[名古屋版]【最新オフィスマーケットレポート発表】オフィス空室率 3ヵ月連続の低下

募集賃料 前月から上昇

三幸エステート株式会社（本社：東京都中央区、取締役社長：武井重夫）は、2024年12月度の名古屋市オフィス賃貸状況（空室率＆現空面積：全規模、募集賃料＆募集面積：全規模、規模別空室率、主要エリア※1空室率：全規模）および全国6大都市（東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡）の大規模ビルのマーケットデータをまとめた「オフィスマーケット2025年1月号名古屋」を公表します。

※1：主要エリア＝名古屋市名駅エリア・栄エリア・伏見エリア

※調査時点：2024年12月末現在および各年12月31日時点

※本リリース・公表データは次のURLからもご覧いただけます https://www.sanko-e.co.jp/data/

支店長の視点

2021年～2024年は毎年1万坪を超えるまとまった面積の新規供給があったものの、2025年は約5千坪と比較的低水準に止まる。大規模ビルは「名古屋伏見Kフロンティア」の1棟で、必然的に移転を検討するテナントの注目を集めると考えられる。昨年竣工したビルへ移転したテナントの二次空室は概ね消化され、足元のオフィス需要は活発化していることから、需給バランスは引き締まり傾向が続くとみられる。(名古屋支店長　妹尾哲也)

名古屋市 全規模ビル 空室率＆潜在空室率

空室率 3ヵ月連続の低下 2021年5月以来の3％台が目前に

空室率は前月比マイナス0.13ポイントの4.06％となった。3ヵ月連続の低下で2021年5月以来の3％台が目前に迫っている。主要エリアの大規模ビルを中心に、新規開設や集約移転等で空室床の消化が進み、主な低下要因となった。潜在空室率は前月比マイナス0.15ポイントの5.36％だった。

オフィス需要は幅広い業種で活発で、大口の面積帯や築浅で高価格帯のビルでも成約事例が増えている。

＜空室率＆潜在空室率＞

名古屋市 全規模ビル 募集賃料＆募集面積

募集賃料 前月から上昇 12,000円／坪台半ばでの小幅な動き

募集賃料は前月比プラス109円／坪の12,629円／坪となった。前月から上昇したが、12,000円／坪台半ばでの小幅な動きが続いている。

＜募集賃料＆募集面積＞

＜名古屋市 規模別 空室率＞

＜名古屋市 全規模ビル 主要エリア 空室率＞

＜空室率の推移（6大都市 大規模ビル）＞

＜募集賃料の推移（6大都市 大規模ビル・主要駅前地区）＞

三幸エステートHP：https://www.sanko-e.co.jp/

三幸エステート株式会社について

三幸エステート株式会社（1977年5月17日設立）は、企業のオフィス戦略を総合的にサポートしています。最適なワークプレイスの検証・提案から、賃貸オフィスビルの選定サポートと仲介、プロジェクト遂行に不可欠なマネジネント機能の提供まで、オフィスに関するあらゆるニーズに幅広くお応えしています。