65歳以上の人たちが「自分らしさ」への関心高める 「敬老の日」に向けた、スマートニュースの閲読データ調査から
スマートニュース株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:鈴木健)は、敬老の日に向けて、今のシニア層の関心のありようを探るため、ニュースアプリ「SmartNews」の記事と閲読データを調査したところ、65歳以上の人たちが「自分らしさ」への関心を高めていることが示される結果となりました。
2020年から2022年の同時期(1月〜6月)に掲載された記事で、タイトルに「自分らしさ」を含む記事の数は約1.6倍になりました。他方、「自分らしさ」を含む記事に関して、65歳以上のユーザー1人当たりの閲読数は8倍以上、記事の滞在時間は19倍以上と、記事数以上に増加しています。記事数の増加と閲読傾向から、メディアの関心の高まりと共に、65歳以上の人たちで、「自分らしさ」への関心が大きく高まっていることがうかがえます。
スマートニュースでは、ニュースアプリ「SmartNews」の閲読データを分析し、検索・サイト訪問・購買などの顕在化した行動に至る前の、“潜在的な社会的関心の変化”を明らかにすることに取り組んでおり、今回の調査結果の公表はその一環です。
今回の調査において、「自分らしさ」を含む記事で、65歳以上の人たちに最も読まれたものは、70歳で起業した女性が、人生の最終パートを自分らしく生きたいと考え、自立して歩み始めたことを語る以下のインタビュー記事でした。
「好きにしていいよ」と夫は言ったけれど…70歳で一人になった私がたどり着いた“自分らしさ”(ウートピ 2022年5月27日)
https://wotopi.jp/archives/127996
本記事が65歳以上の人たちに最も読まれたことから、記事を担当されたウートピ編集部・堀池沙知子さんに、65歳以上の人たちの「自分らしさ」への関心の高まりについて、お話しを伺いました。
堀池沙知子さん(ウートピ編集部):
「多様性の時代と言われ、これまで“ふつう”とされていた価値観がひっくり返されていく中で、コロナ禍があり、私たちの働き方やライフスタイルも目に見える形で変化しました。『人それぞれ』と言えば聞こえがいいですが、一人一人が自分らしさについて思いをめぐらす必要が出てきたとも言えます。
調査結果は、子育てや仕事がひと段落つき、ようやく自分のことを構う余裕ができた、自分らしさについて考える時間ができたことの表れなのかなと思います。もっと言えば、何者かになりたいと自分の可能性を探っていくのが若者の『自分らしさ』だとしたら、シニア層の『自分らしさ』とは、これまでの自分を壊したり、手放したりして「まだ知らない自分」を見つけて面白がっていくことなのかもしれません。
今回、お話を伺った近恵子さんは移動式リサイクルショップを経営している女性です。近さんが社会に出た当時の状況を考えると、女性が働いていく上で社会的・時代的な制約も多かったことがうかがえますが、それでも何とか自立して、自分らしく生きることをあきらめてこなかった生き方が、シニア層の共感を呼んだのだと分析しています。『自分らしさ』は今後も考えていきたいテーマの一つです。ただ、メディア側が『自分らしさってこうだよね』と答えを提示したり、『自分らしく生きよう!』と価値観を押し付けたりするのではなく、『自分らしさって何だろう?』と問いを投げかけて、読者と一緒に考えていければと思っております」
スマートニュースでは、今後も閲読データの分析から、“潜在的な社会的関心の変化”を明らかにすることに取り組みながら、ニュースアプリ「SmartNews」を通じて、3,000以上の提携媒体が配信する多様な情報を届け、ユーザーに興味関心を広げる新しい発見をもたらすことを目指していきます。
スマートニュース株式会社について http://about.smartnews.com/
スマートニュース株式会社は、「世界中の良質な情報を必要な人に送り届ける」をミッションに掲げ、2012年6月15日に設立されました。日本と米国でニュースアプリ「SmartNews(スマートニュース)」を運用しています。世界中の膨大な情報を日夜解析し続けるアルゴリズムと、スマートデバイスに最適化された快適なインターフェースを通じて、世界中から集めた良質な情報を一人でも多くの人々に届けていきたいと考えています。
スマートニュースでは、ニュースアプリ「SmartNews」の閲読データを分析し、検索・サイト訪問・購買などの顕在化した行動に至る前の、“潜在的な社会的関心の変化”を明らかにすることに取り組んでおり、今回の調査結果の公表はその一環です。
(グラフ)タイトルに「自分らしさ」を含む記事の、記事数、1人当たりの閲読数(PV)、1人当たりの記事滞在時間について、2020年1-6月の数値を100%として比較
今回の調査において、「自分らしさ」を含む記事で、65歳以上の人たちに最も読まれたものは、70歳で起業した女性が、人生の最終パートを自分らしく生きたいと考え、自立して歩み始めたことを語る以下のインタビュー記事でした。
「好きにしていいよ」と夫は言ったけれど…70歳で一人になった私がたどり着いた“自分らしさ”(ウートピ 2022年5月27日)
https://wotopi.jp/archives/127996
本記事が65歳以上の人たちに最も読まれたことから、記事を担当されたウートピ編集部・堀池沙知子さんに、65歳以上の人たちの「自分らしさ」への関心の高まりについて、お話しを伺いました。
堀池沙知子さん(ウートピ編集部):
「多様性の時代と言われ、これまで“ふつう”とされていた価値観がひっくり返されていく中で、コロナ禍があり、私たちの働き方やライフスタイルも目に見える形で変化しました。『人それぞれ』と言えば聞こえがいいですが、一人一人が自分らしさについて思いをめぐらす必要が出てきたとも言えます。
調査結果は、子育てや仕事がひと段落つき、ようやく自分のことを構う余裕ができた、自分らしさについて考える時間ができたことの表れなのかなと思います。もっと言えば、何者かになりたいと自分の可能性を探っていくのが若者の『自分らしさ』だとしたら、シニア層の『自分らしさ』とは、これまでの自分を壊したり、手放したりして「まだ知らない自分」を見つけて面白がっていくことなのかもしれません。
今回、お話を伺った近恵子さんは移動式リサイクルショップを経営している女性です。近さんが社会に出た当時の状況を考えると、女性が働いていく上で社会的・時代的な制約も多かったことがうかがえますが、それでも何とか自立して、自分らしく生きることをあきらめてこなかった生き方が、シニア層の共感を呼んだのだと分析しています。『自分らしさ』は今後も考えていきたいテーマの一つです。ただ、メディア側が『自分らしさってこうだよね』と答えを提示したり、『自分らしく生きよう!』と価値観を押し付けたりするのではなく、『自分らしさって何だろう?』と問いを投げかけて、読者と一緒に考えていければと思っております」
スマートニュースでは、今後も閲読データの分析から、“潜在的な社会的関心の変化”を明らかにすることに取り組みながら、ニュースアプリ「SmartNews」を通じて、3,000以上の提携媒体が配信する多様な情報を届け、ユーザーに興味関心を広げる新しい発見をもたらすことを目指していきます。
スマートニュース株式会社について http://about.smartnews.com/
スマートニュース株式会社は、「世界中の良質な情報を必要な人に送り届ける」をミッションに掲げ、2012年6月15日に設立されました。日本と米国でニュースアプリ「SmartNews(スマートニュース)」を運用しています。世界中の膨大な情報を日夜解析し続けるアルゴリズムと、スマートデバイスに最適化された快適なインターフェースを通じて、世界中から集めた良質な情報を一人でも多くの人々に届けていきたいと考えています。
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