【レーベンコミュニティ】次世代型解錠ソリューション「Pabbit」を管理物件での導入を推進

～配送業者の再配達削減に向けて～

MIRARTHホールディングス株式会社

2024年10月11日 12時30分

　MIRARTHホールディングス株式会社（本社：東京都千代田区／代表取締役：島田和一）のグループ会社である株式会社レーベンコミュニティ（本社：東京都港区／代表取締役：中愼介）は、同社が管理するマンションにおいて、アイホン株式会社（本社：愛知県名古屋市／代表取締役：鈴木富雄、以下「アイホン」）と株式会社PacPort（本社：東京都千代田区／代表取締役：沈燁（シェン・イエ）、以下「PacPort」）が共同開発した次世代型解錠ソリューション「Pabbit」の導入を推進していくこととなりましたので、お知らせいたします。

導入の背景

　当社グループが管理するマンションをはじめ、各住戸前への置き配は、共用廊下等へ荷物が置かれることとなるため、マンションの管理規約や使用細則によって制限されているのが実情です。しかし現在では、EC市場の増加に伴い、居住者様からの置き配利用を求めるお声が多くなっております。

　こうした状況を鑑み、レーベンコミュニティでは居住者様が安心・安全に「置き配」が利用できる環境を作るため、セキュアなシステムである「Pabbit」の導入を各管理組合様へご提案を進めてまいります。また併せて、「置き配」の実施に向けたルール整備や、解決すべき課題へ対応していくことで、居住者の皆さまに、より便利で快適なマンションライフをお送りいただけるよう尽力してまいります。

「Pabbit」とは

　アイホンの集合住宅向けインターホンシステム「dearis」の集合玄関機に、PacPortのセキュアなクラウドソリューションを搭載した「Pabbit」は、伝票番号や荷物情報等を解錠キーとしてオートロックを解錠し、住戸前まで荷物をお届けすることが可能となる次世代型解錠ソリューションです。

　居住者様が不在の時でも、置き配を指定配送業者へ伝えることで荷物をお届けすることが可能となるため、再配達削減が期待できるソリューションとして不動産業界や物流業界から注目を集めています。

　EC市場が拡大していく現在において、物流2024年問題における輸送力不足や、CO2排出量増加による環境負荷は社会問題となっています。今後「Pabbit」をレーベンコミュニティの既存管理物件への導入提案を推進していくことで、これらの社会問題の解決に貢献するとともに、オートロックマンションにおける「置き配」の選択肢を居住者の皆さまにご提供することで、マンションでの生活利便性の向上に努めます。

「Pabbit」の仕組み

　集合住宅向けインターホンシステム「dearis」に搭載した「Pabbit」は、オートロック付きマンションにおいて、居住者様が不在の時でも、指定配送業者様が荷物の伝票番号を解錠キーとして入館することで、各階・各戸へ荷物の配達が可能になるサービスです。

株式会社レーベンコミュニティとは

　株式会社レーベンコミュニティは、マンションの総合管理や建物修繕・住居内装リフォーム工事、保険代理店業や通所介護事業などを行う、MIRARTHホールディングス株式会社のグループ会社です。近年では、タカラレーベンが販売した物件以外の管理組合様からもお声掛け頂く機会も増え、管理会社変更による受託件数の割合も大きくなっております。