リサーチの力で社会課題の解決に取り組む「Goodmill」のNPO向けリサーチ支援 第2弾は「越境活動の経験で得られるスキルや経験者の意識」を可視化
株式会社マクロミル(本社:東京都港区、代表執行役社長 グローバルCEO:スコット・アーンスト 以下、当社)の社会貢献活動「Goodmill(グッドミル)」は、NPO法人クロスフィールズ(東京都品川区、代表理事:小沼大地 以下、クロスフィールズ)と協働で、「組織外の活動・経験に関する調査」を実施しました。
Goodmillは、「リサーチで、世の中をもっと良くできる」という想いから、当社が2018年4月より推進する社員有志の社会貢献活動です。非営利活動組織(NPO)へのマーケティング・リサーチ技術支援を中心に社会課題の解決などを支援しており、今回はこの取り組みの第2弾です。
※Goodmill Webページ:https://www.macromill.com/company/sustainability/goodmill.html
Goodmillは、「リサーチで、世の中をもっと良くできる」という想いから、当社が2018年4月より推進する社員有志の社会貢献活動です。非営利活動組織(NPO)へのマーケティング・リサーチ技術支援を中心に社会課題の解決などを支援しており、今回はこの取り組みの第2弾です。
※Goodmill Webページ:https://www.macromill.com/company/sustainability/goodmill.html
■調査実施の背景
昨今、多様な働き方やダイバーシティなどが注目され、ビジネスパーソンが所属組織を越えた活動を通じ、ビジネススキルやヒューマンスキルを向上させるといった「越境活動」に注目する企業や団体が増えています。国内外の社会課題の現場とビジネスパーソンをつなぐことで、社会課題解決とリーダー育成の両方を実現することを目指すクロスフィールズは、『企業や団体は「どのようなリーダーを育成したいか」「どの要素を伸ばしたいか」によって最適な越境活動を見極めて使い分ける時代(「越境 4.0」)に入った。しかし昨今の越境活動は、種類が幅広く多岐に渡るため、得られるスキルによって選び分けることが難しい状況にある。』とコメントしています。今回のGoodmillのリサーチ支援ではこれらの課題を可視化すべく、クロスフィールズと協働で調査・分析を行いました。
■調査結果のトピックス
- 経営層の考える“活躍人材に必要なスキル”は、「伝える力」と「問題に気づく力」がトップ2で共に7割超。一方、“経営層”と“一般社員”では必要だと考えるスキルにギャップあり
- 必要とされるスキルが身につきやすい越境活動の種類とは?“伝える力”は「海外支部での駐在」、“問題に気づく力”は「未経験の部署への移動」
- 越境境動を経験した人の約半数が、「自信がついた」「パフォーマンスが上がった」と仕事における変化を実感。また、現在の仕事に対しては、「意欲」や「成長実感」、「帰属意識」が高い
■調査結果
1.経営層の考える“活躍人材に必要なスキル”は、「伝える力」と「問題に気づく力」がトップ2で共に7割超。一方、“経営層”と“一般社員”では必要だと考えるスキルにギャップあり
「社会で活躍する人材のキャリア形成」という視点で、“経営層”はこれからの世の中でどのようなスキルが必要だと考えているのでしょうか。上位は「相手が理解しやすいよう物事を伝える力」72%、「日頃から問題意識を持ち、身の回りの課題や問題に気づく力」71%で、いずれも7割を超えました。
しかし、“経営層”と“一般社員”の間で傾向にはギャップがあることがわかりました。両者のスコアを比較したところ、差が大きかったものは「達成したいゴールを描く力」と「仕事の意義を感じる力」でいずれも21ポイント差、次いで経営層では2位だった「日頃から問題意識を持ち、身の回りの課題や問題に気づく力」で、差は20ポイントでした。
2.必要とされるスキルが身につきやすい越境活動の種類とは?“伝える力”は「海外支部での駐在」、“問題に気づく力”は「未経験の部署への移動」
経営層が必要だと考える “伝える力”と“問題に気づく力”は、どのような越境活動や経験によって身につきやすい傾向があるのでしょうか。実際の活動経験者が、スキルが身についたと実感した活動内容を見ると、“伝える力”には「海外支部での駐在」、“問題に気づく力”には「未経験の部署への移動」「資本関係の有る会社への出向」が、身に付きやすい経験であることがわかりました。
3.越境活動の経験者の約半数が「自信がついた」「パフォーマンスが上がった」と仕事における変化を実感。また、現在の仕事に対しては、「意欲」や「成長実感」、「帰属意識」が高い
ビジネスパーソンの越境活動の経験は、仕事への意識にどのような変化を与えているのでしょうか。越境活動を経験した人に、実際に実感した変化を尋ねたところ、「自分自身への自信がついた」51%、「仕事のパフォーマンスが上がった」45%でした。
また、越境活動経験者の特長を探ると、今の仕事に対する「意欲」や「成長実感」、「帰属意識」などが一般社員と比べて全体的に高いことがわかりました。
当社は、今後も半年に1回を目安に、NPO向けリサーチ支援を実施してまいります。本取り組みを通じて、NPOの活動を支援し社会課題解決に取り組むとともに、「リサーチで、世の中をもっと良くできる」を標榜する当社の社会貢献活動Goodmillの多様な活動を通じて、よりよい社会の実現をサポートします。
以上
■株式会社マクロミルについて
マクロミルは、高品質・スピーディな市場調査を提供する、国内インターネット・マーケティング・リサーチのリーディング・カンパニーです。市場シェアNo.1※の豊富なリサーチ実績とノウハウをもとに、お客様のマーケティング課題解決に向けて最適なソリューションを提供しています。世界19カ国、40以上の拠点を展開しており、世界に誇れる実行力と、時代を変革するテクノロジーを統合し、唯一無二のグローバル・デジタル・リサーチ・カンパニーを目指します。
(※ オンライン・マーケティング・リサーチ市場シェア=マクロミル単体及び電通マクロミルインサイトのオンライン・マーケティングリサーチに係る売上高(2018年12月末時点の12ヶ月換算(LTM)数値÷日本マーケティング・リサーチ協会(JMRA)によって推計された日本のMR業界市場規模・アドホック調査のうちインターネット調査分(2018年度分))(出典:日本マーケティング・リサーチ協会(JMRA)2019年7月1日付第44回経営業務実態調査)
会社概要
資本金:971百万円(2019年6月末時点)
代表者:代表執行役社長 グローバルCEO スコット・アーンスト
本 社:東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー 11F
事業内容:マーケティングリサーチ事業
売上高:44,279百万円(2019年6月期)
U R L:https://www.macromill.com
■NPO 法人クロスフィールズについて
NPO 法人クロスフィールズは、国内外の社会課題の現場とビジネスパーソンをつなぐことで、社会課題解決とリーダー育成の両方を実現することを目指す非営利組織です。社会課題解決の現場に企業の社員が飛び込み、現地のNPO や社会的企業とともに課題解決に取り組む新興国「留職」のほか、国内外の社会課題の現場を「体感」する経営幹部・役職者向けのプログラム「社会課題体感フィールドスタディ」などの事業を展開しています。
法人名:特定非営利活動法人クロスフィールズ(東京都認証)
創業日:2011年5月3日
代表理事:小沼 大地
ウエブサイト:http://crossfields.jp/
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