【相模原市】きっと一度は見たことあるかも?中央道から見える不思議ビュー「緑のラブレター」をご紹介します!
右に見える競馬場、左はビール工場・・に次ぐ、知る人ぞ知る中央フリーウェイの名物スポットです

都心から中央自動車道で山梨方面に向かう途中、相模湖ICを越えたあたりの左側山腹に、上の写真のような巨大な「手紙」を見たことはありませんか?中央線の車窓や藤野駅ホームからも見えるこのオブジェ、実は相模原市緑区の「芸術のまち 藤野」と呼ばれる旧藤野町エリアの象徴として親しまれている、縦17m×横26mの野外アート作品「緑のラブレター」なのです。
・芸術のまち 藤野と「緑のラブレター」
相模原市緑区の旧藤野町エリアは、戦時中の著名芸術家の疎開以来、移住者を含め数多くの多種多様なアーティストが創作活動を行う、まさに「芸術のまち」です。県の「藤野ふるさと芸術村構想」により「芸術の道」や「藤野芸術の家」などが整備され、アーティストと地域住民が一体でイベントを行うなど、今やまちの空気そのものがアートと呼ばれるような他に類のないエリアとなっています。
「緑のラブレター」は、1989年に地元の造形作家・高橋政行氏により制作された作品で、人の手の形に切り込みが入り、あたかも山そのものがラブレターを手にしているかのように見える巨大オブジェです。「藤野ふるさと芸術村構想」の作品のひとつであり、自然から人間へのメッセージをテーマに作成されました。




・「緑のラブレター」ビューポイント
「緑のラブレター」は山腹にあることから、藤野地区のさまざまな場所から眺めることができます。
中央自動車道や中央本線の走行時の車窓からも見ることができますが、じっくりと見たい方には下記2スポットがおすすめです。
■ 中央自動車道 藤野パーキングエリア(下り)
■ JR中央本線 藤野駅プラットホーム
※「緑のラブレター」のロケーションは下記リンクのマップよりご確認ください
https://maps.app.goo.gl/io6EKrDo8W7DDTaL7
「緑のラブレター」に込められた、造形作家・高橋政行氏の想い
「緑のラブレター」は基本的には 「ようこそ藤野へ」というウェルカムの気持ちを表したものです。「山があなたにメッセージを送っています」という発信です。「あのラブレターにはどんなことが書かれているのですか?」と尋ねられることがありますが、 それはそれぞれの人の想像に委ねるということだと思います。想像力こそが人間のあり方を豊かにするものですから。
もう一つ、 深いところで意図したことがあります。アートのテーマの一つは環境と人間がどう関係しあっていくかにあると思うのですが、 自然が人間に伝えてくるものが必ずあるはずです。ただ、 人間はそれをキャッチできていない、環境に対してあまり耳を傾けていない、 そんな現状を伝え、自然から愛のこもった贈り物をいただいているという心を忘れないためにも、この作品を作りました。
当時の藤野町であのような 「緑のラブレター」が作られたことは 「小さな奇跡」だと思っています。行政の企画力、心意気とそれを押し上げる町の勢いを感じました。相模原市になった今も、 そうした想いを良しとし、 「緑のラブレター」を生かしていってほしいと思います。
・「緑のラブレター」等を応援するクラウドファンディング型ふるさと納税も
相模原市では、この「緑のラブレター」をはじめとする藤野地区の野外環境彫刻作品を応援する、クラウドファンディング型ふるさと納税を実施しています。市民の方でも、市外にお住まいの方でも、事業にご賛同いただける方ならどなたでもご参加いただけます。ふるさと納税による税額控除やワンストップ特例も、市内外を問わず受けることができます。
■プロジェクト名
「相模原市の代表作 藤野野外環境彫刻作品の魅力向上プロジェクト」
■募集期間
令和7年9月16日(火)~12月14日(日)
■目標金額 600万円
※詳細情報はこちら

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