モノづくりデータ活用基盤『PRISM』を提供する株式会社Thingsへ出資
グローバル・ブレイン株式会社(以下、グローバル・ブレイン)が運営するMEイノベーション投資事業有限責任組合(以下、MEイノベーションファンド)およびグローバル・ブレインがShinhan Venture Investment Co.,Ltd.(以下、新韓ベンチャー投資)と共同で運営する新韓-GBフューチャーフロー投資事業有限責任組合(以下、SHGB)は、モノづくりデータ活用基盤『PRISM』を提供する株式会社Things(本社:東京都港区 / 以下、Things)へ出資を実行したことをお知らせいたします。

Thingsは、製造業に特化したデータ活用基盤『PRISM』を通じて、製品開発から生産、保守に至るまでのあらゆる工程で発生する膨大なデータを一元的に管理し、解析・活用を可能にするサービスを提供しています。今日の製造業において、製品ライフサイクル全体にわたるデータ連携と活用は、品質向上、コスト削減、そして新製品開発の迅速化を実現する上で極めて重要な要素となっています。しかし、多くの企業ではデータがサイロ化され、十分に活用されていないのが現状です。『PRISM』は、この課題を解決し、製造業の競争力強化に貢献します。
特にThingsは、PLM(製品ライフサイクル管理)の領域において、生成AIの活用を積極的に推進しています。生成AIを導入することで、設計段階でのシミュレーションの高度化、過去のデータに基づいた故障予測の精度向上、さらには熟練技術者のノウハウ継承の効率化など、これまで人手に頼っていた多くのプロセスを革新的に進化させることが期待されます。その結果、製造業はこれまで以上に迅速かつ効率的に、そして高品質な製品を市場に投入することが可能となります。
グローバル・ブレインは、製造業DXの推進に不可欠なデータ活用の重要性と、Thingsが提供するソリューションの将来性を高く評価し評価し、今回の出資を決定いたしました。今後はThingsのさらなる事業拡大に資するよう、MEイノベーションファンドのLPである三菱電機株式会社および新韓ベンチャー投資とともに支援してまいります。
※なお、グローバル・ブレインは2023年3月にグローバル・ブレイン8号投資事業有限責任組合を通じた出資実行を発表しています。
https://globalbrains.com/posts/invested-in-things
■Thingsについて
会社名 株式会社Things
所在地 東京都港区赤坂1-14-14 第35興和ビル4F 403
代表者 鈴木 敦也
設立日 2021年9月
事業内容 モノづくりデータ活用基盤『PRISM』の開発・運営
■MEイノベーションファンドについて
登記上の名称 MEイノベーション投資事業有限責任組合
無限責任組合員 グローバル・ブレイン株式会社
運用総額 50億円
■SHGBについて
登記上の名称 新韓-GBフューチャーフロー投資事業有限責任組合
投資対象 日本スタートアップ(シードステージ)、日本への進出を計画する韓国スタートアップ
無限責任組合員 Shinhan Venture Investment Co.,Ltd.およびグローバル・ブレイン株式会社
■グローバル・ブレインについて
会社名 グローバル・ブレイン株式会社
所在地 東京都渋谷区渋谷二丁目17番1号
代表者 代表取締役社長 百合本 安彦
設立日 1998年1月
事業内容 ベンチャーキャピタル事業
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