という事態が多々あった」

「大学生の頃からバイト代で、貯金以外の方法で資産形成できたのではと非常に悔やまれる」

●高校時代に「家計管理とライフプランニング」を学びたかったママ・パパの回答

ふるさと納税確定申告についてもっと早く知りたかった。税金の戻りがあったと思う」
「子供の教育資金は心配だが保険の見直しなどは面倒に感じるので、理解が深ければすぐに行動していると思う」

●高校時代に「お金の備え方」を学びたかったママ・パパの回答

投資をもっと早くはじめていたら、と後悔しているので、早めに投資の基礎を学べたら良いと思う」

「稼いだ月給をほぼ使い切っていたバイト時代…あの時毎月貯めてたり、投資なんかの知識があったら、今結構蓄えあったはずなのにな…」

●高校時代に「お金の使い方」を学びたかったママ・パパの回答

「初めて車を買った時、比較をせずディーラーに言われるまま入った保険がものすごく高かった上、免責金額が高かった」

「ただ貯金していた事と貯金したお金で物を買っていたこと。 失敗ではないがお金を増やす方法をもっと早く知りたかった」

●高校時代に「お金を借りる仕組み」を学びたかったママ・パパの回答

クレジット払いが気軽すぎて払うのが大変になった事が、、、実体験してよかったとは思うけど学んでたら違ったのかな?!どうかな?と思います」

「無計画な消費、無闇なリボ払いをして支払いに追われてしまったこと。 交際相手に言われるままに消費者金融を利用してしまったこと」

■家庭での「マネー教育」は必須! 保護者の96%以上がその必要性を実感

保護者による家庭での「マネー教育」の必要性には、96.32%の保護者が「家庭での金融教育が必要」と回答し、「必要ない」と答えたのはわずか1.98%でした。

「子供には早くからマネー教育をうけさせたい」と考える保護者が多数を占めています。

■マネー教育は早いほど良い 6割近くの家庭が小学校低学年までに開始!

保護者が持っている「家庭でのマネー教育」のイメージを具体的にするためにマネー教育の開始時期を聞くと、1位「小学校低学年」(130人)、2位「未就学児」(81人)と回答。小学校低学年までに開始したいと考える保護者が6割近くにのぼります。

一方で、4位「中学生」(21人)、5位「高校生」(3人)となり、早期の金融教育を重視する保護者の傾向が見られます。

実際に保護者が家庭で子供にどのような「マネー教育」を行っているかを記述回答で聞いたところ、「お小遣い」、「(日常の)買い物」、「(おままごとなどの)遊び」、「お手伝い」を通じて工夫をこらしながら行っていることがわかりました。詳しくはいこーよの以下の記事をご覧ください。

参考:いこーよママ・パパモニターが回答! 家庭でのマネー教育どうしてる?<ママ・パパリアル調査>

■金融教育を家庭で進めるために必要なサポートや教材を求める保護者多数

家庭でマネー教育を行う際に役立つサポートとして保護者が求めるものを聞くと、以下の項目が挙げられました。

1位/子供向けのわかりやすい学習プログラムや動画(199人)

2位/家庭向けのマネー教育教材(156人)

3位/学校と連携した家庭で取り組める課題や教材(142人)

また、保護者自身が学ぶためのセミナーや具体的な実例を日常に活用できる仕組みも求められています。

■保護者の7割以上がお金や投資などの知識に自信がない!

保護者自身にお金や投資などの知識に自信があるかを聞いたところ、73.66%が「お金や投資の知識に自信がない」と回答しており、「自信がある」と答えたのはわずか21.53%。この結果からも、家庭でのマネー教育用教材や学校との連携を求めていることがうかがえます。

■本調査のまとめ:子供の未来のために「マネー教育」を求める保護者の思い

本調査では、保護者の73.09%が「高校時代にマネー教育を受けていれば、お金の失敗を防げた」と後悔していることが明らかになりました。また、家庭での金融教育の必要性を感じている保護者は96.32%にのぼり、関心の高さが浮き彫りになっています。

特に、「お金の貯め方・増やし方」「家計管理とライフプランニング」などのテーマは、高校時代に学んでおきたかったという声が多く、投資や貯蓄、税金の知識が不足していたことで、資産形成や家計管理に苦労したという保護者の実体験も数多く寄せられました。

しかし、現状では73.66%の保護者が「お金や投資の知識に自信がない」と回答しており、家庭での金融教育を進めるには、親自身の学びも必要不可欠であることがわかります。

近年、仮想通貨やNISAなど、保護者世代が高校生だった頃にはなかった金融商品や制度が次々と登場しています。いこーよファミリーラボの昨年(2024年5月)の調査では、「貯蓄以外に定期的な投資をしている」家庭が47%にのぼり、資産運用に高い関心を持ち、投資を行っている家庭が子育て世帯のおよそ半数を占めるというデータも出ています。こうした背景からも、保護者自身の投資経験をふまえ、子供にも早いうちからマネー教育を受けさせたいと考える保護者が増えていると考えられます。

参考:【いこーよファミリーラボ調査】子育て世帯の半数が投資を実施! 投資スタイルはバランス型! NISA口座開設をしながらも投資に踏みきれていない世帯も多い!

■「いこーよファミリーラボ」とは?

子育て世帯の約8割にリーチするおでかけ情報サイト「いこーよ」に集まるママパパへのアンケートやリサーチを通じて、子育て世帯へのマーケティングを行うラボです。

最新情報に敏感でおでかけ意欲が高く、子育てに熱心なママパパが多く集まるメディアを母体に「いこーよモニター」などの会員へのアンケートやリサーチを切り口にした新たなマーケティング・タイアップを提案しています。

いこーよモニターサイト事例:https://iko-yo.net/lp/ikomoni

■「いこーよファミリーラボ」調査事例

【映画関連】

【いこーよ】「2024年劇場公開映画・親子満足度ランキング」1位は『映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)』 「名探偵コナン」「ミニオン」など人気キャラクター作品も上位にランクイン!

【習い事関連】

子供のスポーツ系習い事の人気ランキング圧倒的1位は「水泳」!  ダンス・チア、柔道・空手・剣道なども大人気!

【ファミリー向けグッズ関連】

子育て世帯の「買ってよかった暑さ対策グッズ」人気ランキング! 首回りの冷却と手ぶらアイテムが人気!/いこーよファミリーラボアンケート調査

「子供のチャイルドシート嫌い」約6割の親が悩む!/いこーよファミリーラボ調査

「レンタカーVSカーシェア」ママ・パパが選ぶ意外な実態!/いこーよファミリーラボ調査

【子育て世帯の行動指標】

【ママ・パパもスマホ依存⁉】「1日3時間以上」スマホを利用するママパパが5割超え! ママパパがよく使うアプリランキング1位はやっぱり〇〇〇〇!/いこーよファミリーラボ

「親子でよく利用するファストフードチェーンランキング」1位は「マクドナルド」! 大人だけで行きたいファストフードチェーン1位は「〇〇バーガー」/いこーよファミリーラボ

子育て世帯の半数が投資を実施! 投資スタイルはバランス型! NISA口座開設をしながらも投資に踏みきれていない世帯も多い!

子育て世帯がよく見るニュース媒体1位はテレビ! つづいて、ネットニュース、SNS。新聞は少数派

■「いこーよ」とは?

2008年12月にサービスを開始した子供とお出かけ情報サイト「いこーよ」は、子育て層の約8割が利用し、全国9万9,000件以上の施設情報や8万8,000件以上の口コミを掲載しています(2025年2月現在)。
「いこーよ」サービスサイト:https://iko-yo.net/

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業種
情報通信
本社所在地
東京都港区三田1-4−28 三田国際ビル23階
電話番号
03-6777-7807
代表者名
下元敬道
上場
未上場
資本金
6000万円
設立
2003年06月