『ガラスの仮面』「紅天女」誕生秘話も公開。美内すずえ作品に通じる「見えない力」とは？

2018年10月25日（木）発売 『美内すずえ対談集　 見えない力 』

株式会社世界文化社は、国民的ベストセラー漫画『ガラスの仮面』の美内すずえさん対談集『美内すずえ対談集   見えない力 』を10月25日（木）に刊行します。“見えない力”をテーマに、能、古武術、物理学の天才たちと美内すずえさんが縦横無尽に語り尽くした1冊です。また、本書では初めて漫画『ガラスの仮面』の中に出てくる作中劇「紅天女」誕生秘話を詳しく語るなどファン必見の内容になっています。

 

天才同士の対話に驚嘆し、好奇心が活性化すること請け合いです！（作家・三浦しをん）

●美内すずえが、天才達と語りつくす

物語の天才に して、並外れた好奇心と集中力を誇る美内すずえさんは対談の名手。能楽師・梅若 実さん、古武術家・甲野善紀さん、物理学者・大栗博司さんと各分野の第一人者を迎え、美内作品にも影響を与えた、能の見方、武術、超弦理論をわかりやすく紐解きます。


●『ガラスの仮面』作中劇「紅天女」誕生秘話について語る
1976年新年号より連載を始めた漫画『ガラスの仮面』の中に出てくる作中劇『紅天女』。1985年、別の漫画の取材で訪れた村に充満する“何か”に引き寄せられ「紅天女」の古里にめぐり合ったお話や、「紅天女のことを明かす」という声を聞き、たどり着いた梅の古木の話など。また「紅天女」と同じ物語を持つ大黒天に出会うお話…と。「見えない力」に導かれたとしか思えない神秘的な創作秘話が、写真も交え披露されています。

●心肺停止23分から回復したご主人のこと
ご主人が倒れ、深夜、警察から連絡を受けて慌ててタクシーに飛び乗った美内さん。ご主人とのめぐり合わせにも神秘体験があった...。1988年「甲斐の国」に家を建てることになった経緯、仙人からの忠告、前世からの縁など、初めて語られるエピソードが披露されています。現在、23分の心肺停止を乗り越え順調に回復されているご主人。奇跡的な回復にも「見えない力」が働いているように感じずにはいられません。
 

『美内すずえ対談集 見えない力』（世界文化社 刊）より

●著者：美内すずえ
漫画家。1951年大阪府出身。16歳のとき『山の月と子だぬきと』で『別冊マーガレット』（集英社）で金賞を受賞し、高校生漫画家としてデビュー。『13月の悲劇』『はるかなる風と光』『妖鬼妃伝』など、意欲作を次々と発表し、人気漫画家となる。1976年新年号より『ガラスの仮面』（白泉社）の連載をスタートし、開始直後からベストセラーとなる。累計部数は5,000万部を超え、少女漫画史上に名を残すロングセラー作品として継続中。2016年に連載開始40周年を迎え、各地で原画展が開催されている。各界から絶大な支持を受け、テレビアニメ化、ドラマ化、舞台化などがされている。自らの神秘体験を盛り込んだ『アマテラス』は、メッセージ性の高い読み物として、幅広い層に支持されている。『妖鬼妃伝』にて1982年講談社漫画賞、『ガラスの仮面』にて、1995年度日本漫画家協会賞優秀賞を受賞。


『美内すずえ対談集 見えない力』
著者／美内すずえ
定価／1,620円（税込）

●目次
はじめに
第1章 「思い」という見えない力 ー能楽師：梅若 実×美内すずえー
　　　 対談を終えて『紅天女』不思議考
第2章　極めた先にあるものー古武術家：甲野善紀×美内すずえー
         対談を終えて『超人間』不思議考
第３章  宇宙は「見えない力」で満ちているー物理学者：大栗博司×美内すずえー
　　　 対談を終えて『数式宇宙』不思議考
あとがき 『生命』不思議考