大牟田の朝採れ野菜を急行列車で輸送→「レガネット天神店」で販売します！

西鉄天神大牟田線における貨客混載事業の実証実験

　西日本鉄道㈱（福岡市博多区、代表取締役社長執行役員：林田 浩一）は、㈱西鉄ストア（筑紫野市、代表取締役社長執行役員：秋澤 壮一）、㈱NEW NORMAL（大牟田市、代表取締役：德永 紘一）と連携し、2023年9月21日（木）、9月28日（木）の2回にわたり、西鉄天神大牟田線における貨客混載事業の実証実験を行います。

　西鉄グループでは、長期ビジョン「にしてつグループまち夢ビジョン2035」に、『地産地消で目指すカーボンニュートラルと環境に優しい取り組みの創造』を掲げています。今回、西鉄「鉄道事業本部」、物流の労働規制等の課題に直面する「西鉄ストア」、販路の新規拡大を模索する㈱NEW NORMAL運営の「德永農園」の三者の思いが合致し、実証に至りました。西鉄列車を活用した貨客混載は、昨年夏、今夏に続き3例目となります。

　本実証実験では、当日朝に収穫した野菜を大牟田駅に停車中の急行列車に積載し、西鉄福岡（天神）駅まで輸送します。到着後は同駅直結のスーパーマーケット「レガネット天神店」（ソラリアステージ地下1階）内特設ブースで店頭販売を行います。大牟田市内～福岡市内を列車で輸送することで、トラック等による輸送と比べて約半分の時間に短縮され、より新鮮な野菜をお客さまにお届けできるほか、環境負荷低減や物流2024年問題への対応にも貢献できるものと考えております。

　今回の実証実験を通じて効果検証を行いながら、将来的な事業化を目指してまいります。西鉄グループでは、今後も沿線自治体や地域の生産者との連携を強化し、地域経済の活性化に寄与してまいります。

• 西鉄天神大牟田線における貨客混載事業の実証実験の概要

【実施日】

2023年9月21日（木）、9月28日（木）

【対象列車】

大牟田10：28発 福岡（天神）行き急行列車（6両編成）

【スケジュール】

9:50

德永農園スタッフが大牟田駅に到着、ホームで同スタッフが列車へ野菜を積み込み

※福岡方面の6両目（最後尾）に積載します。

↓

10:28

大牟田駅を発車

↓

11:38

福岡(天神)駅に到着、德永農園スタッフが荷下ろし

↓

12:00～

「レガネット天神店」に納品。陳列後、販売開始

【対象品目】

じゃがいも、空心菜、にんにく（3品目計で約20㎏）

【販売場所】

「レガネット天神店」内特設ブース（福岡市中央区天神二丁目）

＜野菜販売所イメージ＞

 【販売価格】

200～300円（税込）

※鮮度・品質により変動します

• （参考）㈱西鉄ストアの概要

【本社所在地】

筑紫野市針摺中央二丁目16-14

【設立】

1969年6月19日

【代表者】

秋澤　壮一

【事業内容】

生鮮食品、一般食品、雑貨、衣料、書籍等の販売、飲食店営業

【営業収益】

621億円（2022年度実績）

【店舗数】

67店舗（にしてつストア、レガネット、スピナ、スピナマート、レガネットキュート）

（2023年8月末時点）

【従業員数】

4,542名（2023年8月末現在）

• （参考）㈱NEW NORMAL　德永農園の概要

【所在地】

大牟田市大字宮崎1813

【設立】

2023年1月6日

【代表者】

德永 紘一

【事業内容】

野菜の生産・販売、ラジオを活用した情報発信

※THE RAIL KITCHEN CHIKUGO 納品実績あり

＜株式会社 NEW NORMAL 代表取締役 德永 紘一氏＞