アカデミック・リンク・センターが「教育・学修支援専門職」養成の拠点に再認定されました
平成27年より継続、3回目の教育関係共同利用拠点認定
千葉大学アカデミック・リンク・センターが、教育関係共同利用拠点(拠点類型:大学の教職員の組織的な研修等の実施機関)として、文部科学大臣より3回目の認定を受けました。
- 教育関係共同利用拠点としてのセンターの取り組み
千葉大学アカデミック・リンク・センターは、平成27年7月より教育関係共同利用拠点(※)の認定を受け、「アカデミック・リンク教育・学修支援専門職養成プログラム」(Academic Link Professional Staff Development for Educational and Learning Support:ALPSプログラム)として、大学における新しい専門的職員である「教育・学修支援専門職」の確立に向けて取り組んでいます。これまでの主な取り組みとしては、教育・学修支援の専門性の体系化、セミナー・シンポジウムの開催等のほか、平成29年からは大学職員に向けた研修プログラムを開始しており、これまでの履修生は114名にのぼります。
この度、今後の活動計画が評価され、令和3年7月30日付で、文部科学大臣より令和4年度以降5年間の教育関係共同利用拠点「新たな時代の大学教育を創造する『教育・学修支援専門職』養成拠点」として3回目の認定を受けました。(認定期間:令和4年4月から令和9年3月末まで)
(※)教育関係共同利用拠点とは
各大学の有する人的・物的資源の共同利用等を推進し、大学教育全体として多様かつ高度な教育を展開するために、文部科学大臣が国公私立大学を通じた拠点の認定をする制度です。アカデミック・リンク・センターでは、「教職員の組織的な研修等の共同利用拠点《教育・学修支援専門職養成》」(平成27年7月~平成29年3月末)、「教育・学修支援専門職を養成する実践的SDプログラムの開発・運営拠点」(平成29年4月~令和4年3月末)としてこれまで2度の認定を受けてきました。
千葉大学では他に、大学院看護学研究院附属看護実践・教育・研究共創センターが「看護学教育研究共同利用拠点」として拠点認定を受けています。
教育関係共同利用拠点の認定について(文部科学省):https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/daigakukan/1292089.htm
- 今後の展望
(1)新たな時代の高等教育における「教育・学修支援の専門性に必要な能力項目・能力ルーブリック」の開発・普及
(2)教育・学修支援専門職の養成にかかる入門レベルから上級レベルに至る、段階的な新しいSDプログラムの開発と運営
(3)養成された専門人材の活躍の場を、彼ら自身が所属する機関のみならず、全国の高等教育機関に広げるための新たなメカニズムの構築 ー教育・学修支援専門職認定制度・ロスター制度の構築ー
(4)教育・学修支援実務の全国拠点としての情報発信と教育・学修支援専門職能団体等との連携
- センター長のコメント(大学院人文科学研究院 教授 竹内比呂也)
アカデミック・リンク・センターは、ポストコロナの新しい教育・学修環境を踏まえつつ、一人一人の学修者の学びを豊かにするような取り組みを続けていきたいと考えています。引き続きご支援、ご協力をよろしくお願いします。
- 関連URL
アカデミック・リンク教育・学修支援専門職養成プログラム https://alc.chiba-u.jp/ALPS/index.html
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